お車代の相場は?葬儀に僧侶にお渡しするお車代について

葬儀に僧侶に来ていただいたら、お布施だけではなくお車代もお渡しするのが一般的です。

そこで気になるのが相場ではないでしょうか。実はお車代は来ていただく距離についても違いがあります。また地域性が関係する場合もあるようです。

ここではお車代の相場だけではなく、お布施やお車代、御膳代などについて、包み方や渡すタイミングについてもご紹介いたします。参考になさってください。

スポンサーリンク

関連のおすすめ記事

航空自衛隊の戦闘機パイロットの年収となるための長い道のり

航空自衛隊に入隊したい、中でも戦闘機のパイロットになりたい人はどのくらいの年収がもらえるのか気になる...

お通夜のお香典の金額の相場と渡す際の注意点

お通夜に参列する場合お香典を準備しますが、いくら包もうかと金額に悩んでしまいます。お香典の金...

義妹の結婚式で色留袖を着る際のポイントと注意点

義妹の結婚式にお呼ばれしたとき、何を着ていこうかと迷ってしまいます。そこでおすすめしたいのが、結...

野球のバットのグリップ交換の手順や注意点について徹底解説

野球のバットについているグリップテープ。そのグリップ交換を自分でやってみようと思っても、巻き方がよく...

面【剣道】のお手入れ方法とは?面の洗い方を紹介します

剣道の面のお手入れはどのようにしたらいいのでしょうか?日頃のお手入れのポイントとは?防具は、...

品出しのバイトとは?女性も活躍している品出しについて

品出しのバイトは女性にはきついのでしょうか?確かに、スーパーの品出しなら牛乳や油など重たいものを上げ...

家遊びで友達と盛り上がる遊び、お金のかからない遊びを紹介

放課後や休日はどのように過ごしていますか?高校生はバイトや部活や勉強でしょうか?実は友達と家...

No Image

袱紗の慶弔両用タイプの使い方。包み方から渡し方までご紹介

袱紗(ふくさ)には慶弔両用タイプがありますが、それぞれ使い方にはマナーがあります。包み方から渡し...

結婚式の断り方は仕事でもいい?欠席の理由や伝え方について

結婚式の断り方にマナーはあるのでしょうか?仕事を理由に結婚式を欠席するときの使え方について紹介します...

合気道と空手、どっちを習わせようか迷ったら

子供に何か習い事をさせようと思った時に、定番のピアノや水泳、英会話も良いですが、身も心も本格的に強く...

合気道と空手の違い!子供に習わせたい時の判断基準と特徴を解説

子供に武術を習わせたいと思っているお母さんの中には、合気道と空手のどちらを習わせたら良いか迷っている...

わかると面白い!相撲の行司の掛け声や意味について

相撲を見ているとお相撲さんの他にも、行司や行司の掛け声に注目が行きます。行司の掛け声には意味...

バスケのチーム名を決める時の決め方ってどうすれば良いの

バスケが好きなもの同士で集まって、新しくチームを作る時に一番に決めなくてはいけないのがチーム名ですよ...

企業見学での質問で参考になる聞くべきことやマナーと注意点

企業を訪問して見学するという就活生も多くいますいよね。そんな就活においての企業見学では、せっ...

年賀状のコメントなしは失礼になるのかどうか【年賀状のマナー】

毎年の年賀状はいつも年末ギリギリになって準備を始めるという方も多いと思います。そこで気になるのが...

スポンサーリンク

葬儀に必要とされるお車代の意味について

大切な人を亡くすと、喪失感や大きな悲しみに包まれますが、お葬式は気持ちが落ち着くまで待ってはくれません。

葬儀の段取りもよく分からなく、戸惑ってしまうという人も多いでしょう。

葬儀は亡くなった人と故人に関わりの深い人とがお別れをする場

日本では一般的な仏式の葬儀では、僧侶が故人の霊を弔うという大切な役割を担います。

僧侶は葬儀などの仏事には欠かせない

そして、葬儀会場に来てくれた僧侶に対し、お布施の他、「お車代」を渡すのがマナーです。

自身で僧侶の送り迎えをする場合や、寺で葬儀をする場合は、お車代は必要ありませんが、ほとんどの場合僧侶自ら足を運ぶことが多いため、往復にかかるタクシー代を目安としてお車代をお渡しすると良いでしょう。

お車代というと、結婚式で遠方から来てくれたゲストに対し、渡すというイメージもありますが、葬儀は急なことなので、こちらから招待する結婚式とは意味合いが全く異なります。

そのため、葬儀では遠方から参列してくれた人に対し、お車代を支払う必要はありません。

代わりに、宿泊場所を確保し、負担するなどお車代以外で何かしら負担するケースもあります。

気になる葬儀にかかるお車代の相場、地域によって違いがある場合も

 

僧侶へ渡す御車代は、どのくらい包むのが正解なのか、考えるほど分からなくなってしまいますよね。

僧侶へ渡すものには、お車代の他に御膳料やお布施などもあるので、まとめて渡してもいいんじゃないかと思ってしまいそうですが、マナーとしてはそれぞれに意味合いがあるので、分けてお渡しするのが正解です。

相場は5千円から1万円。地域によっては独自のルールがあることも

お車代は、お寺から葬儀場までのタクシー代を目安と考えると良いでしょう。

片道2000円強程度の距離なら、往復で5000円包みます。

一般的には、5千円から1万円をお車代としてお渡しするケースが多いようです。

地域によっては、その地域での暗黙のルールや、親族間での取り決めなどが存在する場合もあります。

葬儀場の担当者や、親族の話を聞き、そのルールに習うようにするのがスマートです。

マナー違反にならない葬儀のお車代の書き方

葬儀でのお車代なので、葬儀用の水引きが付いた封筒に入れた方が良いのかと思いがちですが、お車代は無地の白い封筒を使うのがマナーです。

水引きが付いた封筒は、不幸があったところへ宛てる時に使う物です。

水引き封筒でお車代としてしまうと、お寺側に不幸があったということになるのです。

表面に、「お車代」や「御車代」と普通の黒ペンで記入します。

薄墨のペンは使わなくても良いので、注意しましょう。

お車代の他にも葬儀に必要な御膳料やお布施、その相場とは

お布施を僧侶に渡すのは、葬儀だけではなく、お盆や月命日のお参りなどで見聞きしたことがあるという人もいるのではないでしょうか。

私の実家は、仏壇があるいわゆる本家なので、月に一度はお坊さんがお参りに来てくれるのですが、お布施の用意は親がしていたので、お布施の意味や相場などはよく知らないまま大人になってしまいました。お布施は、商品の値段のようにはっきりとした価格がないので、どのくらい包めば良いのか迷ってしまうところですよね。

お布施は、僧侶に対する報酬と受け取ってしまいがちですが、お布施の本来の意味は、供養をしていただいたことに対する感謝の気持ちを表したものです。

お布施は、お寺を守っていくための”寄付”にもなるもの

葬儀におけるお布施の相場は、戒名料も含むため、普通の仏事よりも高めで30万円から100万円となっています。

また、葬儀では、御膳を参列者が共に食べること=精進落としで、故人を偲び、僧侶や親族の労を労うこともあります。

地域や個人の考えにより、会食ではなく折り詰めの食事を配るという場合もあります。

この会食を僧侶が辞退する場合、「御膳料」をして僧侶にお渡しします。

御膳料の相場は、会席料理にかかる金額とほぼ同じで5千円~1万円という人が多いようです。

お車代の相場と同じくらい気になる?渡すタイミングについて

初めて葬儀を進める側になると、初めての事がたくさんありすぎて頭の中が真っ白になってしまうこともありますよね。

僧侶にお渡しするお車代を用意したは良いけれど、いつ、どのように渡したら良いかも分からないという人は多いでしょう。

金銭に関わる物を僧侶に直接手渡しすることはマナー違反

必ず、盆などに封筒を乗せて僧侶に渡しますが、この時、僧侶から見て文字が読める向きで封筒を置くようにします。

適したお盆がない場合は、葬儀場から借りたり、”ふくさ”をお盆の代わりに使うことも出来ます。

無言で渡すのではなく、一言挨拶も忘れずに入れて渡せると良いですね。