お祝いの封筒にのりづけは必要か?ご祝儀袋のマナーをご紹介

お祝いの封筒、ご祝儀袋にお金を入れたら、のりづけをするべきなのか?迷ったことありませんか?

ご祝儀袋に中袋がついている場合、基本的にはのりづけは必要ありません。しかしのりづけをしたほうが良いと考えられる場合もあります。

また水引が印刷されているご祝儀袋についてはどうなのか?気になりますよね。そこでのりづけがなぜ不要なのか、ご祝儀袋のマナーと合わせてご紹介をいたします。マナー違反にならないように、お祝いをしましょう。

スポンサーリンク

関連のおすすめ記事

卓球の初心者が試合するときにはパニックにならないことが大切

卓球の初心者が試合でよくしてしまうミス、それは慌ててしまうことです。練習のようにできない、相手の強さ...

銭湯でタオルで前を隠す人の割合は?公共浴場に入る時のマナー

銭湯や温泉などの公共浴場に入浴する時、タオルを使って前を隠す人もいます。何も隠さずにそのままの状態で...

No Image

灯油ポンプ仕組みは【サイフォンの原理】仕組みと実験を紹介

手動の灯油ポンプをうまく使うと、灯油を自動で入れることができます。この仕組みは一体どのようになってい...

食事中のゲップはマナー違反!食事中のゲップを予防する方法

食事中にゲップをする人がいますよね。ゲップは生理現象ですから、出てしまうのは仕方がないことでしょう。...

神社のお供え物の順番は?正しい順番と神棚の設置場所・参拝方法

家に神棚を設置しようと思っている、または設置したばかりの人は、お供え物を上げる順番について悩むことも...

遅刻の理由を先に言わない方がいい場合もあるので注意しよう

寝坊して会社に遅刻しそう、取引先との約束の時間に遅刻しそうなど、社会人になっても遅刻してしまうことは...

結婚式の子供のご祝儀の目安。決め方とご祝儀のマナー

結婚式に子供と一緒に出席する場合に悩むのが、ご祝儀はどうしたら良いのか、ということではないでしょうか...

【結婚祝いのマナー】兄弟で結婚式なしの場合のお祝いの相場

兄弟が結婚をするという時には、結婚式を挙げる場合と、結婚式なしという場合があります。その場合には結婚...

縦書きや横書きのときのホチキスの位置とは?止め方を紹介

縦書きと横書き、ホチキスはどの位置に止めるのが正しいのでしょうか?たかがホチキス、されどホチキス。...

No Image

【男性の服装】平服とカジュアルの違い。二次会の正しい服装選び

結婚式の二次会の案内が来た時に悩むのが、どんな服装で行けば良いのだろうかということではないでしょうか...

東京オリンピックのボランティアになるための英語力について解説

東京オリンピックの開催が決まったことで、ボランティアとして参加してみたいと考えた人も多かったでしょう...

本出版のお祝いは何がベスト?本当に喜ばれるお祝いとは

知人や友達、恩師が本を出版したらお祝いは、どの様にしたら良いのでしょうか。なかなかあることではないの...

わかると面白い!相撲の行司の掛け声や意味について

相撲を見ているとお相撲さんの他にも、行司や行司の掛け声に注目が行きます。行司の掛け声には意味...

祝儀の相場・姪や甥の結婚式のご祝儀相場をシーン別に解説

姪や甥の結婚式に出席することになったら、ご祝儀はどのくらいの金額を包めばいいのか気になるものです。一...

品出しのバイトとは?女性も活躍している品出しについて

品出しのバイトは女性にはきついのでしょうか?確かに、スーパーの品出しなら牛乳や油など重たいものを上げ...

スポンサーリンク

お祝いの封筒や中袋、のりづけの必要性について

結婚式などのお祝いを現金で渡すときにはご祝儀袋を用意します。初めてご祝儀袋を使う人なら、お金を入れた後に封をするのかどうか迷うことがあるでしょう。ご祝儀袋でお祝いを頂いたとき、がっつりノリがついていると開けるのに苦労しますよね。気をつけないと中のお金を破損させてしまうこともあります。

ご祝儀袋にもいろいろあり、水引が印刷されている封筒タイプのと、ちょっと高めのご祝儀袋なら水引も立派で中袋もついています。立派なご祝儀袋でも中袋がついていないものもありますよね。

どのタイプのご祝儀袋でも、のりづけは必要ありません

立派なご祝儀袋だと中袋がついていますが、この中袋にものりづけせずにそのまま上包みの中に入れて構いません。中袋がついていない場合は、白い半紙のような紙でお金を包んでから上包みの中に入れるようにしてください。包んだ場合でも、最後にのりでとめずに、包んだだけの状態で上包みの中に入れます。

上包みは上から水引を取り付け、裏面は上下で重なるようになりますが、この部分ものりづけはせずに、重なった部分を水引でとめるようにしてください。

水引が印刷された封筒タイプのご祝儀袋の場合だとのりづけしたくなりますが、一般的にはのりづけしなくても良いとされています。封が開いたまま、渡して構いません。

のりづけした方が良い場合

それは金額が多いときです。たくさんのお札を入れると封が浮いてしまいますので、のりづけをしてとめるようにしましょう。

のりづけをした部分には「封」や「〆」という文字を書き入れます。

結婚式のお祝い!ご祝儀の封筒をのりづけしない理由

結婚式のご祝儀袋の中にお金を入れたら、しっかりとのりづけをして、中のお金が出てしまわないようにしておきたいですよね。ご祝儀袋や中袋もきちんと封をした方がマナー的にも良さそうな気がします。

ですが、結婚式のお祝いの場合はのりづけをしないとされています。結婚式ではたくさんの人からご祝儀を渡され、結婚式会場ではそれを開封して、誰からいくら頂いたかの記録をつける作業があります。

きっちりのりづけをしてしまうと、記録を残す人が大変

多くのお祝いを扱うわけですから、少しでも手間にならないように、のりづけをしないで開けやすい状態にして渡してください。

結婚式のご祝儀袋はふくさに入れて持ち運び、式場で直接手渡す

途中でご祝儀袋が開封されたり、中身が出てしまう心配はありません。

式場での受付がスムーズに行えるように、あえてのりづけはしないという気遣いも必要です。

お祝いのご祝儀の封筒でのりづけする場合とは

結婚式のご祝儀袋はのりづけをしないのが基本ですが、中にはのりづけをした方が良い場合もあります。ご祝儀袋に入れる金額が多い場合は、のりづけをした方が良いでしょう。たくさんのお札を入れると中袋も封が浮いてしまい、中身が出やすくなってしまします。のりづけをすると手間がかかってしまいますが、お金がきちんと渡るように封をしてください。

のりづけをすると封筒を切ったり破いたりする可能性もある

結婚式には縁起が悪いという考えもある

できるだけのりづけをしないようにしたいのなら、ご祝儀袋についている「寿」と書かれたシールを貼るのも良いでしょう。これならご祝儀袋を切ったり破いたりする必要はありませんよね。

お祝いの封筒にお金をいれる際のマナーについて

ご祝儀袋の中に入れるお金にもマナーがあります。結婚式のようなお祝いごとはあらかじめわかっていることですので、お金は新札を用意して入れます。

逆に香典などには新札は使いません。

新札しかない場合はあえて折り目をつけてから用いることがマナーになっています。

ご祝儀袋の中にお金を入れるときにも注意が必要

ご祝儀袋は水引がある方が表面になり、中袋は封をしない方が表面になります。お金の場合は顔が印刷されている方が表面になります。お札の表面がご祝儀袋の表面にくるように入れてください。お札が複数枚ある場合は全てきちんと揃えてから入れます。

また、顔がある方が上にくるように入れます。壱万円といった文字の方を先に中袋の中に入れてください。

上包みの裏側は上下で重なりますが、お祝いの場合は下側が上にくるようにします。逆になってしまうと弔事のときの包み方なので気をつけてくださいね。

ご祝儀を持参する時は袱紗も忘れずに

ご祝儀を持参するときはそのままバッグの中に入れるのではなく、袱紗を使うようにしてください。袱紗はご祝儀袋を扱っているところで購入することができます。社会人なら袱紗も持っていたほうが良いでしょう。

袱紗はお祝いの場合と弔事の場合では向きが違う

お祝いの場合は袱紗を左手でも持ったら右手で開くように使います。お葬式の場合だと逆になり、左側へ開ける形になりますので気をつけるようにしましょう。

袱紗もお祝い用のものとお葬式で使うものと色味が違う

結婚式のようなお祝いなら明るい色が相応しいですが、お葬式には使うことができません。お祝いにも弔事にも両方の場合に使うことができる袱紗がありますので、それを用意すると便利です。

結婚式などでお祝いを贈る際に使うご祝儀袋にも金の入れ方からのりづけまでマナーがあります。知っておくことで相手に失礼になり失敗することもありません。お祝いを渡すときは袱紗も使うようにしてくださいね。