ご祝儀袋を包むふくさはハンカチでもOK?包み方や色について

ご祝儀袋を持ち運ぶ時ふくさに包んでいますか?ふくさを使用する理由を知っているでしょうか?

あまり気にしない方もいらっしゃいますが、年配の方やマナーを気にする方は、ふくさを使っていないとマナー違反だと感じるようです。

ふくさがない場合は無理に用意をしなくても、ハンカチやふろしきで代用が可能です。色や包み方に注意をしてふくさの代わりに使用しましょう。

スポンサーリンク

関連のおすすめ記事

同僚の結婚式の断り方のポイントとご祝儀・二次会の断り方を解説

会社の同僚の結婚式に招待された時、予定が合わずに出席することができない・やむを得ない理由で欠席しなく...

バスケのシュートがゴールに届かない悲劇。足りないものは〇〇

バスケのシュートがゴールに届かない。正確にゴールをうつには、何が必要なのでしょうか?...

卓球のラケットの持ち方!正しい握り方を解説【初心者向け】

卓球のラケットの持ち方は大きく分けて2種類の持ち方があります。卓球初心者にとっては、どちらの方が良い...

スノーボード初心者への教え方!楽しく安全に滑る基本のステップ

スノーボードを初めて滑るという方には、何から教えれば良いのでしょうか?まず、初心者は転倒が多くな...

結婚式に参列する時に持っていく女子のための持ち物リスト

結婚式に招待されて参列する時には、どのような持ち物が必要なのでしょうか?結婚式に行く時には、フォ...

明日ある面接に緊張している人へ。緊張をほぐす方法を紹介します

明日の面接では緊張しすぎて上手くしゃべることができないのでは・・失敗してしまったらどうしよう・・と不...

袱紗には慶弔両用の色があります!袱紗を使用する際の注意点

お祝い事や、お悔やみ事で使用する袱紗。社会人のマナーとして用意をしておくのが良いでしょう。し...

義妹の結婚式で色留袖を着る際のポイントと注意点

義妹の結婚式にお呼ばれしたとき、何を着ていこうかと迷ってしまいます。そこでおすすめしたいのが、結...

腕が細い原因を理解して、正しい方法で筋トレをしましょう

男なのに腕が細いと、なんとか鍛えて腕を太くしたいと考えるのではないでしょうか。しかし、ただな...

ダブルス卓球の動き方とは?ミスを人のせいにしない事が大切

ダブルス卓球の動き方はシングルスとどう違うのでしょうか?ダブルスの上達に欠かせないのは、個人の能力に...

同窓会のはがきが来て欠席したい時の上手い断り方とポイント

同窓会の案内はがきの多くは往復はがきになっており、出席か欠席かを選択して返信しますが、欠席したい場合...

No Image

いとこの結婚式を欠席!欠席連絡のタイミングとご祝儀について

いとこの結婚式に招待されていても、予定が合わない・遠く出席できないなど、結婚式を欠席しなくてはならな...

卓球のラケットの特徴【ペンタイプ】ペンホルダーについて解説

これから卓球を始めようと思ってる人の中には、どんなラケットを選べばいいか悩んでいる人もいるのではない...

バスケとミニバスケの違いとは?中学校で活躍する方法

バスケとミニバスケにはどのような違いがあるのでしょうか?小学生のミニバスから中学校のバスケ部に入ると...

ゴミ出しの時間は朝何時が常識?ゴミ出しの時間帯とルール

ゴミ出しの時間は朝なのはわかっていても、いったい何時から何時までに出すべきなのか、明確な時間がわから...

スポンサーリンク

ご祝儀袋をふくさに包む理由

結婚式で受付をしていると、ふくさにご祝儀袋をしっかりと包んでも運んでいる方と、スーツの内ポケットや鞄の中から生身のご祝儀袋を取り出す方とが二分されるのが、はっきりと目で見て取れます。

「最近の若い子は…。」と年配の方は良く言いますが、ふくさにご祝儀袋を包むか包まないかに年齢はあまり関係ないように思われ、十分お年を召した方でも、そのままの状態でご祝儀袋を手渡す方は多いです。

ふくさというものは昔からあるものではなく、起源は貴重品などが入った大切な入れ物に掛けていた風呂敷だと言われています。

お茶菓子などの贈り物が入った箱を風呂敷に包んで運ぶのも同様で、大切な中身を汚さないように、風呂敷で包んで歩くのがマナーとされていたようです。

このように、大切な入れ物や贈り物を風呂敷に包んで持ち歩く伝統から、ご祝儀袋専用のふくさが誕生し、大切な贈り物であるご祝儀袋を汚さないように、風呂敷ならぬふくさに包んで持ち歩くことが結婚式のマナーとされるようになったわけです。

ご祝儀を包むふくさが用意できない場合はハンカチでもOK

ふくさは、結婚式などの慶事用と、お葬式などの弔事用のものが色やデザインによって異なりますので、社会人になったらどちらにも対応できるよう、2種類用のふくさを意しておくのが望ましいです。しかし、使う機会が少なく、用意するのも手間だという場合には、必ずしもふくさを使用して包まなければいけないという決まりはありませんので、自宅にあるハンカチを代用してふくさにしましょう。

ここで簡単に、ハンカチでご祝儀袋を包む方法について紹介しますね。

ご祝儀袋をハンカチで包む方法

【用意するもの】

  • 明るい色のハンカチ1枚
  • ご祝儀袋
  • ハンカチを留めるための水引(なくてもOK】

【手順】

  1. ハンカチを開いて、ひし形になるようにして正面に置きます。
  2. ハンカチの左側にご祝儀袋を置きましょう。
  3. 左角、上、下の順でハンカチをご祝儀袋に添って折りたたみます。
  4. 最後に、右角を畳みます。パタンパタンと2~3回、最後まで形を整えた状態で折り終えましょう。
  5. 手作りの水引があれば、ハンカチがズレないように留めて完成です。

結婚式は慶事なので、ハンカチは右開きになるようにして包むのがマナーになります。

左開きは、弔事になりますので、注意しましょう。

ご祝儀袋を入れるふくさをハンカチで代用する場合は明るい色を

ふくさの代わりにハンカチを代用する場合には、包み方の他にも、包むハンカチの色が重要になりますので、家にあるテキトウなハンカチで包むのではなく、マナーに合ったハンカチを選んで使うようにして下さい。
すでに、結婚式でふくさ代わりに使うハンカチの色は、明るい色のハンカチというように紹介していますが、慶事は華やかなお祝いごとであることからも、明るい色のハンカチを使うのが適切とされています。

先程もお伝えしたとおり、左開きに包むのは弔事になりますので、ご祝儀袋を取り出す時にもハンカチを開く向きは右側になるように気をつけて、受付前で事前に用意しておくと良いでしょう。

ハンカチで代用できるふくさは紫色でもOK

ふくさの用意が自宅になく、ハンカチも普段から使うことが少ないという方には、慶事用と弔事用のハンカチを兼用で1枚だけ用意しておくことをおすすめします。

慶事には明るい色のふくさ又はハンカチ、弔事には暗く沈んだ色、というように説明をしましたが、実は一つだけ、兼用できる色があります。

濃い「紫」のふくさやハンカチ

紫色は、昔から高貴な色とされており、冠位十二階で最も最上位の色を示しました。

合成着色料などがなかった江戸時代で紫色の染め物を作るには、紫草の根が必要だったのですが、その紫草は大変貴重な植物だったらしく、大量に用意するために費用が沢山かかったことから、高貴な人しか身に着けられない色でした。

こうした伝統があるため、今でも紫色は「高貴」な色とされており、どのような場面で使っても相手に失礼な印象を与えない万能色となっています。

紫色であれば、シーンを問わずに使えること、男女どちらも使えることから、各家庭に1枚あれば、夫婦で兼用して使うことも可能です。
しまっておいたハンカチが見つからない!という時にも1枚あると使えますので、紫色のハンカチは1枚用意しておくことをおすすめします。

ご祝儀袋を入れるふくさの選び方

ふくさにはいろいろなタイプがありますので、自分に合ったものを選ぶのが大切です。
ふくさ代わりにハンカチを使用するのが悪いことだとは言いませんが、結婚式に参加することが増える年齢になったら、毎回ハンカチを代用するよりも、結婚式専用のふくさが合ったほうが便利ですから、手元に用意しておきましょう。

例えば、男性の方であれば、鞄を持たずに手ぶらで結婚式に参加することになるでしょうから、ふくさは簡単に折りたたんで小さくできるタイプのものがおすすめです。
爪や台がついたタイプだと、持ち運びにかさばることもあるので、実際に畳んでみて、コンパクトにまとまるかどうかを確かめてから購入すると良いでしょう。

女性の場合には、多くの方が鞄を持って結婚式に出席することになると思いますので、多少造りがしっかりしたふくさでも鞄の中にきちんと収まりますね。
袋状になっていて、爪や台もついている金封ふくさは、包む時の手間もなく、さっと入れてさっと取り出すことができるので、おすすめ!長財布のような感覚で使うことが出来るので、初めてふくさを使うという方でも扱いやすいです。

購入前に、ふくさが鞄に収まるかどうかのチェックだけは忘れない様にしてくださいね。