会社の同僚の結婚式に招待された時、予定が合わずに出席することができない・やむを得ない理由で欠席しなくてはならない時、どんな断り方をすれば相手に失礼にならないのか気になるものです。
結婚式はお祝いの席。そもそも招待を断ってもいいのかと、頭を悩ませることもあるのではないでしょうか。
ここでは、会社の同僚の結婚式に招待されたときの上手な断り方についてお伝えします。相手に失礼にならないようにお断りをして、トラブルが起こらないようにしましょう。
また、二次会の招待の断り方や、結婚式を欠席する場合のご祝儀についてもお伝えしますので、こちらも是非参考にしてみてください。
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会社の同僚の結婚式に招待されたときの断り方!断ることについて
会社の同僚から結婚式に招待された時には、出席するのが当たり前ですし、招待してもらった側の礼儀でもあります。
しかし、結婚式が行われる日時や場所によっては、出席が難しいことももちろんあります。どうしても休めない仕事と重なってしまったり、家庭の事情だったりで行けない理由があり、やむを得ず出席を断るのであれば、それは仕方のないこと。
決してマナー違反にはなりませんので安心して下さい。
しかし、招待してくれた同僚には、きちんとした説明が必要です。
どうしても欠席せざるを得ない状況の時には、招待状の返信だけではなく、直接同僚にも連絡を入れて、欠席の理由を伝えましょう。
結婚式を断る時には、その理由を曖昧にする、にごして伝えるというのが礼儀だと言われていますが、結婚式に出席できない理由がはっきりとしているのであれば、親しい同僚にはきちんとその理由を伝えるべきだと思います。
相手に欠席の理由とお詫びの気持ちがしっかりと伝われば、同僚もきっと理解してくれるでしょうし、後々大きなドラブルに発展することも避けられます。
この記事では、同僚に失礼がないように、結婚式を欠席するポイントについて詳しく説明していきますので、ぜひ最後まで御覧ください。
同僚の結婚式を断るときは断り方に配慮が必要
それでは、さっそく断り方について考えていきましょう。
結婚式に参加出来ない理由は、人それぞれです。
- 仕事でどうしても都合がつかない
- 身内や先約の結婚式と重なっている
- 不祝儀、法事が重なっている
- 体調の都合(妊娠、持病など)
などの理由であれば、素直に欠席理由を同僚に伝えて説明をしましょう。
これらが理由の場合には、欠席も仕方ないことなので、同僚も納得してくれるはずです。早い段階でわかっているときには、できるだけ早く連絡を入れられると良いですね。
さて、上記が欠席の理由になるのであれば、断り方にもそう困りませんが、理由が別のところにある場合には、断り方に配慮が必要になるかもしれません。
- 親しい仲ではない
- 金銭的に難しい
この2つは、結婚式を欠席する時の理由として、多くあげられるものではないでしょうか。仕事以外で付き合いがない同僚の結婚式に出席する意味が見いだせなかったり、友人の結婚式が続いてご祝儀貧乏になっていたりする方の話は良く聞きます。
しかし、よくある事情であっても、理由をそのまま伝えると、同僚を傷つけてしまうこともあるので注意が必要です。
「嘘」はつきたくないという方もいるかもしれませんが、「嘘も方便」というように、このような時には伝え方に少し工夫が必要です。
「先約がある」「都合がつかない」などの理由を伝えて、詳しい理由は曖昧にしておくのが同僚のためです。
会社の同僚の結婚式に欠席するときの断り方のポイント
同僚の結婚式を欠席するときには、欠席の意向を伝えるだけではいけません。
本来であれば、祝福される立場にある同僚ですので、欠席の連絡には次の言葉も合わせて、連絡をいれるようにしましょう。
結婚式に出席できず残念な気持ち
「本当は結婚式に出席してお祝いがしたかった」「都合がつかず欠席になってしまい残念だ」「晴れ姿をみることが出来ないのが残念」など、結婚式に出席できないことを残念に思う気持ちを伝えましょう。
お祝いの言葉
結婚する同僚に向けて、お祝いのメッセージも忘れないようにしましょう。
「改めて結婚おめでとう」「幸せになってね」など、同僚の幸せを祈る言葉を添えます。本当は結婚式でお祝いをしてほしかったであろう同僚も、直接この言葉が聞くことが出来れば、あなたの祝福の気持ちが伝わるはずです。
最後にもう一度謝る
改めて、欠席になってしまうことを謝罪しましょう。
同僚の結婚式を欠席してしまうことを、本当に申し訳なく思っているという気持ちを、同僚にもしっかり届けてください。
同僚の結婚式を断ったときのご祝儀について
同僚の結婚式を、しっかりとした手順で断ることができたとします。
しかし、これで「結婚式欠席問題は解決!」ということにはなりませんね。
次に考えなければいけないのが、同僚に贈る結婚のお祝いのことです。
結婚式に招待されたのであれば、出席するか欠席するかに関わらず、ご祝儀は用意するというのが一般的なマナーです。
特別仲の良いわけではない友人の結婚式に招待されたのと、会社の同僚から結婚式に招待されたのではわけが違います。
同僚の結婚式は断ったとしても、「結婚おめでとう」の気持ちを込めてご祝儀をお渡しできるように、一般的な相場について正しい知識を身に付けておきましょう。
事前に欠席の連絡をしていた場合
招待状が送られてくる以前、または招待状の返信を欠席にしてお返事をしていた場合には、ご祝儀は通常の半分または3分の1程度包むのが一般的です。
一般的なご祝儀が3万円以上になりますので、この場合には1万円程度包むのが良いでしょう。
仲の良い同僚であれば、金額を増やすか、プレゼントなどを添えると良いでしょう。
出席連絡をしていたのに、欠席になる場合
当初は出席する予定だったのに、後日都合がつかなくなって欠席に変更するような時には、基本的にご祝儀の全額を包んで渡すようにします。
当日になってキャンセルする場合には、全額が礼儀になりますよ。
会社の同僚であれば、断り方がどちらの場合であっても、ご祝儀は用意した方が良いと言えるでしょう。
会社の同僚結婚式・二次会の上手な断り方
結婚式の招待は、披露宴だけではありませんね。
披露宴の招待と一緒に、二次会の招待がある場合には、披露宴の出欠に合わせて、二次会の出欠の返事も必要になります。
披露宴は出席するが、二次会まではちょっと…。
披露宴も二次会も、両方欠席で返事をしたい。
という時にも、やはり同僚にはしっかりと欠席の理由を伝えましょう。
断り方は、披露宴の時と同じです。
きちんとした理由があるのであれば、素直にそのことを伝え、金銭的な問題や気分の問題であれば、理由は曖昧に、「都合が付かない」とだけ伝えるようにしましょう。
披露宴への返事と同様、返事ははできるだけ早くします。
直前になってからの急なキャンセルや変更は、新郎新婦だけではなく二次会の会場や幹事の方にも迷惑を掛けることになりますので、注意が必要です。
招待を断るのは悪いことではありません。
正しい断り方で、お互いに気持ちの良いやり取りができると良いですね。