運動するなら、効果を最大限にする方法で行いたいですよね。
運動って、食前にするべきなのでしょうか?
それとも食後でしょうか?
食前に向いている運動、食後に向いている運動をご紹介いたします。
また、食事を摂ってからどのくらいの時間で身体を維持する栄養素となって体内に吸収されていくのかもご説明いたします。
せっかく運動するのだから、効果的に行いたいですよね。
それでは、食事と運動についてご覧ください。
スポンサーリンク
関連のおすすめ記事
-
東京オリンピックのボランティアになるための英語力について解説
東京オリンピックの開催が決まったことで、ボランティアとして参加してみたいと考えた人も多かったでしょう...
-
結婚式披露宴の時間に間に合う余裕を持った受付到着時間をご紹介
結婚式の披露宴に招待をされたら、余裕を持った到着時間を設定してください。開始時間ギリギリの到着や受付...
-
神棚の掃除はいつまでにやる?年末の大掃除の方法と注意点を解説
年末は家の中の大掃除をしますが、神棚の掃除もその中の一つです。神棚はとても神聖なもの。大掃除をする時...
-
バリ移住でできる仕事やすることのメリットと有利なポイントとは
バリ島に移住して仕事をしたいという人も多いのではないでしょうか。では、バリ島に移住して仕事を...
-
エチケットとマナーの違いは?違いを知ってルールを守った生活を
エチケットとマナーは似たような意味合いで使われることが多い言葉です。でも、この2つの言葉の意味を理解...
-
地鎮祭の服装にジーパンはOK?地鎮祭の服装と流れ・地鎮祭とは
地鎮祭を行う時、どんな服装で出席したら良いのかわからない人もいますよね。地鎮祭に何度も出席する経験が...
-
結婚式に履く靴の素材にスエードはOK?結婚式の靴マナーを解説
結婚式にゲストとして出席するときに考えるのが、洋服や靴などのマナーについてです。結婚式でマナー違...
スポンサーリンク
運動は食前にするべき?それとも食後にするべきか
運動をする時に、食前、食後のどちらで行うべきなのか、わからなくなってしまうことはありませんか?
食後に走るとお腹が痛くなるから食前?いや、でも食前だとお腹が空いて力が出ないから、食後かもしれない…。
自分の経験からやりやすい法を選んでいる方も多いかもしれませんが、実は運動の内容によって、効果的な時間は異なります。しかも、時間を間違えると逆効果になってしまう可能性もあるというので驚きです。
まずは、食前、食後、それぞれに適した運動を知りましょう。
運動には「有酸素運動」と「無酸素運動」があるのはご存知ですか。
有酸素運動は、呼吸を一定に保ちながらおこなうもので、ウォーキング、ランニング、水泳、テニスなどが上げられます。
無酸素運動は、筋トレが主で、力を入れた時に息が止まっるような運動があげられます。
「食前」に行うと効果的な運動は、「有酸素運動」です。
運動することで基礎代謝が上がり、食事で摂取されたエネルギーが消費されやすくなるばかりでなく、空腹で体内のエネルギーが少なくなっているため、体が体脂肪をエネルギーにして、消費します。
「食後」には「無酸素運動」が効果的です。
食後の運動は、脂肪を合成する成分の分泌を抑えてくれるので、食事で摂った炭水化物や脂肪を分解し、体脂肪が溜まりやすくしてくれる効果があるそうです。
このように、運動の内容が、有酸素か無酸素かによって、適した時間が異なります。
日頃から運動をしている人は、運動時間が合っているか確認してみてくださいね。
運動を食後にするメリットと注意点について
はじめに書いた通り、食後の運動でお腹が痛くなってしまったり、なんとなく胃の調子がおかしく感じたりした経験がある方は、多いと思います。
食後の運動は、体に脂肪を蓄積することを防ぐ効果があることから、ダイエット中の人には是非取り入れてほしいのですが、注意点もあります。
食後の運動は、食べた直後には行わないようにしましょう。
腹痛や胃に違和感を感じたことがある人は、おそらく食後、運動までの時間が短かったことが原因だと考えられます。
食べたものが落ち着くまでにはある程度の時間が必要です。
また、食後に上昇する血糖値が安定するまでに1~2時間かかると言われていますので、食後にすぐの運動はしないようにしましょう。
とにかく脂肪を減らしたいのなら運動は食前に
ダイエット目的で運動を取り入れる方には食前の有酸素運動がおすすめです。
はじめにもお話した通り、食前には体の中のエネルギーが消費されてほとんどなくなっているため、その分だけ、運動に必要なエネルギーは脂肪から回されることになります。
脂肪燃焼の量が増え、短期間での成果を期待できるため、ダイエットに向いているというわけです。
それだけではありません。
食前の運動は、食欲を減らす効果が期待できます。
私たちの体内では、食欲を強める成分やホルモンが沢山分泌されているのですが、運動をすることによって、これらが食欲を減退させる方向に働いてくれるらしいのです。
つい暴飲暴食に走ってしまう人も、食前の運動で食べ過ぎを抑えることができるとすれば、好都合ですね。
しかし、食前の運動にはリスクもあります。
体のエネルギーがない状態での運動は、体力的にはきついです。
空腹感のイライラや、エネルギー不足で、モチベーションが下がったり、過度な運動は血糖値のコントロールに良くない影響を及ぼす可能性があるとも言われています。
そのため、長時間の運動は避け、会社帰りのウォーキングや、犬の散歩など、軽い運動を習慣にするのがおすすめです。
また、運動で消費したエネルギーを補充する必要がありますので、運動後にはしっかりとバランスの整った食事を摂りましょう。
食後何分くらいで運動できるのか
食後の無酸素運動は、どのくらいで行えるのでしょうか。
先程したように、食後すぐの激しい運動は、体に何らかの不調が出るおそれがあるのでおすすめしません。
食べたものが消化される時間には個人差がありますが、たいてい30分~1時間程度と言われています。そのため、運動はこれくらいの時間をおいてから行うのが良いでしょう。
もしも運動をしてみて、まだ胃などに不調が感じられる時には、もう少し間隔をあけてみるなど、自分に合った時間を見つけてください。
食後上昇する血糖値の値が落ち着くのが1~2時間と言われていることからも、食後の運動は、食べ終わってから1~2時間位で行うのがベストだと考えられます。
また、運動するタイミングとしておすすめなのが、夕食後です。
遅い時間に食事を摂ると太りやすいと言われているように、昼よりも夜のほうが脂肪を蓄えやすいようです。
働いている人も夜は自宅にいる方が多いと思いますので、夕食後の一番効果の高い時に、ぜひ運動を取り入れてみてください。
食前の空腹時にはエネルギーゼロ。食事がエネルギーになるまで
食事を摂ると、下がっていた血糖値が上昇します。
食べたものは、胃や小腸などで、でんぷんなどに含まれる糖質がブドウ糖に分解され、それが血管の中に入って行きます。血管の中にブドウ糖が入ると、15分程度で血糖値が上昇を始め、1時間くらいを目安にピークに達します。
そこからさらに1時間位経つと、今度は血糖値が下がっていく、ということを繰り返しています。
ブドウ糖はエネルギーとして使われます。
時間が経つと、エネルギーがなくなるので、また食事で補充をする必要がありますね。
食前、食後の運動は、この血糖値の上昇、下降に合わせて行うことで効率が上がります。上手に使い分けて、より効果的な運動をしてみてくださいね。