レストランには二通りあり、ファミリーレストランに代表されるカジュアルなレストランと、ホテルなどにある格式の高い高級なレストランがあります。
ファミリーレストランのようなカジュアルなものでしたら、服装は特に気にせず好きなものを選んで構いません。
しかし、高級なレストランの場合ですとそうもいきません。
そういったレストランには、いわゆるドレスコードがあり、店の雰囲気にそぐわないと判断された場合は、入店を断られてしまいます。
そういったことから、服装には充分に気を配る必要がありますが、それが大学生の場合でしたらどのようにすれば良いのでしょうか。
服装についてのあれこれや、レストランで気をつけるべきマナーなどについてご紹介いたします。
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大学生はレストランにどんな服装で行けば良いのか
普段はあまり利用する機会がないような、大学生には少し高級すぎるレストランだと、さすがに普段着で行くのは気が引けてしまいますよね。かと言って、そもそも高級レストランの中など見る機会もないですから、いったいどのような服装で行くのがベストなのか、せめてレストランでも浮かない服装くらいは知っておきたいところではないでしょうか?
大学生ともなると、ドレスコードのあるクラブイベントなどに参加されたことがある人もいることでしょう。ドレスと付いてはいるものの、たとえば「白い服」や「青いものを身に着けること」など、ごくごく簡単な条件を満たしていれば入場できるという類のイベントもあれば、「〇〇のコスプレ」「〇〇な人同伴」といった、少しハードルの高いイベントもありますよね。
レストランにおけるドレスコードも同じ
とりあえず綺麗めの格好であればOKという場合もあれば、男性だとサンダルやハーフパンツなどのラフな服装だと入店を断られてしまう可能性が高くなるのです。
一番確かなのは、来店前にあらかじめドレスコードがあるかどうかを確認しておくこと
電話でレストランに直接確認するか、有名店であればインターネットで検索することも可能です。
レストランに行く時、大学生のメンズにおすすめな服装はこれ
普段遣いするには高級すぎるレストランとは言え、さすがに大学生の男子が着慣れないスーツ姿でいくのも、逆に目立ってしまいますよね。しかも大学生が持っていると言ったら、就活スーツくらいですし、いくら格式高いレストランでも、それを着て行くのは少し場違いというものです。
大学生が目指すはスマートカジュアル
ドレスコードがあるということは、当然女性もそれなりに綺麗めの服装で来店することになります。店によってはそこまで堅苦しくはなく、ワンピースやカーディガンにスカートと言ったカジュアルに近い服装の女性が多い中で、まだ若い大学生の男性がビシッとスーツ姿でキメてしまうのも、それはそれでお互いに気恥ずかしさを感じてしまうことでしょう。
やりすぎず、かつレストランという場に合うのは、少しだけ上品ながらもカジュアル感を適度に合わせた、スマートカジュアルくらいがちょうど良いかと思います。厳密なドレスコードはとくにないというレストランであれば、ジャケットにボタンダウンシャツと細めのチノパンを合わせただけでも十分かと思います。
レストランで大学生が着る服装で注意するポイント
スマートカジュアルというくらいですから、スマートでなおかつカジュアルテイストなアイテムを合わせることになりますが、これがなかなか難しかったりします。大学生くらいの年齢だと、そもそもスーツ以外のジャケットを持っていなかったり、いつもジーンズばかりを穿いているという人も珍しくはないかと思います。
レストラン側がドレスコードを設定する理由
お客様に落ち着いて食事を楽しんでもらうべく、お店の雰囲気にそぐわない服装の方には来店を遠慮してもらいたいという思いが現れているのでしょう。しかし、まだ普段着と呼べるラフな服装くらいしか持っていない大学生の場合、ドレスコードを意識するあまり、綺麗めを通り越してフォーマル寄りになってしまうと、それはそれで浮いてしまう可能性も。
ドレスコードの裏を読む
たとえば、「ジャケット着用」というドレスコードがあるとして、ただジャケットさえ羽織ればそれ以外はどんな服を合わせても良いと解釈するのは少し違います。ここには、「ジャケットを着用するからには、それなりに綺麗めの服装で来店してくださいね」という、レストラン側の思いが込められているのです。いくらジャケットを着ているからと言っても、派手な柄入りのハーフパンツや、足元がビーチサンダルでは、あまりにもカジュアル感が強すぎると言えるでしょう。
始めてレストランに行くなら、服装以外にもマナーに気を配りましょう
ドレスコードが提示されているほどの高級なレストランに行く場合は、当然前もって予約をしてから行くことになりますよね。しかし通常の飲食店のように、一度予約を入れればあとは当日に出向くだけでOKというお店だけでなく、中には予約後に再度確認の連絡を入れておかないと、なんと一方的に予約がキャンセルされてしまうケースもあるため、そちらも予約時に確認が必要になります。
他にも、初めてのレストランで気をつけるべき点はいくつもあります。
レストランにおける飲食マナーとは
- カトラリー類の扱い方
- 音を立てない
- かぶりつかない
洋食のレストランでは、テーブル上にあらかじめサイズ違いのフォークやナイフが並んでいますが、こちらは外側にあるものから順番に使っていくのが基本です。食事中に手を止める際には、それぞれ両サイドから食器の中央に先端を向けて置いておき、その皿を下げてもらいたい時には、左側の手前の方に揃えた状態で置きましょう。
日本人にとっては、麺類はすすって食べるものだという認識が強いかと思いますので、他の人が大きな音を立てて麺類を食べていたとしても、とくに気になりませんよね。ですが、海外の方たちからすると、音を立てて食事をするという行為自体が食事のマナーに反すると取られてしまうのと同様に、高級レストランにおいても、食事中はなるべく音を立てないというマナーが存在します。
ナイフとフォークを使って食事すること自体に慣れていないと、どうしてもカチャカチャと音を立ててしまいがちですが、なるべく静かに音を立てないように、落ち着いて優雅に食事を楽しめる余裕を持ちたいものです。
レストランで気を付けたいマナー違反
レストランに限らず、外食をする際には普段から覚えておきたいマナーがいくつも存在します。それらを一つ一つ挙げているとキリがないので、とりあえずこれだけは覚えておいて欲しいマナーについて触れておきます。
レストランでの無意識なマナー違反
- 食事中に音を立てて鼻をかむ
- 口にモノを入れたまま喋る
- 主食に手をつけない
- スマートフォンの操作
- 店員さんに対して横柄な態度を取る
上の2つに関しては、傍から見てもお行儀が悪い行為に映るかと思いますが、実は主食であるパンやライスに全く手をつけなかったり、食べかけをほとんど残してしまうのもマナーが悪い行為なのです。
他にも、スマートフォンの操作をしながら食事をしたり、ましてや店員さんに対しての態度が悪かったりするのはもっての外です。
これから社会人になるのにあたり、レストランに行くための服装ばかりを気にするだけでなく、食事中の自身の振る舞い方についても、少し考えてみる必要があるのではないでしょうか?