野球のバットのグリップ交換の手順や注意点について徹底解説

野球のバットについているグリップテープ。そのグリップ交換を自分でやってみようと思っても、巻き方がよくわからないという人も多いのではないでしょうか。

しかし、コツがわかり慣れてくれば、簡単に交換することができるようになります。

今回は野球のバットのグリップ交換のためのテープの巻き方や注意点について説明します。まずは手順について理解しましょう。

また、グリップ交換や頻度、選び方についても説明します。自分に合ったグリップテープを使って、試合でホームランを狙ってみませんか。

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野球のバットのグリップ交換のためのテープの巻き方について

野球のバットに巻くグリップテープですが、金属バットは勿論、木製バットに巻いて使う人も多くいます。

汚れてきたり、グリップがボロボロになってしまったり、また巻き方向を変えたいなどという理由で、グリップ交換するという人もいるでしょう。

野球のバットのグリップ交換をするためには、まずは今ついているグリップテープを取ることからはじめなければなりません。

古いグリップテープが取れたら、新しいテープを巻き付けていきます。

野球のバットのグリップテープの巻き方(右バッターの場合)

  1. テープの先端だけをバットにつけ、左手でテープの左先端を持ちます。右手で長くテープを持ちましょう。左手の親指で押さえながら、テープの上がグリップに平行になるように右巻に1周巻きます。
  2. 次にバットを左手に持って、バットを回すようにしながら、右手で右斜め下にテープを引っ張りながら1~2ミリ程度重なるように巻いていきます。ゆるくならないように、キツく締めがながら巻いていきましょう。
  3. バットのマークがあるところの1cm程度下のところまで、巻いていきます。余った部分をしっかりと持って、バットに対して垂直になるようにハサミでカットしてください。
  4. 最後に、付属されているビニールテープをバットとグリップの両方に均等に掛かるように巻きます。これで完成です。

左打ちの人は、左巻きで巻きましょう。

野球のバットのグリップ交換をする場合に注意すること

野球のバットのグリップ交換をする場合、注意しなければいけない事がいくつかあります。

野球のバットのグリップ交換をするときは、古いテープを綺麗に剥がす

特に革製のテープであれば、長く使っているとしつこく巻き付いているため、取れにくいこともあるでしょう。しかし、必ず綺麗に剥がさなければなりません。なんとしてでも、綺麗に剥がすことが鉄則です。古いブリップテープが残っていると、新しく巻いたグリップテープが均等にな厚みにならず、ボコボコになって握りが悪くなります。また、粘着力が落ちて、剥がれの原因になってしまいます。

綺麗に剥がれない場合や、剥がし跡が残ってしなった場合は、シール剥がしや除光液を使用して、しっかりと剥がしましょう。それでもなかなか剥がれない場合は、ティッシュなどにシールはがし液や除光液を染み込ませて、1時間程度乾かないように放置しておくと剥がしやすくなります。

重ねすぎない

目安としては、1~2ミリ程度重ねることが理想的です。重ねすぎると、グリップテープが剥がれてしまいます。

切れ込みの入っている方から巻く

グリップテープは斜めに切れ込みの入っている方から巻き始めましょう。

左利きか右利きかで巻き方が違う

右打ちの人は右巻きに、左打ちの人は左巻きに巻いてききましょう。握ったときの力の向きが違うので、それにあった向きで巻くことで、グリップ力がアップします。また逆方向に巻くと、力の向きが逆になってしまいます。グリップの剥がれの原因になることもあるでしょう。

バットのグリップ交換の頻度と効果について

野球バットのグリップ交換にはメリットがあります。交換することで、スイングスピードがアップするそうです。

より、打球を遠くに飛ばすためには、スイングスピードも重要な要素になってきます。

ですから、バットのグリップテープ交換は、頻繁に行うべきでしょう。とは言え、毎日交換する人などいません。頻度の目安としては、1ヶ月から2ヶ月程度がオススメです。

新品のグリップテープに変えるだけで、滑らなくなり、バットが振り抜きやすくなるでしょう。

野球のバットのグリップテープの選び方

グリップ交換にふさわしい野球バットのテープとは、どのようなものなのでしょうか。

最近では、バットのグリップテープの種類も多くなっています。各メーカーから販売されていてるため、豊富な種類の中からどのようにして自分にあうグリップテープを見つければよいのかわからないという人もいるでしょう。

厚さで選ぶ

厚さで選ぶことは、とても重要です。グリップテープの目的はグリップ力の向上です。グリップテープの厚さが1ミリ変わると、グリップ周りは6ミリ変わります。厚さによって、フィット感が変わてくるため、スイングスピードも変わってきます。

自分にとって、一番使いやすい厚さになるように、グリップテープの厚さは慎重に選びましょう。

素材で選ぶ

ポリウレタンと天然皮革が主な素材です。
ポリウレタンは、滑り止め効果は高くなるものの、耐久性は皮革には劣ります。一方天然皮革の滑り止め効果はポリウレタンほどないものの、耐久性とフィット感は抜群です。但し、ポリウレタンより値段が高くなります。

色やデザイン、メーカーで選ぶ

高校野球では、黒か茶の2色しか選ぶことはできませんが、練習用や草野球であれば、オシャレな色やデザインの物を取り入れるなど、バットのアクセサリー感覚で選ぶのも良いでしょう。

また、バットと同じメーカーのグリップテープを選ぶという手もあります。メーカーで迷っているのであれば、そのような方法も良いかも知れませんが、特に、同じでなればならないというわけでもありません。メーカーごとに違いはないので、好きな物を選びましょう。

自分合ったグリップテープを使うようにしましょう

野球のバットのグリップ交換は、とても大切です。なぜなら、グリップテープもバットの一部だからです。

力がない場合は、薄めにグリップテープを巻いてください。そうすることでバットに力を伝えやすくなり、バットの返りが速くなります。力のある人は、厚めのテープを巻いてみてください。

練習用には、耐久性の高い皮革のグリップテープがオススメです。試合用には、滑り止め効果が高いポリウレタンのグリップテープが良いでしょう。上手に使い分けましょう。

厚さにこだわりながら、グリップを調整し、振り抜きやすいようにカスタマイズしていきましょう。それこそが、グリップテープの魅力と言えます。