スキーリフトの乗り方!子供でも安全に乗るためのアドバイス

子供と一緒にスキーに行くという時には、お父さんやお母さんがスキーを教えることが多いと思います。
そこで気になるのが、リフトではないでしょうか。
動き続けているリフトに、初心者は焦ってしまいがちです。
初心者でも、リフトに落ち着いて乗るためのアドバイスをご紹介します。
はじめは、親が隣でサポートしながら、コツを掴みましょう。

スポンサーリンク

関連のおすすめ記事

遠方の葬儀に子連れで参列する時の判断基準と子供の服装・マナー

遠方で葬儀が行われるとき、子供を連れて葬儀に参列すること、特に小さい子供を連れて葬儀に参加するのはと...

面【剣道】のお手入れ方法とは?面の洗い方を紹介します

剣道の面のお手入れはどのようにしたらいいのでしょうか?日頃のお手入れのポイントとは?防具は、...

年末年始に帰省でバイトを休む場合の上手な伝え方

アルバイトをしている方で、年末年始は帰省のためにバイトを休みたけど、なかなか休みが言い出しにくいとい...

字が綺麗な女のイメージ。字が綺麗なことにデメリットはない

字が綺麗な女性に対して、マイナスイメージはないと言っていいでしょう。字を綺麗に掛けるというこ...

パーティードレスの選び方。結婚式にNGな色と注意したいマナー

結婚式に招待された時には、どんな色やデザインのパーティードレスを着ようか迷ってしまいます。また、結婚...

サークルに差し入れするなら?初対面ならこの差し入れがおすすめ

サークルに差し入れをする場合は、どんなものを用意したらいいのでしょうか?手作りのものは止めておいたほ...

卓球の初心者が試合するときにはパニックにならないことが大切

卓球の初心者が試合でよくしてしまうミス、それは慌ててしまうことです。練習のようにできない、相手の強さ...

野球とサッカーでは身体能力の差がある?身体能力が高い人の特徴

昔から根強い人気のあるスポーツ、野球とサッカー。子供たちに将来なりたいのは?と聞くと、だいたい野...

テニスラケットの丁度よいグリップサイズの選び方を解説

テニスを始めたばかりの人は、自分に合ったグリップサイズの選び方がいまいち分からないこともあるのではな...

サッカー【パスの蹴り方】基本や注意点と正確なパスのコツ

サッカーのパスの蹴り方にはコツがあります。サッカーは味方にパスをつないでゲームを作っていくことでゴー...

離乳食・11ヶ月頃に食べさせたい手づかみ食べのレシピや注意点

離乳食は順調ですか? 11ヶ月ころになると手づかみで色んな物を食べさせてあげたいですね。手づ...

バスケのシュートの飛距離アップのコツと必要な事について

バスケをやっていて3ポイントシュートが届かない、練習していてもショットの安定性がないといった悩みはあ...

野球の練習メニュー【中学生編】決め方や強くなるためのポイント

野球の練習メニューについて中学生の場合には、どんな練習をするべきか指導者を任されて悩む人は多いです。...

卓球初心者への指導のコツや効果的なおすすめ練習方法について

卓球初心者に指導をすることは簡単ではありません。どんな競技でも初心者はいますが、初心者というのはその...

地鎮祭の服装にジーパンはOK?地鎮祭の服装と流れ・地鎮祭とは

地鎮祭を行う時、どんな服装で出席したら良いのかわからない人もいますよね。地鎮祭に何度も出席する経験が...

スポンサーリンク

スキーのリフトで子供でも失敗しないためにスタッフに声掛け

スキーリフトに慣れていない子供に、スキーリフトの乗り方を教えることももちろん大切ですが、まず一番始めにやっておきたいのが「スタッフへの声かけ」です。

だんだんと迫ってくるスキーリフトは、それに慣れていない子供たちにとっては恐怖でしかありません。
ましてや初めてスキーリフトに乗る時に失敗をしてしまうことは、次の挑戦の妨げになってしまうこともありますので、ここでは絶対に成功させたいです。

スタッフに声を掛けておけば、スキーリフトのスピードをゆっくりにしてくれたり、子供の動作に手を添えてもらうことが出来ます。

スキー場のスタッフは、スキー初心者のお手伝いを日常的にしていて、対応にも慣れています。親切にしてくれる場合がほとんどですので、引け目を感じる必要も全くありません。

「減速をお願いします」「お手伝いをお願いします」と声をかければ、それだけで子供にお手伝いが必要だということはわかってもらえますので、安心して声を掛けてみてくださいね。

子供と一緒にスキーリフトに乗る時の注意点

実際にスキーリフトに乗るときには、一緒に乗る大人の立ち位置も重要になります。
家族でスキーに出かける場合には、慣れるまでは毎回大人と一緒に乗ることで、タイミングやコツもつかみやすくなり、上達が早くなりますよ。

慣れるまでは、手すりがない真ん中に座るのは難しいです。
子供と2人でスキーリフトに乗るときには、必ず子どもをどちらかの端にして、手すりを掴めるように配慮してあげましょう。

スキーリフトの回転の外側に座らせてあげることも大切な配慮の1つです。
外側はスキーリフトの回転が一番遅くなりますので、焦らずに対応ができる位置です。
スタッフも外側に立っていることが多いので、手を借りやすいですね。

スキーリフトに乗る時には、スキー板を平行にしておくことも大切です。
ハの字になったり絡まったままの状態でいると、スキーリフトに板が巻き込まれるような形で転倒してしまいます。スキーリフトが進んでスキー板が浮くまでの間、板は平行を維持しましょう。事前に伝えたり声を掛けたりすることで、子供がスムーズに乗れるようにサポートをします。

リフトに乗る時のストックの持ち方

スキーの板を平行にすることと併せて教えておきたいのがストックの位置です。
ストックは、リフトに巻き込まれることが多く、雪面についたままスキーリフトに乗ろうとする時に起こる現象です。

リフトに乗るときには、親が子供のストックを預かるか、ストックの紐を外して、2本まとめて雪面と平行に持たせるかすると良いでしょう。

最終的な目標は、ストックを手に通したままリフトに乗ること。
乗り降りに慣れてきたら、ストックをあげて、前に突き出すようにするスタイルを教えましょう。

スキーを平行にして、ストックを正しい位置で持っていさえすれば、後はスキーリフトの座面が膝裏に当たって、自然と腰が落ちます。
スキーリフトに上手に乗るコツは、準備だけしたら、何もしないこと。
スキーリフトが来るのを確認して待ちましょう。

スキーリフトに慣れていない子供と一緒に乗るときには、セーフティーバーを有効に使います。

足からスキー板や靴が外れてしまったり、座位が不安定になってしまったりしがちな初心者の子供にとっては、セーフティーバーは安心できる支え。
ぜひ活用してください。

ゴーグル、帽子、手袋などは、脱ぎたくなる気持ちもわかりますが、何かない限りは身に付けたままにし、落下を防ぎましょう。

スキーリフトの安全な降り方

子供がスキーリフトに無事に乗ることができたら、後は降りるだけです。

降りる時にも乗るときと同じ様にスキーの板を平行にし、ストックを前に出して待ちましょう。

スキーの先は、降り口にひっかからないように、先の方を少し上にあげておきます。

降車線の位置にきたら、ゆっくり立ち上がりましょう。
ここで注意したいのが、焦って前に出ようとしないこと。
乗る時と同様、何もしないで待つことが一番ですので、立ち上がった膝の裏をスキーリフトが押し出してくれるのを待ちましょう。

スキーリフトが押してくれた力を利用して、真っ直ぐ前に進みます。
目線は足元ではなく、進行方向に向けます。

慣れるまでは、子どもの脇を抱えて、一緒に降りましょう。
「立つ」「待つ」「前を見る」など、状況に合わせて声を掛けて、子供の行動を促します。

どうしてもスキーリフトが苦手という子供には

子供たちの中には、どうしてもスキーリフト嫌いを克服できない子もいます。
なんとかスキーリフトに乗れるように教えたい親心もわかりますが、無理な練習を強いることで、スキーに行きたがらなくなってしまう場合もあるので、注意しましょう。

スキーリフトに乗らなくても、ゴンドラやベルト式リフト等を使えば、コースまでたどり着くことができます。
小さなスキー場だと、このような設備がない場合もあるので、子供が慣れるまでの間は、設備の整ったスキー場を利用するのも一つの手です。

まずは、子供にスキーの楽しみを知ってもらうことを優先して、スキーリフトに挑戦するのは、ある程度上達した後にしても良いのではないでしょうか。