袱紗には慶弔両用の色があります!袱紗を使用する際の注意点

お祝い事や、お悔やみ事で使用する袱紗。社会人のマナーとして用意をしておくのが良いでしょう。

しかし使用する頻度が少ないことから、慶弔両用を用意している方も多いようです。そこで慶弔両用で使用する際に注意が必要な色や柄について紹介をいたします。

色だけではなく、包み方などにも決まり事がありますので、持参をする前にしっかりと確認をしてくださいね。

スポンサーリンク

関連のおすすめ記事

野球の投手の為のトレーニングの種類とやり方を解説

高校生でも球速150キロというのも珍しくはないでしょう。野球選手はほぼ毎日トレーニングをして...

テニス初心者が練習をするための心がけとルールとマナーについて

テニスの初心者が練習をする前に、覚えて置かなければならないことがあります。それは、ルールとマナー...

銭湯でタオルで前を隠す人の割合は?公共浴場に入る時のマナー

銭湯や温泉などの公共浴場に入浴する時、タオルを使って前を隠す人もいます。何も隠さずにそのままの状態で...

バスケのコツ!ドリブルが上達する初心者がやるべき練習

バスケのドリブルは、初心者にとってはなかなかボールを上手くコントロールすることができずに、難しいと感...

懸垂を行うと筋肉のどこに効果があるのか、詳しく説明します

筋トレの一つである「懸垂」。腕を使うから、腕の筋肉に一番効果があると思っている人も多いでしょう。...

【営業】電話の折り返しのマナーやコツとこないときの対処法とは

営業マンは毎日取引先などへ電話をかけることが多いですが、その際に折り返し電話をかけることも多いですよ...

神社のお供え物の順番は?正しい順番と神棚の設置場所・参拝方法

家に神棚を設置しようと思っている、または設置したばかりの人は、お供え物を上げる順番について悩むことも...

草野球の投手の投げ方のコツと覚えて欲しい球種について解説

職場の草野球チームで投手をすることになると、投げ方についてまず調べて少しでも多く球種を覚えようと思う...

リレーのアンカーとして走るコツや役割、リレーメンバーの決め方

運動会のリレーのアンカーと言えば、クラス一の速い子であり、リレーの最後を飾る言わば花形みたなものです...

結婚式の断り方は仕事でもいい?欠席の理由や伝え方について

結婚式の断り方にマナーはあるのでしょうか?仕事を理由に結婚式を欠席するときの使え方について紹介します...

習字教室を開くには?自宅開業を目指しているあなたへアドバイス

「習字教室を自宅で始めたい」という主婦の方もいるのではないでしょうか。書道教室を開くには何が必要...

サークルに差し入れするなら?初対面ならこの差し入れがおすすめ

サークルに差し入れをする場合は、どんなものを用意したらいいのでしょうか?手作りのものは止めておいたほ...

No Image

袱紗の慶弔両用タイプの使い方。包み方から渡し方までご紹介

袱紗(ふくさ)には慶弔両用タイプがありますが、それぞれ使い方にはマナーがあります。包み方から渡し...

兄弟の結婚祝いはいつ渡す?という疑問を解決!相場も紹介

親族の結婚式、特に兄弟の結婚式は特別な思いがあるのではないでしょうか?もちろん結婚祝いを渡すでしょう...

お祝いの封筒にのりづけは必要か?ご祝儀袋のマナーをご紹介

お祝いの封筒、ご祝儀袋にお金を入れたら、のりづけをするべきなのか?迷ったことありませんか?ご...

スポンサーリンク

慶弔両用で使える袱紗の色

結婚式のお祝いやお葬式の香典を持っていく時に使うのが袱紗です。結婚祝いや香典を裸のまま持っていったりバッグから取り出すのはちょっとみっともないものです。社会人になったらご祝儀や不祝儀といった金封を用意する機会も多くなるので、合わせて袱紗も用意しておくと安心です。
金封を持ち運ぶために使う袱紗ですが、これにもマナーがあるのをご存知ですか?

結婚式のような慶事の場合と、お葬式のような弔事に同じ袱紗を使うことはできません。

袱紗には慶事用と弔事用がある

慶事用の袱紗はピンクや赤といった暖色系の色を使っています。お祝いに相応しい明るい色です。
一方の弔事用の袱紗は悲しみの場に相応しい寒色系の色で、青や緑のものが多いです。

お葬式会場に慶事用の明るい袱紗では不釣り合いですよね。マナー違反になりますので気をつけてください。

結婚式用とお葬式用とで袱紗を2つも用意するのは大変になってきます。どちらもそう頻繁にあるものではありません。

慶弔どちらにも使うことのできる袱紗がありますので、初めて袱紗を用意するのなら、慶弔両用の袱紗を選ぶと良いでしょう。
慶弔両用の袱紗は、どちらの場合でも差し支えのない紫色です。紺やグレーでも両用できるものもあります。わかりにくい場合はお店の人に確認してから購入するようにしましょう。

慶弔両用の袱紗、色選びの注意点

袱紗には慶事用と弔事用の2種類がありますが、主に色によって分けられています。慶事用の袱紗は赤やピンクといった明るい色、弔事用の袱紗は青やグレーといった暗い色になります。お葬式の香典を包むのに赤のようなめでたい色の袱紗では相応しくないですよね。

お祝いごとは暖色系、不幸には寒色系の袱紗とおぼえておくと良いでしょう。

袱紗を1つも持っていない人は慶事用と弔事用とでふくさを2つも用意するのは大変だと思います。その場合は紫色を袱紗がおすすめです。紫色の袱紗は慶事にも弔事にも使うことができます。また性別に関係なく使える色なので、男性でも女性でも抵抗なく使えるでしょう。

慶弔両用の袱紗を購入する時は、濃い紫色を選ぶ

紫色でも薄紫は慶事用になります。結婚式のようなお祝いごとに使うことはできますが、お葬式には使うことはできません。

紫の袱紗を選ぶときは色味にも気をつけておきましょう。

慶弔両用の袱紗は色以外にも注意が必要

袱紗は主に色で慶事用、弔事用と使い分けますが、他にも気をつけたいところがあります。無地の袱紗なら色を気にかけるだけで大丈夫ですが、袱紗によっては模様が入っているものもあります。この模様にも慶事用、弔事用があります。

お祝いごとに使う慶事用の袱紗には、鶴や亀、鳳凰といった動物の模様が刺繍されているものもあります。縁起物とされている松の刺繍も慶事用になります。特に高級な袱紗に多いようです。これらの刺繍がある場合は、地味な色の袱紗であっても慶事用になります。お葬式では使わないように注意してください。

お葬式や法事で使う弔事用の袱紗に模様がある場合は、蓮や菊といった仏花が刺繍されています。お葬式のイメージが強くなりますので、間違えても結婚式で使うことがないようにしてくださいね。

知っておきたい袱紗の種類

袱紗には1枚の布に包んで使うものと、ポケットにはさんで使うタイプの2種類があります。はさむタイプの方が手軽になりますが、自分の使いやすい方を選ぶと良いでしょう。

包むタイプの袱紗は1枚の布、金封を包んで使う

包むとなると面倒に感じるかもしれませんが、金封のサイズに合わせて包みやすい大きさになっています。金封を布の上に乗せたら、布を金封に折りたたんでいくだけです。留め具がついているタイプもあります。留め具があると持ち運んでいる間も崩れることなくて便利です。

はさんで使う袱紗は、本のように片側に向けて開いたら、中のポケットに金封を差し入れて使います。金封袱紗とも呼びます。包むタイプと違って非常に手軽で、持ち運んでいる間も崩れる心配はありません。取り出すときも簡単ですし、取り出した後にふくさをたたむ必要もありません。

正式な袱紗となると包むタイプの袱紗になりますが、慶弔両用には「はさむタイプ」の袱紗が一般的になります。

袱紗は慶弔両用でも包み方には違いがあります

袱紗はまた、慶事と弔事では包み方が違ってきます。

慶事の袱紗

  1. 包むタイプの袱紗の場合は、留め具の爪がある方を右側にして袱紗を広げます。
  2. 中央に金封を置いたら、1番最初に左の端を中央に向けて折り、次に上を中央に向けて折ります。
  3. 下の部分を折ったら、最後に右側の爪のある部分を折って金封を包み、爪を留めてください。

挟むタイプの袱紗の場合は、右開きになるように使います。

弔事の袱紗

  1. 包むタイプの袱紗は、慶事のときとは反対にして、爪が左にくるようにして袱紗を広げてください。
  2. 金封を置いたら、最初に右側を中央に向けて折り、次に下を中央に向けて折りったら上を折ってください。
  3. 最後に左を中央に向けて折ったら、爪を留めます。

挟むタイプの場合も慶事と逆に使い、左開きになるように使います。

袱紗は色や模様によって慶事用、弔事用と分けられています。これから袱紗を用意するのなら慶弔両用できる紫色の袱紗で、模様が入っていない無地が良いでしょう。袱紗の使い方も慶弔で違いがありますので気をつけてくださいね。