卓球の初心者が試合でよくしてしまうミス、それは慌ててしまうことです。練習のようにできない、相手の強さに動揺してしまう、そう思ってしまうのは仕方のないことかもしれません。
しかし、初心者だからと甘んじていてはいつまでたっても上達はしないでしょう。試合でいつも通りに卓球を行うための心構えとは?
練習をしているときこそ、試合を意識して行わなくてはいけません。初心者から中級者になるポイントを紹介します。
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卓球の初心者が試合をする前に覚えておきたいルール
誰にでも初めてのときはあるものです。
でも、初めてのときはとても緊張してしまうものですよね。
まずはじめに、卓球の初心者さんが知っておきたい基本的なルールについてご紹介します。
卓球は、5セットマッチ3セット先取です。先に3セット取ったほうの勝ちです。
1セットは11点先取です。以前は21点でしたが、ルールが改正になり今の11点先取制に変わっています。
お互い10点で並んだときは、デュースとなり先に2ポイント取った方が勝利します。
サーブとレシーブは2本ずつ交代します。セットが変わったら、サーブとレシーブを交代します。
サーブをミスしてしまうと、失点となってしまうのでサーブは確実に決めたいところですね。サービスミスでもやり直しできるのは、ネットにあたって相手のコートに入った場合のみです。
あとはボールが台の角(エッジ)にあたった場合は自分の得点になります。ボールが角にあたって得点した場合は、相手にすいませんと一声かけるのが卓球でのマナーとされています。
ラリー中にネットにあたって、相手のコートに入った場合は、そのままプレーを続行します。先程同様、ネットインになった場合もすみませんと一声かけるのが、卓球のマナーです。
いかがですか?試合のイメージが浮かんできたでしょうか?
卓球初心者さんには、ぜひ押さえておいていただきたいルールです。
卓球初心者の試合でよくあること
先程は基本的な卓球のルールをご紹介しましたが、ここでは卓球初心者さんにありがちなミスパターンをご紹介します。
高めの甘いボールが来ると、球種に関係なく力を込めて強打してアウトになる人を見かけることがありますが、あれはNGです。
11点先取の卓球において、失点は致命的です。
球種を見極め、的確に相手に返していくことが大切です。
またドライブを打たれ、そのボールをそのままの勢いで返してアウトになるのも初心者にありがちなミスです。
打たれたドライブをせっかくラケットに当てる事が出来るのであれば、そこは冷静にブロックするのが得策です。
無駄な失点を避けるのが試合に勝つコツの大きな要因となります。
次に繋がる卓球の試合をしましょう
試合中、劣勢が続くと、どうしても心に乱れが生じてしまうものです。
気持ちを切り替えることは難しいかもしれませんが、ピンチをうまく乗り越えることで次に繋がる試合となるようにしたいものです。
たとえ負けたとしても次に繋がる試合にするために
時には開き直りも大切
相手の得点が続くと、弱気な気持ちになるのは当然です。しかし、弱気な姿勢のままではいけません。劣勢なときほど、強気で攻めることが大切です。
このゲームは勝てないと開き直り、胸を借りるくらいの気持ちで相手からの攻撃に対峙しよう。
ここで気をつけてほしいのが、「強気で攻める」と「すべてのボールを強打する」ことがイコールではないことです。
ブロックをするなら、ラケット位置を高く保ち強気でブロックするなどポジティブに試合に向き合いましょう。
ポジティブな試合をすることで、あなたの腕も精神面も磨かれていきます。
卓球の初心者が試合で落ち着く方法
初めての試合で緊張してしまうのは仕方がないことです。
しかし卓球の試合では、落ち着いたプレーをすることがとても大切です。
なぜなら、落ち着いた心理状態でいないと、普段できることもできなくなってしまう恐れがあるためです。
実際に、初めての試合で頭が真っ白になってしまい、気がついたら負けていたという経験をしたことがある人も多いでしょう。
落ち着いたプレーをできないと、打てそうもないボールを決めに行ってしまったり、簡単なミスを続けてしまうなど、どんどん自滅していってしまいます。
技術的な問題ももちろんありますが、イージーミスに関しては、実際に落ち着いていないことが原因の場合がとても多いものです。
試合中に自分がいつもと同じようにプレーできないと感じたときには、相手からのボールをしっかりと観察して打つことに集中すべきです。
ボールを見極めることで、ひとつひとつのプレーを丁寧にすることができると、当然ミスも少なくなります。
経験も必要ですが、落ち着いてプレーすることを心がけることも試合で活躍できる大きなポイントとなるのです。
卓球の初心者からなかなか前に進めないときは
一生懸命練習しているし、試合にも少しずつ慣れ、落ち着いて試合もできていたとしても、試合で勝ち続けることはとても難しいことです。
大事な場面でなかなか決められない、なぜか簡単に得点されてしまう事があるなどに当てはまる場合は、次のステップに進むときが来ているのかもしれません。
卓球がなかなか上達しない、壁に当たっていると感じる人には、自己分析がおすすめです。
行っている練習メニューが今の自分に合っているかどうかは、非常に大切です。
自分にとって効果的な練習メニューを知るために自己分析が必要になります。
卓球の練習では、自分の長所と短所を把握することで長所を伸ばし、短所を克服していくことが大切です。思い浮かぶ長所と短所を書きだすことで、自分の課題を見つけ、練習する意味を理解し、意欲を手に入れましょう。
もちろん基本となる正しいフォームの見直しも併せて行うことで、前に進んでいきましょう。