壁倒立ができるようになりたい!
コツをつかんで練習を続ければ、誰でも壁倒立ができるようになります。
ところで『倒立』と『逆立ち』の違いを知っていますか?
逆立ちは感覚さえつかめば誰にでも簡単にすることができますが、倒立はある程度の訓練と筋肉が必要になります。
まずは『肩入れ』の感覚を掴むために壁倒立から始めましょう。
毎日続けると、絶対に壁倒立ができるようになりますよ。
スポンサーリンク
関連のおすすめ記事
-
No Image
ソフトテニスを始めたばかりの人は、前衛のポジションをどう取ればいいのかわからないことが多いのではない...
-
No Image
相撲の座布団を投げる【座布団の舞】投げる理由とその歴史を解説
相撲中継を見ていると、座布団を投げる人たちの映像を目にすることもありますよね。座布団を投げるのは一体...
スポンサーリンク
壁の倒立コツ。足が上がらない原因とは
壁倒立をする時に、なかなか足が上がら無い時の原因は、気持ちです。
壁倒立への恐怖心がありませんか?
恐怖心からへっぴり腰になって、体勢が崩れていることが多いです。
手にきちんと体重がのっていないと、お尻に体重が残ってしまい、足を真上に上げられないのです。
勢いをつけて倒立しようとする方もいますが、恐怖心があるならこの方法はおすすめできません。
スピードのせいで更に恐怖心が高まることでしょう。
倒立は手にしっかりと体重をのせて、重心が手に来るようにしなくてはいけません。
大切なのは、上にあがる力です。
勢いをつける必要はありません。
壁があると後ろに倒れる心配はありませんから、恐怖心を打ち消して、落ち着いて基本の体勢をしっかり体に覚え込ませましょう。
壁倒立ができるようになるコツ。バランス感覚をつかむ!
壁倒立をする時の恐怖心は、逆さまに慣れていないことから来ているのではないでしょうか?
逆さまの状態だとバランスが取れないので、倒れることを想像して、恐怖心に繋がります。
この恐怖心を取り除くためには、慣れるしかありません。
そのためには逆さまにならなくては始まらないのです。
壁があれば後ろに倒れることはありませんから、壁に持たれる状態でも良いので、逆さまの状態に慣れることから始めましょう。
始めのうちは逆さまでいられる状態はほんの僅かかもしれません。
何度も練習して、徐々に時間を長くしましょう。
何度も繰り返すことで、バランス感覚が養われますし、それにつれて恐怖心も薄くなっていくはずです。
継続がもっとも大切になりますから、繰り返し行いましょう。
壁倒立のコツ。手のつき方も重要
壁を使って倒立する時には、体勢が最も重要になります、
その中でも手は、自分の体重をすべてのせることになりますから、とても重要なポイントです。
倒立の時には、手のひらを床につけますよね。
手のひらの下の部分と第一関節までの部分がしっかりと床に着くようにしましょう。
第2関節は緩めて、底から手のひらの真ん中部分までは床から少し浮かせるような感じで床に手を着きます。
倒立をしている時には、手のひらの下部分に1番重心かかります。
この部分に常に重心をのせてバランスをとるように意識しましょう。
前に重心が傾いて倒れそうになってきた時には、指先に力を入れてバランスを取り直します。
前に倒れそうになったときだけ指先に力を込めるのです。
倒立と逆立ちは違う。倒立とは『肩入れ』ができていること
倒立は体操競技では基本中の基本になります。
倒立ではじめに大切なのが「肩入れ」だと言われます。
倒立の姿勢では、手から足までが一直線であることが大切です。
この一直線であることは逆立ちとの違いでもあります。
逆立ちは体がエビ反りのように弓形になっても問題ありません。
もしろ重心をずらしながらバランスをとることで、進むこともできるのです。
肩入れは肩を入れて、倒立の姿勢を正す行為です。
逆立ちのように背中を曲げるのでは無く、肩をしっかりと入れて鉛筆のように一直線になるようにしましょう。
この感覚がわかってくれば、体の締め方や手の微調整で体を止めることが出来るようになるのです。
倒立で止まるのはとても難しそうですが、正しい真っ直ぐな姿勢の倒立が出来れば、無駄な力を使わないので簡単に止めることができるのです。
まずは逆立ちができるように!逆立ちは難しいことだと考えない
倒立の練習のためには、まずは逆立ちが出来なくてはいけません。
先ほどもご紹介しましたが、倒立と逆立ちの違いはその姿勢にあります。
しかし、逆さまだということは同じです。
まずはこの逆さまの状況に慣れて、バランスを取れるようにならなくてはいけません。
そして、手の着き方、肩入れを経て、体を締めることを練習しましょう。
逆立ちが難しいことだと思っていると、なかなか先へ進めません。
基本的には、逆立ちの体勢も、床で手を伸ばしている体勢も同じ姿勢です。
立ったままの状態で、逆立ちしているときのように腕をしっかり伸ばしてみましょう。
力が入っていないことや、背中の反り具合などの体の状態を覚えておきます。
壁に背中を付けて行うと、倒立のときと同じ様な一直線の姿勢になれます。
逆さまの状態でも、今の体の状態を再現できれば、綺麗な倒立が出来るはずなのです。
逆立ちの練習を壁で行う時におすすめの方法
壁倒立を行う時に、どうしても脚を上げることが難しいなら、壁にお腹を向けた状態での逆立ちから練習するのがおすすめです。
壁に背中を向けるように立って、その場でしゃがみます。
両手を肩幅に開いて床に着けて、壁を歩くように足を上へ上げていきます。
恐怖心が強いなら、この状態で逆さまに慣れるのも良いでしょう。
手を壁側へ移動して、足をしっかりと伸ばします。
逆さまの状態でバランスを取れるように練習しましょう。
しっかりと手に重心をのせて、その上に肩、腰、お尻、足と、まっすぐに積み上げるようにします。
逆さまでバランスをとることに慣れたら、壁に背中を向けて倒立の練習をしましょう。
勢いで足を揚げるのではなく、積み木を積み上げるように一つずつのせていくのがおすすめです。
まずは手を付き、しゃがんだ体勢のまま逆立ちしましょう。
まだ足は伸ばしません。
しっかりと肩を入れて、バランスがとれたら、ゆっくりと足を真上に伸ばすのです。
何度も練習すれば、倒立は必ず出来るようになりますよ!