年上の後輩について。
仕事上の立場として上司だけど、年齢的には部下が年上。
この場合、『年上部下』のプライドを傷つけずに仕事を進めるためには、コツが必要となります。
大抵の場合、オールマイティー型の人は出世するので、そもそも年下部下にはなりません。
なにかに秀でているけど、他はダメと言うタイプが多いようです。
ですから、できないことをできるようにしてもらうよりも、できることを最大限にしてもらうほうが、仕事はスムーズに進みやすいでしょう。
『偉そうに』とひがまれることは仕方のないこと。
それも踏まえて、年上の後輩に仕事をスムーズにしてもらうためのコツをご紹介いたします!
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年上の後輩に仕事を教える時に心がけること3つ
年上の後輩に仕事を教える時に心がけることは、3つあります。
これを参考にして、年上の後輩と上手くやっていきましょう。
相手が年上であることを忘れない
仮に仕事に関しては新人だとしても、人生経験は向こうのほうが豊富です。
仕事を教えてもらうと同時に、こちらにも学ぶことはたくさんありますので、そういったことも聞くようにしましょう。
転職してきた人あるあるで、「私が前にやってた仕事のやり方と違う」と言って、こちらの職場のやり方を聞く姿勢になってくれないことがあります。
そんな時は、一度「前の職場ではどのようにしていたのですか?」と聞いて、そのやり方が効率の良いものでしたら、取り入れても良いですし、正直効率の良いものとは言えない時は、「そのやり方もすごく良いんですけど、うちのシステムでは対応出来ないみたいです。済みません」などと言って、新しいやり方に慣れてもらいましょう。
後輩の覚えが悪くても、ミスしても当たり前だと思う
脳の働きも良く、まっさらな状態で仕事を吸収できる若い人と、脳の働きも鈍り、前職などの経験が身についてしまっている年上の人とでは、物覚えの速さやミスの頻度は、明らかに違うことでしょう。
しかし、だからといって、すぐに切ってしまうのはもったいないです。
多少物覚えが悪くても、「年上はそういうものだ」と割り切ってしまいましょう。
ただし、あまりにも目に余るようでしたら、それなりの処置も考えなくてはいけません。
後輩には自分から話しかける
気さくなタイプでしたら、向こうから話しかけてくれる場合もありますが、遠慮して話しかけて来ない場合もあります。
仕事をする上ではコミュニケーションは大切です。
何を話していいかわからない時は、とりあえず天気の話から入りましょう。
そこから、普段に何をしているかや、どういった好みがあるのかなどを聞くことが出来ます。
年上の後輩と仕事をすることに…私が実践した年上部下との仕事の仕方
後輩に前の職場の事を聞く
人によっては、前の職場の話を嫌がる場合もありますから、無理強いは出来ません。
そうではない場合は、前の職場での事を聞いてみると良いでしょう。
そうすれば、年上の後輩が仕事をしやすい環境にするには、どのようにしたら良いのか参考になります。
年上だから、仕事以外のところでは優先してあげる
職場でお菓子をもらってみんなに配ったり、お茶を入れてあげる時など、仕事とは少し離れたところでは、優先してお菓子を選ばせたり、上司の次に年上後輩にお茶を入れるなど、ちょっとしたポイントで敬ってあげましょう。
一見大したことではないように思えても、されると意外と嬉しいものです。
年上の後輩にちょっとした悩みを相談する
仕事では自分のほうが経験豊富でも、恋愛や私生活に関することは、向こうのほうが経験豊富です。
あまりに重い内容でしたら、相手も困ってしまうかも知れませんし、他の人に話されてしまう可能性もあります。
「美味しいごはん屋さんを探している」とか「料理のコツ」など、答えやすくて他の人に話されても問題ない内容にしましょう。
【年上の後輩】仕事の上での立場に違和感を抱かせないために心がけることとは?
「年上の後輩」をよく観察すること
あなた以外の人と話す時に、「上司と話す時」、「異性と話す時」、「お客様と話す時」などの様子を見たり、会話をしている時に、「褒めると喜ぶタイプか」、「どういったジャンルの会話をすると話しが弾むか」なども、頭に入れておくと、年上の後輩がどういった立ち位置にいるのが丁度良いのかを探ることが出来ます。
人によっては、「自分はあくまでも新人なのだから、その立場で考えている」という人や、「職場は新人かも知れないけど、年齢も経験も豊富なのだから、多少は敬ってほしい」といった考えの人もいます。
その人に合わせて、ビジネスライクな態度で接すれば良いのか、フランクな関係が良いのかを見極めましょう。
ただし、相手が求めているからと言って、100%相手に合わせてしまうと、あなたが疲れてしまいますので、ほどほどにしましょう。
年上のパートさんに新入りの年下上司。立場場上だけど職歴が浅い時には?
もし、自分自身が何年もそこの職場で経験を重ねていて、どんな質問にも答えられるのでしたら問題ありませんが、まだ職歴が浅く、すべての質問に答えれれる自信がない時もありますよね。
そんな時は素直に「私も勉強中の身ですので、一緒に勉強させてください」と伝えましょう。
そうすれば、相手から何か質問等があって、わからなかったとしても、「確認しますね」と言って、きちんと確認してから答えれば良いのです。
「自分の方が先輩だから」とか「自分のほうが上司だから」などと思って、あやふやな答えを言ったり、おぼろげな記憶で答えてしまうと、重大なミスにもなりかねません。
自分と相手、それから会社のためにも、きちんとした確認が大切です。
年上部下のトリセツ。できることだけやってもらうという割り切りも必要
なんとか、仕事をスムーズにやってもらうために、あれこれとご機嫌取りに明け暮れていませんか?
ご機嫌を取ることで、年上部下や後輩のモチベーションを上げることも大切ですが、できることだけやってもらうという選択もあります。
計算やパソコンが得意だけど、接客が苦手だったり、逆に接客は得意だけど、デスクワークはミスだらけなんていう人はよくいます。
そういった人でも、なんとか苦手を克服してもらって、オールマイティに活躍してもらいたいものですが、そこを無理させると、お互いにストレスになってしまう時もあります。
「職場の人数の関係上、得意なことだけやってもらう訳にはいかない」という場合は仕方ないですが、他の人達でフォローできるのであれば、その年上部下や後輩の長所を生かしてあげられるような職場作りを目指して行きましょう。