バレーのトスの指の形はどのようにするといいのでしょうか?トスが上手くいかない原因にはどのようなものがあるのでしょう。
トスを成功させるには、指や手首の正しい使い方や狙った方向にだすための準備が必要となります。いったいどのような練習をしたらいいのでしょう。意識しなければいけない事とは。
そんなトスに必要なことについて紹介します。
スポンサーリンク
関連のおすすめ記事
卓球女子にオススメな練習メニューを紹介。卓球の大事な基礎とは
卓球と聞くと地味なイメージを持ってしまう人も少なくないでしょう。ただピンポン球を打っているだけと...
リフティングの技のコツを教えて!色々なリフティングの技のコツ
かっこよくリフティングができる人に憧れている人もいますよね。サッカーのリフティングの技を上達させるに...
職場にいるうるさい人への対処法。相手を変えることはできないけど
職場にいるうるさい人は、どんなことがうるさいと感じますか?仕事のやり方?プライベート自慢?た...
仕事と業務の違いとは?デキる男は業務じゃなくて仕事がデキる!
仕事と業務の違いについて理解はできますか?出社して一日をやり過ごせば、お給料がもらえるということ...
雪でバスが止まると、会社を休む!?遅刻した場合についても紹介
雪が降ってバスも止まると、会社を休んでもいいのでしょうか?公共交通機関がとまってしまうと、通勤が...
部活の合宿費用は侮れない、実施時期に合わせて計画的に貯めよう
子供が入った部活が合宿や遠征がとにかく多く、費用が掛かりすぎて家計を圧迫する、そういったお悩みありま...
テニスのポイントはなぜ0ではなくラブなのかその謎を解明します
全米オープンなどテニスの4大大会の試合をテレビで見ていると、ポイントが0ではなくラブと呼ばれていたり...
スポンサーリンク
バレーのトスの指の使い方
まずは、バレーのトスをする際の基本的な手の位置は、額の前に置きます。そして、親指と人差し指がちょうど三角形になるように両手を開きます。その状態のままで、レシーバーからあがってきたボールを優しく包み込むようにして、ボールをコントロールしながらトスをあげます。上手くボールをコントロールするためには、ボールが手のひらに触れないようにすることがポイントです。
まずは、指の部分だけでボールをキャッチする練習から初めます。指全体でボールを優しく包み込むように形づくるのですが、実際にボールに触れるのは、指の第一関節から第二関節あたりを意識しましょう。
バレーのレシーブはアンダーハンドで行うのが基本ですが、セッターはよりボールコントロールがしやすいように、オーバーハンドでトスをあげるのが基本です。上手くトスをあげるコツは、いかに動いてるボールのコースをすばやく読み、落下点に入るかが重要となります。
ボールを待つ際には常にボールから目を離さないようにしつつも、レシーバーとアタッカーの動きも視界に入れておく必要があります。
バレーのトスは指の力が肝心
バレーのセッターが上手くトスをあげるには、いくらボールの動きをすばやく読むことが出来ても、指の力が足りなければ、思い通りの場所にトスをあげることが出来ません。とくに、右利きの人は左指に、左利きの人は右指に力が入らないと、ボールをしっかりと前に飛ばすことが難しくなるのです。そのためには、指の力を付けるトレーニングを行う必要があります。
指の力をつけるには、腕立て伏せならぬ、指立て伏せが効果的です。もちろん、最初のうちはかなり痛いので、なかなか回数をこなすことが出来ませんが、それも慣れてくるうちに、少しずつ回数をこなせるようになります。ただし、無理は禁物ですので、痛いのを我慢しながらいきなり何回もやるのは避けましょう。
指立て伏せで少しずつ指の筋力がついてきたら、今度は少し重いボールでトスをあげる練習をします。もちろん、誰かに投げてもらったボールをトスするのではなく、基本姿勢でボールを持った状態から自分でトスをあげます。
指の筋力がつくと、コントロールも良くなるだけではなく、不意の突き指も防ぐことが出来ます。
バレーのトスで必要な指の力をつける練習方法
バレーのトスを正確にあげるには、手首と肘のスナップを上手く利用出来なければなりません。床に向けてパスをする練習をすることで、トスをあげるのに必要な手首の動きを覚えることが出来ます。
両手でボールを掴んで指だけで持ち、下に向けます。手首と肘のスナップを効かせて、床に向けてボールを押し出し、戻ってきたボールを受け止めます。真っ直ぐに床に押し出すことが出来ていれば、自然とボールは手の中に戻ってきますので、それが出来ればトスも安定してくるということです。
また、バレーボールよりも重たいバスケットボールを使ってトス練習をすることで、より手首のスナップを効かすことが出来るようになります。今度は床ではなく壁に向き合って立ち、壁めがけてボールを押し出します。上手く手首のスナップを使えるようになったら、頭上へのトス練習をバスケットボールで繰り返します。
バレーのトスとパスの違いとは
バレーのオーバーハンドであげるトスとパスは、一見すると同じようにボールに触れているようにも見えますが、実は大きく違う点があります。
トスの基本姿勢は、額の前で親指と人差し指を使って三角形を作りますが、この時に親指だけを前に突き出してしまうと、トスがブレてしまって打ちやすいボールをあげることが出来ません。アタッカーが打ちやすいボールをあげるには、指だけではなく全身のバネを使ってフワッと押し上げるようなイメージでトスをするのが理想的です。
とくに力は入れずにリラックスした状態でボールを受け止め、あとは膝のクッションを上手く利用すると、空中でボールがいったん止まってから落ちてくる、とても落ちやすいトスになるのです。
上手いセッターは、アタッカーの打点にちょうどトスの頂点(ボールが一瞬止まる位置)がくるようにあげることが出来ますが、まだそのレベルにないセッターは、アタッカーが打つ前にボールが落ちてきてしまったり、タイミングの悪い長めのトスをあげてしまったりするのです。ボールが動いている最中に打つのはとても打ちづらいですし、それはトスではなくパスだと言えます。
バレーのトスを失敗してしまう原因と対処方法
どうしてもトスを上手くあげられないのには、理由があります。
まずは、身体の向きとボールをあげる方向がズレている場合。腕だけで押し出そうとしても、斜めにボールをあげるとどうしても思った場所にトスをあげることが難しくなります。また、どうしても利き手側に力が入りすぎる傾向があるので、左右均等の力加減になるように、意識して練習しましょう。
次に、トスを高くあげたり、遠くまで飛ばせない場合。こちらは原因として筋力不足が考えられます。正確なトスをあげるには、指や腕だけではなく、下半身の筋力アップがカギとなりますので、普段の練習以外にも、自宅でもぜひトレーニングを行ってみてくださいね。
腕立て伏せや、腹筋・背筋を鍛えるだけでも効果はありますし、身体を柔軟にするために就寝前のストレッチを行う習慣をつけると良いでしょう。