私達が小学生の頃や中学生の頃、学校には「用務員さん」と呼ばれる人がいましたよね。
いつも笑顔で挨拶をしてくれて、優しかった記憶があります。
授業中などにも校庭に目を向けると、いつも忙しそうに清掃している用務員さんが見えました。
そんな用務員さんになるには、どのようにしたら良いのでしょうか。
試験や面接などは?
学校の用務員さんになるための就職方法をご紹介します。
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学校の用務員になるには、用務員の定義
学校で働くことを望む方もいると思いますが、学校の用務員になるには、どんなプロセスが必要なのでしょうか。
まず、ここでは学校の用務員の定義をみていきたいと思います。
用務員ですが、「必要に応じて置くことができる職員」という位置づけなようです。
必要に応じてなので、必ず置かなくていけない訳ではありません。必ず置かなくてはいけない教員などの方の呼び名ですが、「必置職員」っと呼ばれています。
用務員の方々ですが、学校教育法施行前の旧制学校では、「給仕」や「小使いさん」と呼ばれていたようです。
用務員と呼ばれるのは、学校教育法が施行された後なようです。
1980年代はその用務員さんですが、学校の用務室で住み込みで働くこともあったようです。現在では殆どの方々が通いながら働いているようです。
学校の用務員になるにはさまざまな働き方がある
先ほどは、用務員の定義、かつては住み込みで働いていたことをみてきました。
学校の用務員になることを考えているのでしたら、様々な方法があるので、下記で説明しておきたいと思います。
基本となるのは、
- 正規採用(終身雇用・定年まで)
- 嘱託採用(任期制雇用・年契約)
- 臨時採用(産休等の代替・1ヶ月単位の契約)
- 派遣会社の派遣用務員
- シルバー人材センター等からの派遣
になります。
正規採用の場合ですが、公立の場合は、まず自治体の用務員の採用枠を目指す必要があります。詳しい情報は各地域の市町村のホームページで確認すると良いと思います。
嘱託採用の場合ですが、採用期間は1年単位になり、試験は作文と面接になる場合が多いようです。
高年齢の方も働けるケースがあるので、65-70歳の方々もトライしてみてはいかがでしょうか。
学校の用務員になるには?用務員の仕事は環境整備
学校の用務員になる方法ですが、基本の5点を上記では触れてきました。
次に、ここでは学校の用務員の仕事内容をみていきたいと思います。
- 学校内や敷地内の整備、掃除
トイレなどは生徒が清掃しますが、来客用のトイレであったり、生徒だけでは気づかない部分については、用務員が清掃します。 - 木や花の手入れ
学校の周辺には色々な木や花が植えられています。生徒が管理する部分もありますが、細かい部分は用務員が管理します。 - ゴミの分別
生徒が出すゴミですが、分別がきちんとされていない場合は、用務員が分別します。 - 警備
不審者学校に侵入しないようにするために、巡回したり、校門などで出入りする人をチェックするのも、用務員の仕事になります。
学校の用務員のおおまかな仕事の流れ
先ほどは、学校の用務員のおおまかな仕事の内容について説明してきました。
次に、ここでは学校の用務員のおおまかな仕事の流れについてみていきたいと思います。
- 勤務時間:7時30分から16時30分(8時間)
- 7時30分からは正門の鍵を開けたり、新聞を取り込んだりします。
- その後は、お茶沸かしと職員室や校長室のポットにお湯を準備します。
職員室の台所の簡単な掃除の時間
この時点で8時ごろになります。この時間帯になると、他の先生方が出勤するので、人数が増える関係で少し仕事がやりづらくなる様子です。
そのせいか、休憩時間が入るようです。
8時30分ごろになると、先生方々が各教室に行ったりするので、仕事を再開します。
職員室のタオルや雑巾の洗濯、花や水やりをします。
毎日ではなくても、トイレ掃除であったり、廊下掃除、玄関掃除も行っているようです。
学校の用務員のやりがいや辛さはどんなこと?
上記では、学校の用務員さんの一日の仕事のおおまかな流れについてみてきました。
最後に、あなたがなりたい学校の用務員さんですが、働いていて、どんなことにやりがいを感じ、辛いと感じるのはどんなことなのでしょうか。
ある方の感想ですが、お花の管理を任されているので、その花が咲いて、学校が花で際立つとやりがいを感じるようです。
花に関して喜びを感じるので、生徒と一緒にお花や他の植物を育てていると、嬉しさや楽しさがこみ上げてくるようです。
種から始まり花に至るので、その過程を生徒と一緒に見守ることができるのは、喜びを共有でき、幸せを感じるようです。
逆に辛さを感じる点ですが、先ほどふれた「花」ですが、学校の行事にあわせて育てる必要があるので、その点は辛さを感じるようです。学校なので、入学式を意識したり、また長期休暇の時も枯れないように注意する必要があります。そのような配慮をかけなくてはいけない点に関しては、土日だけではなく、例えばゴールテンウイークなども、学校に行かなくてはいけないので、学校の用務員として辛さを感じるようです。
どの仕事に関しても、良い点、悪い点があると思います。上記の点も考慮して、学校の用務員になりたいかなりたくないか、決めてみてはいかがでしょうか。