ボールの投げ方がわからない、うまくボールを投げることができない子供に対しての教え方とはどんなことに気をつけたらいいのでしょうか?
では、基本的なボールの投げ方の教え方とはどんなこと?ボールの投げ方の教え方で言ってはいけないこととは?
また、ボールを投げるときの握り方にもポイントがあります。
そこで、ボールの投げ方の教え方で気をつけたいコツや握り方と注意点などについてご紹介致します。
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基本的なボールの投げ方の教え方とは
ボールを投げるという動作は、大人だと自然と行えてしまうので、教え方に苦労するのではないでしょうか?
ボール投げを教える時には、いろいろな場所から投げさせるのでは無く、まずは基本の形を教えるところから始めましょう。
ボールは顔の横や前では無く、耳の後ろ側から投げるようにします。
練習する時には、壁に向かってボールを投げて練習しましょう。
まずは全員が届く位置にラインを引きます。
ラインの上に立ち、基本姿勢から足を一歩前に出すようにして壁に向かってボールを投げます。
跳ね返ったボールを拾いましょう。
壁に当たれば合格です。
クリアしたら一歩後ろに下がって、同じ様に壁に向かってボールを投げましょう。これを繰り返します。
スタートの合図を行い、ストップの合図が鳴るまで繰り返し続けます。
練習している間に一人ずつ基本姿勢をチェックして、できるだけ褒めるようにします。
褒められるとやる気になりますよね。
また、足が前に出てない子には、「せーの!」などと声掛けを行いましょう。
難しい場合には、はじめから前後に開いた体勢から投げるように進めるのも良いと思います。
歩幅が狭い子には、「もっと広く!」というアバウトな指示ではなく、「自分の足1つ分前に出しましょう。」とわかりやすく指示します。
ボールの投げ方がわからない子供への教え方は?
ボール投げの練習をする時に、「投げ方がわからない」という子供もいます。
そういう子供を指導する時には、ステップアップ方式で練習しましょう。
ボール投げは、「腕の振り、腰の回転、手首のスナップ、体重移動」の4つの動作が組み合わさった動きです。
これらを2段階に分けて練習しましょう。
始めは腕の振りと腰の回転の練習です。ここからは右利きを想定して話を進めます。
目標に向かって真横を向くように立ち、足を肩幅に開きます。
右手にボールを持ち、左手を目標へ向け180度水平にします。
左手を下げると同時に、右手を上げましょう。この時に体を正面へ向けるようにします。
この動作に慣れたら、次のステップに進みましょう。
先ほどと同じ様に、目標に向かって真横を向くように立ち、足を肩幅に開きます。
ボールを投げる前に、左足を上げ半歩ほど前に足を降ろします。
この時に左足に体重を乗せるようにしましょう。体重移動しながらボールを投げるようにします。
ボールが指から離れる時に、指にボールを引っ掛けるようなイメージで投げましょう。
段階的に行うことで、子供でも習得しやすい練習法です。
ボールの投げ方の教え方で言ってはいけないこととは
ボールの投げ方を子供に教える時には、言ってはいけない言葉があります。
それは「届かせろ!」です。
出来るようになってほしいという思いが強いと、ついつい口をついてしまう言葉ですが、これは控えるようにしましょう。
この言葉をいうと、子供は素直ですから子供は遠くまで飛ばそうと必死になります。
しかし、必死になるあまり基本姿勢が崩れ、山なりなボールを投げるようになってくるのです。
それを続けると悪い癖がついてしまいます。それでは遠くへ投げられるようにはなりません。
距離は少しずつ伸ばせば良いのです。練習は届く距離で行うようにしましょう。
そして、限界点を伸ばせるように、強く投げる練習を行うようにします。
強く投げることが出来るように慣れば、遠くまで投げられるようになっているはずです。距離を広げるのはそれからでも問題ないでしょう。
ボールを投げるときの握り方のポイント
ボールには大きく分けて2種類あります。
それは、野球などの片手で投げる小さなボールと、ドッジボールで使うような大きなボールです。
野球などの小さめなボールを投げるときは、基本はオーバーハンドスロー(上手投げ)です。
速いボールを投げたいなら、親指と人差し指と中指で浅く握るようにして、薬指と小指は添える程度です。
そうすることで手首より先が上手に使えるようになります。
野球ボールの場合には、ボールの縫い目に指をかけて投げると、ボールがよく回転するので伸びのあるストレートが投げられるようになります。
ドッチボールなどに使う大きなボールの場合は、小さなボールとは違い、5本の指すべてと手のひら全体を使います。
体全体の力をボールへしっかりと伝えることが大切です。
キャッチボールの基本となる投げ方の練習とは
キャッチボールをする時には、体の向きが重要です。
踏み出した足のつま先と、軸足のくるぶしは相手に向くようにします。
ボールを投げる時には、グラブを持つ手を相手に向かって前に出します。耳と同じくらいの高さまで肘を上げます。
手の向きは親指が下になるようにし、力は入れないようにします。
肘の高さを維持して、体の回転を使って投げるようにします。
手だけでなげる癖がつかないように、グラブを引くことと体を回転させることを意識して投げるようにしましょう。
投げる時には相手の胸を狙います。
キャッチボールですから、相手の取りやすい場所を狙いましょう。
上手になってきたら、相手の利き手の肩を狙うようにします。
この場所はキャッチしたボールを一番早く持ち替えることが出来る場所だからです。