ポケットチーフは結婚式に必ず必要ではないが購入する価値はある

結婚式に参列する時、ポケットチーフは必要か必要じゃないのか。
スーツを着る男性なら一度は考えたことあるのではないでしょうか。
ポケットチーフが結婚式などフォーマルな装いの時に必要とされているのはなぜなのか、その謎は、ポケットチーフの歴史を紐解くと見えてきそうです。
ポケットチーフは結婚式に参列するなら必ず必要?ポケットチーフがない時は?ポケットチーフの選び方やたたみ方も一緒にご覧ください。

スポンサーリンク

関連のおすすめ記事

画家とイラストレーターの違いを比較。仕事内容や収入まで

絵を描く仕事といえば画家やイラストレーターなどありますが、そこにはどんな違いがあるのでしょう。同...

兄弟の結婚・ご祝儀相場は?結婚式なしのときのご祝儀について

兄弟が結婚することになり、ご祝儀について考えている人もいますよね。特に、結婚式なしの場合はご祝儀をど...

No Image

結婚式の出席を断る時のマナーについて知りたい

結婚式はその人にとって、特別に大事な日ですから、出来るだけ祝福してあげたいですよね。しかし、人に...

バレエの発表会に来てくれた人へのお礼状の書き方について解説

子供の初めてのバレエの発表会。家族だけではなくママ友や幼稚園のお友達も見に来てくれると、子供も親も嬉...

サッカー【パスの蹴り方】基本や注意点と正確なパスのコツ

サッカーのパスの蹴り方にはコツがあります。サッカーは味方にパスをつないでゲームを作っていくことでゴー...

テニス初心者が練習をするための心がけとルールとマナーについて

テニスの初心者が練習をする前に、覚えて置かなければならないことがあります。それは、ルールとマナー...

先勝の結婚式・午後からの結婚式はNG!でも午前中はOKです

結婚式の日取りを決める時、六曜を意識して日取りを決めることがあります。先勝は午後の結婚式がNGと言わ...

銭湯でタオルで前を隠す人の割合は?公共浴場に入る時のマナー

銭湯や温泉などの公共浴場に入浴する時、タオルを使って前を隠す人もいます。何も隠さずにそのままの状態で...

ご祝儀は夫婦別々?連名?夫婦で結婚式に出席・ご祝儀のマナー

知人の結婚式に夫婦で招待された時、ご祝儀は夫婦別々に包むのか、それとも連名で包むのか、知識や経験がな...

ダンスは独学でもプロを目指せる?プロのダンサーになる方法

ダンスは独学でもプロになれる?プロになりたい!という人も多いと思います。独学だとプロにはなれない...

スキー初心者向けのエッジの研ぎ方や頻度について解説します

スキー初心者であっても、エッジを研ぐことによって滑りは変わると言われていますが、研ぎ方がわからない人...

祝儀袋の書き方・連名4人以上でご祝儀を出すときの書き方

連名4人で祝儀袋にご祝儀を包む時、ご祝儀袋の表書きにはどのように記入しているでしょうか。ご祝儀袋の表...

ボクシングのルールの中でもわかりにくいダウンについて徹底解説

テレビなどでボクシングを見ていても、ルールがよくわからないという人も多いと言います。中でも「...

字が綺麗な女は好印象!美文字が与える印象と綺麗な字を書く方法

綺麗な字を書く女性って憧れますよね!字が綺麗だと、なんだかその人の性格や生活も良いイメージがありませ...

ご祝儀袋はふくさでの渡し方がマナー?結婚式での渡し方

結婚式でご祝儀袋を渡す時、ふくさを使った渡し方が一番ベストです。ふくさで包むのには理由があり、よ...

スポンサーリンク

ポケットチーフは結婚式に参列するなら必ず必要?ポケットチーフの必要性とは

普段の生活の中で、スーツにポケットチーフを合わせている男性を見かけることは、まずありませんよね。ポケットチーフといえばやはり、結婚式のようなフォーマルな場限定で見かけるおしゃれな装いだと言えるでしょう。

結婚式にゲストとして招かれたスーツ姿の男性陣は、華やかな女性ゲストと比べると、やはりどうしても地味に収まってしまいがちですので、フォーマルな雰囲気を出すためにも、ポケットチーフの存在は非常に有効ではあります。

しかし、ネクタイやワイシャツとは違って、普段から身に着ける習慣のないポケットチーフに関しては、そもそも結婚式に参列する際には必要なものなのか、必ずしもそうではないのかといったことも、気になるところだと思います。

華やかな雰囲気を高めるポケットチーフ

結論から言えば、ポケットチーフがないからと言って、けっして結婚式におけるマナー違反には当たりません。

ですが、一見するとなんとなく地味になりがちなフォーマルスーツも、ポケットチーフを合わせることで、一気に結婚式にふさわしい華やいだ装いとなるため、おしゃれの一環としてポケットチーフ使いを楽しむのもステキだと思います。

結婚式などフォーマルな装いに必要なポケットチーフ。ポケットチーフが使われるようになった歴史とは

まだ結婚式に参列した経験が少ない男性でしたらなおさら、そもそも結婚式用のスーツすら持ち合わせていないため、普段遣いのスーツにどのようなワイシャツやネクタイを合わせたらフォーマルになるのかと、悩ましいところでしょう。

そこへさらにポケットチーフもとなると、なんとなく気恥ずかしさを感じてしまい、ますますポケットチーフを付けることへのハードルが高くなってしまうのかもしれません。

ポケットチーフの由来とは

このように、日本人には馴染みの薄いポケットチーフですが、元々はヨーロッパ圏の男性がコートの胸ポケットから皮手袋を覗かせていたのがそのはじまりだと言われています。

のちにそれがポケットチーフとして変化し、ポケットチーフを身に着けるために、ジャケットの胸にもポケットがあしらわれるようになったのだとか。

ポケットチーフを身に着ける習慣は、主に富裕層から広まったため、裕福さを表すアイテムとしても使われていたようです。

そのような起源を考えると、日本においてはまだまだ結婚式以外の場においてポケットチーフが根付いていないのも頷けるところではないでしょうか?

ポケットチーフがない時はどうすればいいのか

ポケットチーフは、薄いハンカチのような四角い布を折りたたんで胸ポケットに入れるわけですが、結婚式目前になってポケットチーフが手元にない場合は、さほど使う頻度は高くないポケットチーフをわざわざ買う必要があるのか、もしかしたらハンカチをポケットチーフ代わりにしてもイケるのではないかと考える方もいることでしょう。

ハンカチをポケットチーフ代わりにしても大丈夫?

ポケットからちらっと覗くだけのポケットチーフに、お金をかけたくないという気持ちもよくわかりますし、いちいち買いに行くのも面倒だと感じてもムリはありません。厳密に言えば使い道は違いますが、ポケットチーフをハンカチで代用してもとくに問題はありません。

ただし、ただの白いハンカチや、ましてや柄物のハンカチをただ適当に折って胸ポケットに入れただけでは、それはどう見てもただのハンカチにしか見えませんので、やはりそこは高級感やフォーマル感を意識する必要があります。ポケットチーフの代わりとして使うのでしたら、シルク製の白やシルバーのハンカチを選ばれることをおすすめします。

結婚式に参列するならどんなポケットチーフが必要?ポケットチーフの選び方

昔から結婚式の定番と言えば、黒いスーツに白ネクタイが主流でしたが、時代とともにそれも変化しています。とくに最近の結婚式においては、白いネクタイを身に着けているのは、主に年配の男性陣であることが多く、若い世代の中には「白ネクタイ=おじさん」というイメージができつつあるようです。

しかし、日本においてはまだまだ身に着ける機会の限られているポケットチーフに関しては、結婚式などのフォーマルな場では白もしくはそれに近い色を身に着けるのがマナーとされてます。

実際に店頭で販売されているポケットチーフはまだまだ色のバリエーションも少なく、スーツ販売店においても白がメインで並んでいるところをみると、結婚式以外ではポケットチーフの需要自体が少ないということがよくわかりますよね。

結婚式にゲストとして招かれた男性の中で、スーツにポケットチーフを合わせる方の比率はそこまで高くありませんし、世間的にはよほどおしゃれな男性でない限り、まだまだポケットチーフの存在自体が、さほど重要視されていないということなのでしょう。

そんな中で、あえて白以外のポケットチーフをバランスよく取り入れているケースはレアであり、相当なおしゃれ上級者だと言えるのではないでしょうか?

しかし、フォーマルな場であるということを一番に考えた場合、やはり白もしくは白に近いシルバーなどのポケットチーフを選ぶのが妥当だとも言えます。

結婚式におすすめのポケットチーフのたたみ方

結婚式に出席する際は、絶対にポケットチーフが必要というわけではありませんが、大人のフォーマルマナーとしてぜひ1枚は持っておきたいところです。ポケットチーフを使うからには、たたみ方も覚えておきましょう。

ポケットチーフのたたみ方(初心者向け)

  1. 裏面が上向きになるように広げます。
  2. 上から下に向かって半分の大きさに折りたたみます。
  3. 今度は中心に向かって左右から半分の大きさになるように折ります。
  4. さらにタテに細長くなるように二つ折りします。
  5. 少しだけポケットから覗くくらいの高さになるように下の部分を折り込みます。
  6. ポケットとチーフが平行になるようにしてポケットに入れます。

ポケットチーフのたたみ方(上級者向け)

  1. 裏面を上向きにして、角が上下に来るように広げます。
  2. タテのラインで半分になるように、左半分を右側に重ねます。
  3. 今度は、下から上に向かって半分の大きさに折ります。
  4. もう一度右端の角を持って上の角に重ねて折ります。
  5. 上に三角形の角が3つ集まりますので、それぞれ均等に少しずつ間隔を空けます。
  6. ポケットの高さに合わせて下をの部分を折り込んだ状態でポケットに入れます。

こちらのたたみ方は、結婚式に親族として参列する際などに使われることが多く、ポケットチーフのたたみ方としてはよりフォーマル度が高まります。

ポケットチーフをスマートに使いこなせる大人の男性は、とても魅力的です。必要に合わせてフォーマルスタイルを格上げできるように、ぜひ使い方をマスターしてみてくださいね。