卓球初心者への指導のコツや効果的なおすすめ練習方法について

卓球初心者に指導をすることは簡単ではありません。どんな競技でも初心者はいますが、初心者というのはその説明を理解することだけでも大変なのです。初心者への指導というのは、そこを理解して指導することが大切です。

では、卓球初心者にはどのように指導をするべきなのでしょうか。
ここでは、卓球初心者への指導のコツについて、やる気を出させるための最初の指導や多球練習の効果、下半身の使い方を重視した指導や練習効率がアップする指導法、理解してもらうための説明ができる指導員になることなどお伝えしていきます。

これを読めば、これから初心者に教えるときにわかりやすく教えるコツがわかり、効果的な指導をすることができるでしょう。ぜひ参考にしてみてください。

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卓球初心者へ指導は最初のやる気が大事

中学校の赴任先が変わって新しい赴任先で卓球の顧問を任されることになった場合、卓球初心者にはどのように指導するのが良いのか考えますよね。
また、自分は学生時代に卓球をしていたなど卓球経験者の場合でも、初心者に指導する場合には分かりやすく教えてあげなければいけません。

卓球初心者への指導は「最初」が肝心です。
最初に卓球に対して嫌なイメージを持って嫌いになってしまえば、いくら指導しても何の意味もありません。
まずは卓球に対してやる気を出させることから始めましょう。

卓球に限らず言えることですが、特にスポーツは「やる気」が無ければ何事もうまくいきませんし、成長もしません。
そのためまずはやる気を出させることが大切です。
卓球が楽しいと思えるような工夫を行い、時間をかけてゆっくりと指導しましょう。

卓球初心者に指導をするなら多球練習が効果的

卓球経験者であればお分かりかと思いますが、卓球初心者はラリーを続けることができません。
そのため実践練習を行う際にはまずは「多球練習」から始め、球を打つ「打球感覚」を覚えてもらうことが大切です。

卓球初心者の基本。多球練習とは?

多球練習とはボールを出す人とボールを打つ人の2人で行う練習のことを言い、先生(自分)が生徒に対してボールを打ち生徒がボールを打ち返します。
これを30本~50本ほど繰り返し行います。

多球練習は卓球初心者の基本とも言える大切な練習で、初心者には効果的な練習方法のひとつです。
球出しを続ける先生も大変ですが、そこはグッと堪え生徒のために頑張りましょう!

生徒にもよりますが一般的には2~3ヶ月もすれば、生徒が自分で球出しを行えるようになります。
また多球練習は手首や前腕の使い方にも効果がありますので必ず行うようにしましょう。

卓球初心者には下半身の使い方を重視した指導をするべき

卓球はしっかりと下半身に重心を置けることも大切なポイントとなります。
卓球初心者は下半身の使い方が理解できていませんので、指導する際には下半身を重視した指導も忘れずに行って下さいね。

指導方法

下半身の使い方を指導する上でおさえるべきポイント全部で5つ。

  • 左足を一歩程度前に出す
  • ヘソは対面コートのバッグ側に向くようにする
  • 膝を軽く曲げて重心は下半身に置く
  • ツメ先は床を軽く掴み、両爪先が同じ方向を向くようにする
  • お腹に適度に力を入れる

また、指導をする際には一気に全て伝えるのではなく、ひとつずつ順番に行いながら下半身の使い方を教えるようにしましょう。
下半身がしっかりと使えるようになれば卓球の上達にも繋がりますので、しっかりと正しい使い方を教えるようにしましょう。

初心者でもフォア打ちが出来るようになれば練習効率もアップ

卓球初心者には多球練習が欠かせませんが、多球練習を行う際には「フォア打ち」ができるように教えるのもポイントです。

フォア打ちが出来るようになれば生徒同士での練習も可能となり、先生が部活に遅れたり先生がいない場合でも、生徒同士で練習をさせることができます。
練習効率のアップは卓球の上達には欠かせませんので、多球練習の際にはフォア打ちができるように教えていきましょう。

フォア打ちを覚えさせるためにはリズム良く球を打つことが大切です。
こうすることで「ラケットを大きく振りすぎると次のボールに間に合わない」ということを認識させ、自然とスイングの姿勢を身体に覚えさせることができます。

また、卓球初心者はくる球を打てない場合もあるかもしれませんが、そういった場合でも気にせず次にくる球を打つように指導しましょう。
先生も生徒がミスしても止まることなく球を出し続けて下さいね。

初心者にも理解できるような指導を心がけましょう

これまで卓球初心者に指導する方法についてご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。

初心者は口だけで「こうして」「あれして」と言われても、うまく理解することができません。
例えば、サーブボールに回転をかけることを教える際「切って」と言われても、どう切ればいいのか、または「切る」という意味を理解できていない初心者は、分からず一向にできないのです。
理解してもらうためには「その言葉の意味」や「ボールを回転させるコツ」、「どのようにボールを出したら回転をかけることができるのか」を先生自らが生徒の前で行い、それを生徒に実践させることが大切です。

初心者はこれくらい分かるだろうと思うことも分からない場合が多いです。
また理解できたとしてもそれを実践すると身体が思うように動かないなんて場合もよくあります。
このように、自分が理解しやすいと思っている指導は、初心者にとって理解しやすい指導とは限りません。
指導の際には初心者の気持ちに寄り添って、どう指導するのが最も分かりやすく伝わりやすいのかを考えて指導をすることが大切なのです。