中学生になってから卓球を始めた人の中には、周囲と比べてなかなか自分のテクニックが上達せずに悩んでいる人もいるのではないでしょうか。
中学から卓球を始めた人でも、卓球が上達する練習方法を知りたいという人もいるでしょう。
ここでは、中学から卓球を始めた初心者の人におすすめの、卓球が上達する練習方法についてお伝えします。
自分の卓球テクニックを磨きたいという人は、これからご紹介する内容を参考にして卓球の練習に取り組んでください。
また、一人でもできる練習方法についてもご紹介しますので、一人で行う自主練の参考いして、卓球上達を目指しましょう。
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中学から卓球を始めた初心者の卓球練習方法・フォアとバック
中学から卓球を始めたという人は多いと思いますが、卓球の初心者だとまだフォアハンドとバックハンドを上手に切り替え出来ないことが多いです。でも、初心者を抜け出して中級上級にステップアップするためには、このフォアとバックの切り替えをマスターする必要があります。
フォアとバッグの切り替えを上手くするための初心者にお勧めの練習方法は、とても単純で交互に打ってもらうことです。それをフォアとバックの両方で打ち返していきましょう。
慣れるまではゆっくりした送球で構いませんが、徐々に送球スピードを上げていきます。更に慣れたら、1球ずつ交互に打ってもらっていたのを2球ずつにかえましょう。
この練習方法は単純ですが、卓球の基礎的な動きを身に着けることが出来る大切な練習です。
初心者だと、最初は切り替えが難しいと思います。最初は難しくても、この方法で練習していけば、初心者でもフォアとバックの切り替えに慣れてきます。送球スピードを上げて行けば、切り替えもそのスピードに追いつかなければいけないので、自然と切り替えが上手になっていくはずです。
中学の卓球練習方法・フォアとバックをランダムに
最初にご紹介した練習方法に慣れてきたら、次は最初のフォアとバックの交互練習に、ミドルのボールをドライブで返送する練習を追加するため、ミドルボールをコースを分けて打ってもらいます。
まずはフォア、バック、ミドルに慣れるまで練習します。慣れてきたら、フォア、バック、ミドルをそれぞれ不規則に打ってもらいましょう。
この不規則な送球に対応するためには、どのコースにボールが来ても対応出来るように準備が必要です。段々と勘を掴んで対応出来るようになると思いますが、それも最初の練習をマスターしていなければ、出来ません。
しかし、この不規則な送球に対応出来るようになったら、相手の攻撃に対応する力や判断力が自然と身に付きます。中学生の卓球初心者のうちに身に着けておきたい練習です。
中学の卓球が上達する練習方法・多球練習に取り組む
中学生の卓球初心者が、フォアとバックを身に付けたら今度は打ち返す練習をします。
もちろん、フォアとバックの練習中もただ切り替えれば良いだけでなく打ち返すようにしますが、今度は確実に打ち返すようにします。
ストレートに打ち込んでもらったボールをフォアハンドでクロスに打ち返し、返ってきたボールをバックハンドでストレートに打ち返します。慣れてきたら徐々にスピードアップしましょう。更に慣れたら、コースも不規則にしてもらいます。
フォアとバックを交互に打ち返す練習と似ていますが、最初のフォアとバックの交互練習だと、フォームや確実に打ち返すことは二の次で切り替えをマスターすることが重要でした。この練習は、しっかりと打ち返すことに重点を置いた練習方法です。
確実に打ち返すことが出来なければ、試合に勝てないどころか試合にもなりません。
ここまでの練習方法だとフォームは二の次でしたが、早い送球を確実に打ち返すことを意識すると、フォームの崩れや大きなスイングのままだと、1度打ち返せても次の動作や体勢を立て直すのに時間が掛かって追いつけなくなってしまいます。
この練習方法を行うことで、素早くコンパクトな動きを意識することが出来ます。
どうしたら改善するのかを自分で考えたり、上手い人と自分の違いを考え、色々試してみましょう。そして、体が勝手に動くくらいまで繰り返し練習することが大切です。
卓球のサーブの練習方法
初心者が卓球で勝つにはサーブも大切なので、サーブの練習もしましょう。サーブには、下回転、横回転、ロングサーブなどいくつか種類がありますが、それぞれフォームや打ち方が違うので難易度も違います。
初心者にお勧めのサーブは、下回転サーブです。初心者向けの難易度としてはロングサーブが比較的簡単なので、ロングサーブから練習しても良いですが、下回転サーブを覚えると無回転サーブに応用しやすかったり、相手が打ち返しにくいのでおすすめのサーブです。
打ち方は、トスを上げたら素早く手を引いて、後ろの足に重心を移動します。ボールの下の方を切るように打つので、ラケットは寝かせて持ちます。スイングと一緒に重心を前の足に移動させて、ボールの下の方を切るように手首を使って打ち込みます。
下回転サーブをマスター出来たら、無回転サーブも身に着けるのがお勧めです。無回転サーブ自体はあまり威力はありませんが、サーブに緩急をつけて相手のミスを誘う事が出来ます。
そのためにも、相手に無回転サーブを打つことは悟られてはいけません。サーブはそれぞれフォームが異なっているので、見た目でどんなサーブが来るのかばれてしまいやすいですが、無回転サーブは下回転サーブと似ているので悟られるのを遅く出来ます。
下回転サーブと同じ動作で、ラケットにボールを当てるところを変えます。出来るだけ回転が掛からないように、ラケットの端やグリップに近い部分にボールを当てるようにしましょう。
サーブの練習をするときは、狙ったコースに打ち込めることも大切です。回転数を変えて狙い通りにするのではなく、回転数は変えずに狙い通り打ち込める練習の仕方をしましょう。
一人でもできる卓球の練習方法
中学生の卓球初心者がこっそり練習をして上達したいと思っても、練習相手がいないから練習出来ないと思っていませんか?出来ることは限られてしまいますが、一人でも卓球の練習は出来ます。
初心者が一人でもできる卓球の練習方法は、素振りや壁打ち、筋トレや体力強化で、自宅でも出来ます。
素振りの練習はイメージトレーニングも兼ねています。ただ適当にブンブン素振りをするのではなく、プロや上手い選手の動画を見て素振りをするようにしましょう。鏡の前で素振りをすると、フォームの崩れや自分と上手い選手のフォームの違いにも気づくはずです。
壁打ちの練習は、力加減の調節を覚えるのに役立ちます。壁が相手になるので、力強く打つと大きく跳ね返ってきますし、弱いと跳ね返りも弱くなります。一定の力加減で打てるように練習したり、わざと力加減を変えて足も動かすと良いでしょう。
他には、筋トレをしたり体力強化の走り込みなども一人で出来る練習方法です。卓球の試合では、腰を落とした姿勢をキープしたり素早く送球に追い付かなければならず、体力や筋力も必要になります。技術力も大切ですが、試合で戦い抜く体を作るのも必要です。