友人の結婚式のスピーチを頼まれた時に、どんなスピーチをしようかと頭を悩ませるでしょうが、その他にもお辞儀のタイミングはいつなのか?とわからないことばかりだと思います。
スピーチの時のお辞儀はいつするのか、お辞儀の仕方について紹介します。スピーチは司会の方に名前を呼ばれて席を立つ瞬間から始まっています。
また席を立った時に一礼、マイクの前で一礼、終わってからも一礼などお辞儀をするタイミングが多いのです。
深いお辞儀が必要な場面についても確認しておきましょう。
お辞儀の他にも、結婚式のスピーチには気をつけたいことが色々あります。
使ってはいけない言葉や結婚式のマナーなどご覧ください。
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友人スピーチの時の流れとお辞儀をするタイミング
友人の結婚式でスピーチを頼まれたとなると、その内容もさることながら、そもそもどんな風に振る舞ったら良いのかがわからず、なんともぎこちなくなってしまっている人をよく見かけます。人前でスピーチするのはただでさえ緊張するのに、新郎新婦や親族とは違って、結婚式の当日にぶっつけ本番となるケースが多いため、本番でのスピーチの流れが頭に入っていないことが、より緊張してしまう原因なのでしょう。
とくに緊張してしまうのは、スピーチが始まる前の段階
名前を呼ばれて自分の席を立ってから、スピーチを始めるまでの大まかな流れを抑えておくことで、必要以上に緊張してしまうのを防ぐことができます。
友人へのお祝いスピーチの始め方
司会の方に名前を呼ばれたら、まずは席に座っている状態で周囲へ軽くお辞儀をしてから立ち上がります。ここでもう一度、今度は会場内全体に向かってお辞儀をして、これからスピーチをするのが誰なのかを明確にします。
友人スピーチが終わった後は、親族に対して深いお辞儀を
ここまでなんとか無難にスピーチを終え、大役を済ませた安堵感から、そのままそそくさと席に戻ってしまっては台無しです。
誰に向けてのスピーチであるかを考える
そもそも、友人として結婚式のスピーチを頼まれる間柄であれば、新郎新婦に向けて結婚のお祝いを述べるのは当然のこととして、親族に向けての挨拶があって然るべきなのですが、そこをないがしろにされている方も少なくありません。
スピーチの前後でお辞儀をする際にも、本来であれば新郎新婦よりも、親族や来賓の方々へ向けて、より丁寧に頭を下げるべきとされています。
また、スピーチの後に自分の席に戻った際には、同じテーブルのゲストに向けて軽く一礼することもお忘れなく。
友人スピーチの時のお辞儀の仕方や大事なこと
友人の結婚を祝うスピーチを任されたとなると、どんなことを話そうかという事ばかりが気になり、それ以外の部分がないがしろになりがちですが、本番になって恥ずかしい思いをしないように、スピーチに伴う基本的な所作も覚えておきましょう。
スピーチ成功の秘訣とは
主に接客業の研修などでは、場面に合わせて頭を下げる角度や秒数まで厳密に教え込まれるようですが、結婚式でのスピーチの際に行うお辞儀の角度はだいたい45度です。
直角である90度の半分くらいと考えると、そこまで深く頭を下げる必要はありませんが、お辞儀をする相手のほうに身体を向けて一旦静止してから、上半身をスッと伸ばした状態でそのまま腰を折る形で上体を前に倒し、「いち、に」と頭の中で数えてから、またゆっくりと身体を起こして元の状態に戻します。
友人スピーチでの話し方や注意点
式がプログラム通りに進み、いざ自分の友人スピーチの番が来たら、焦ることなく落ち着いて行動しましょう。
マイクの前に立ってお辞儀が済んだ後も、新郎新婦が立ったままの状態でしたら、スピーチを始める前に着席を促す一言を添えます。
スピーチ自体は新郎新婦に向けてというよりも、会場全体に向けて行うわけですから、あまりに内輪ウケすぎる話は避けたほうが良いでしょう。
丁寧な言葉遣いを心がけるのはもちろんのこと、新郎新婦の人柄が伝わるようなエピソードを盛り込むとさらに良いですね。ただし、あまりにもスピーチが長すぎるのは禁物です。
友人スピーチで使わない方がいい言葉
結婚式というお祝いの場では、スピーチで使うべきではない言葉も存在します。これから始まる結婚生活が末永く続くように、別れや物事の終わりを連想させるような言葉は使うべきではありません。
また、結婚式では言葉を重ねて使うのも避ける風習があるため、うっかり「今後ますますの~」などという言い回しはしないように心がけましょう。
友人スピーチを頼まれたからにはと、新郎新婦との仲の良さを伺わせるようなエピソードを交えるのも良いですが、過去の恋愛についてなどの話は、本人にとってはあまり披露して欲しくないでしょうし、ゲストもあまり良い印象を持たないと思われますので、ふざけ半分で話すのは控えてください。