バドミントンの試合の前、どうしても緊張をして体がカチカチになってしまう人もいるのではないでしょうか。緊張せずに試合当日を迎えたい・落ち着いて試合をしたいと考えることもあることでしょう。
試合の前は緊張してしまうことが当たり前。緊張せずに試合ができる人の方が少ないかもしれません。
ここでは、バトミントンの試合前の緊張を解決する方法についてお伝えします。試合の時に全く緊張しないよりも、緊張している方がモチベーション上がることもあるようです。試合の時の緊張を乗り越え、試合に勝てるように頑張りましょう。
また、メンタルトレーニングができる方法についてもご紹介しますので、そちらも参考にしてみてください。
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バドミントンの試合で緊張するのは当たり前のこと!緊張感が大切
バドミントンに限らず、試合の前に緊張してしまうという人は非常に多いです。
日頃の一生懸命に練習した成果を発揮しようと思えば思うほど、どんどん緊張してしまいます。
それは当たり前のことです。
それだけ試合に真剣に向き合い、心から勝利を手にしたいと思っている証拠です。
緊張しないで挑む方が不自然かもしれません。
そして覚えておいて欲しいのが、緊張することは悪いことではありません。
緊張する気持ちがあるからこそ、試合に勝ちたいという気持ちを維持出来ますし、集中力やモチベーションを高める効果もあります。
全く緊張せずにリラックスしている状態で試合に臨んでも、集中力やモチベーションは下がってしまい、緊張しているときよりもミスが多くなってしまうこともあります。
なので適度な緊張感を持って試合を迎えることは、決して悪いことでも間違っていることでもありません。
しかし、緊張する気持ちが高まると、不安な気持ちを感じたり、思うように体を動かすことが出来なくなり、緊張していることばかりに意識が向いてしまいます。
これもせっかくの練習の成果を活かすには、万全な状態とは言えません。
適度な緊張感は必要ですが、極限状態の緊張はほぐす必要がありますね。
緊張を完全に取り除くことは適していないですし、不可能なことなので、一時的に緊張している気持ちを忘れるようにしましょう。
緊張している気持ちを忘れたり、紛らわす方法は後ほど紹介します。
少しでも緊張する気持ちがほぐれたら、程度の気持ちで大丈夫です。
バドミントンの試合で緊張!試合が開始すれば大丈夫
バドミントンの試合が始まるまでは、ベストを尽くすことが出来るか、果たして勝つことが出来るかなど、いろいろなことを考えてしまい自分自身で緊張を高めていることが多いです。
試合全体を通してみて、最も緊張しているのは試合の前ではないでしょうか。
いざ試合が始まると、緊張している気持ちは徐々に忘れていき、というより緊張している暇がありません。
相手選手と向き合うだけです。
試合が始まってしまえば緊張しなくなるので、試合前のドキドキした緊張感を何とか出来ればという感じです。
試合のことをあれこれ考えて緊張してしまうのなら、難しいですが試合のことを出来るだけ考えないようにしてみましょう。
他にどんなことを考えてみても良いです。
「今日の夜ご飯は何かな?」
「新しく出来たカフェに早く行ってみたいな。」
など試合に全然関係のないことを、ぼーっと考えます。
無理に考えないようにと意識せず、なんとなく頭によぎったことをぼーっと考えてみるだけでOKです。
試合前の緊張をうまく忘れるには
試合前の緊張を少しでも忘れるために、全然試合に関係ないことを考えてみるということを紹介しました。
何かぼーっと考えることが出来ることが浮かばなければ、早く忘れなければと逆に焦ってしまう人もいるでしょう。
そんなときは目に付くことで、緊張を少し忘れてみましょう。
例えば、体育館の観察をしてみます。
バドミントンは屋内で行うので、この方法が試せます。
体育館の天井や壁に、模様に見えるようなシミがあること多いですよね。
そんな一見くだらなく思えることを、一生懸命見つけてみるのです。
シミを見つけることに集中している間は、緊張する気持ちが一瞬だとしても忘れることが出来ます。
もし近くに話し相手がいる環境なら、少しおしゃべりをしてもいいですね。
緊張するという気持ちを共有してもいいですし、関係ない昨日のテレビの話題で盛り上がるのもいいでしょう。
意外かもしれませんが、相手選手の表情を見てみることも効果があります。
きっと緊張している気持ちは、相手選手も同じです。
相手選手にも緊張している様子が見えれば、自分だけが抱いている感情ではないという気持ちになり、少し気持ちが晴れやかになります。
緊張する気持ちをゼロにするのではなく、和らげるくらいの気持ちで過ごしてみましょう。
バドミントンの試合での緊張はメンタルのトレーニングも有効
そもそも、なぜバドミントンの試合の前にこんなにも緊張するのでしょうか。
試合の前は、勝ちたいという気持ちが強くなっているはずです。
この気持ちは意欲的は印象ですが、知らず知らずにプレッシャーやストレスを感じた状態にもなっています。
この緊張状態になると、私達の意思とは関係なくホルモンが分泌し始め、心拍数が増加したり、血圧が上昇していきます。
そして、脳への酸素が不足している状態になってします。
つまり脳に酸素を送ることで、緊張している状態を緩和することが出来るのです。
脳に酸素を送ることが出来るのは血液であり、酸素を多く含んだ血液を脳に送ることが、非常に効果的な方法なのです。
緊張しているときの血中酸素は少ない状態なので、意識的に呼吸をして血中酸素を増やし脳に効率的に送るようにしましょう。
メンタルのトレーニングの方法
呼吸法をマスターすれば、血中酸素を増やすことが出来、緊張状態を緩和することが出来ます。
この方法はバドミントンの試合だけではなく、様々な緊張する場面で活用することが出来ます。
自然と緊張を抑えて体と心の状態が整うので、緊張によるミスを減らす効果や、不安感を必要以上に感じずに済むようになります。
効果的な呼吸法は、非常に簡単に出来るので、試合前にも試してみて下さい。
- 5秒かけて鼻から思い切り空気を吸います。
- 空気を吸い込んだら、5秒息を止めます。
- 次は10秒かけて、ゆっくりと口から息を吐き出します。
口を尖らせるようにして、お腹の中の空気を全て出し切るような気持ちで行います。
この手順を3セット繰り返し行うと、呼吸の乱れや心拍数の増加が緩やかになっていきます。
どうしても緊張がおさまらないときは、呼吸法を上手に取り入れてみましょう。