野球選手にとって不可欠な下半身トレーニングとは【野手編】

野球の選手にとって下半身トレーニングは欠かせないものですが、中でも野手のポジションの選手にはどんなトレーニングが必要なのでしょうか。

内野手の場合は守備についている間は中腰になっているので、その姿勢を維持するための筋力トレーニング、そして外野手はボールを取りに行く時に走ることが多いので走りこみなど、いろいろなメニューが考えられます。

野手の選手が下半身トレーニングによって鍛えるべき筋肉と鍛え方について詳しく説明します。よりよいパフォーマンスを目指してトレーニングをしていきましょう。

スポンサーリンク

関連のおすすめ記事

年上後輩のトリセツ。仕事がどのくらいできるのかを見極める

年上の後輩について。仕事上の立場として上司だけど、年齢的には部下が年上。この場合、『...

アルバイト(飲食系キッチンの場合)面接のポイントや注意点

飲食系のアルバイでは、ホールとキッチンがありますよね。キッチンを希望する場合は、面接で希望を伝えまし...

高校の卒業日の記載は履歴書に必要?学歴についての疑問点

履歴書を書く時、名前や住所などの基本情報の次に筆記が必要となる学歴。高校への入学や卒業日などを書かな...

休学理由は仮面浪人!メリットとデメリット・向いているタイプ

仮面浪人したくて別のことを理由に休学する人も世の中にはいます。実際、仮面浪人することにはどんなメリッ...

コンビニの深夜バイトって、きつい!?その真相について

コンビニの深夜バイトって、昼間よりも来客が少ないみたいだし、結構楽ちんに思われがちですが、現実はかな...

就職は東京より大阪が断然良い理由と住んでみたらわかったこと

就職するなら東京にするか大阪にするか悩んでるという人も多いのではないでしょうか?では、就職す...

ドクターヘリのCSになるには?狭き門への挑戦方法について

テレビで取り上げられているのを見て、ドクターヘリのCSになりたい、と思う人が増えているといいます。...

出張用のスーツケースは1泊でも準備しよう!そのワケと選び方

出張や移動が多いビジネスマンに欠かせないといっても過言ではない、ビジネス用のスーツケース。1...

就活用スーツはスカート丈が勝負?採用されるための選び方とは

就活用のリクルートスーツにはパンツもありますが、スカートの方が良いと言われています。そこで気...

美容師が手荒れでドクターストップになる原因と対処法とは

美容師をしているのに手荒れによってドクターストップになってしまうのは悲しいことですよね。しか...

育成ドラフトとは?育成選手が受ける制約や問題点、選手の本音

育成ドラフトとはどんな制度なのか、あなたは知っていますか?通常のドラフトで指名されるのとは違...

退職後に行う手続きの期限は?退職後に必要な手続きについて

退職後は色々な手続きをする必要があります。行わなければならない手続きの中には、期限が決められているも...

転勤の時期で多いのは?辞令のタイミングや拒否と挨拶のマナー

転勤の時期とは会社によってタイミングが違うかもしれませんが、一般的に多いのはいつなのでしょうか?...

大学中退者の面接対策で受かるコツや知っておきたいこととは

大学を中退していると、就職の面接ではそれが不利になるのではと不安になりますよね。確かに、面接...

タロット占い師になるには?必要なスキルや資格について解説

いつもはタロット占いをしてもらう側だけど、占う側になってみたいと感じることもありますよね。タ...

スポンサーリンク

野球の野手にとって必要な下半身トレーニングとは

野球には主に、投げる、打つ、走るという3つの動きがあります。この3つの運動から見ても特定の筋肉を集中的に使うというものではありません。全身の筋肉をまんべんなく鍛えておく必要があります。しかし、投げると打つに重点をおき上半身ばかり意識されがちな面もあります。
ボールを投げるとき、キャッチするとき、走るときなど、全ての動作において下半身の筋肉がフル活動しています。

下半身の筋肉を鍛えるためにダッシュを繰り返しているだけでは、下半身の筋肉は鍛えられません。まずはメニューを考え、それを継続していくことが必要です。特に続けることが重要です。トレーニングを続けないということはトレーニングしていなかったことと同じになります。

野球の下半身は、太ももを中心に鍛えます。特に、大腿筋、大殿筋の筋肉がしっかり鍛えられていれば機敏に動くことができるようになります。
打った後にすぐに走り始めたり、ボールをキャッチするためにめがけて走り込むなどの力は、すべて下半身の筋肉を使います。

野球の野手の中でも内野手に必要な下半身トレーニングについて

内野手には「腰を低くする」と「機敏なステップワーク 」が特に要求されます。これらの動作のために使う筋肉を鍛える必要があります。

  • 高速サイドステップ
    サイドステップで素早くボールをキャッチする練習になります。左右にボールを転がしてもらい、それをサイドステップを意識してキャッチするということを繰り返してください。この動きは日常生活においてはほぼない動き方なので、あえてトレーニングとしてを取り入れる必要があります。
  • 前後左右のステップワーク
    6マーカーを用意します。それを並べて、マーカーのポジションに来た時にキャッチングの構えをします。このとき、腰が高くならないことを意識しながら行ってください。時計回り、反時計回りの両方実施すると良いでしょう。

下半身、特に太ももに効くトレーニングです。腰を低くするためのトレーニングでもあるので、つらくなって腰が上がってきてしまったら腰の位置を意識してください。

野球の野手にとって筋力アップのためのベストな下半身トレーニングの頻度とは

トレーニングはむやみにやれば良いというものではありません。筋肉は疲労させた後にしっかり休息と栄養補給を入れ、継続的に行うことによって初めて筋肉がつきます。
また、疲れていたり時間がないときに無理やりやっても続かないものです。自分の生活の中でトレーニングにどれくらい時間を作れるか、ということをまず考え、それからメニューを作りましょう。

トレーニング日を週2日と決めたのなら、トレーニング日から2日は間を空けて、しっかりと身体を回復させてから取り組むようにしてください。筋力を高めていくには、トレーニングは最低でも週に2回は必要と思ってください。

筋力トレーニングは必ず正しい方法で行ってください。最初はフォームを身につけることに集中し、その後はフォームを崩さずにトレーニングに打ち込みます。
筋力を強化することは、ケガから守るためにも必要です。日々の努力が他の選手と差をつけていきます。

野手に限らず、野球選手には下半身トレーニングとして走ることも大切

野球のポジションに関わらず、野球選手にとって「ランニング」はとても大切な基本のトレーニングです。ランニングは瞬発力とスタミナをつける効果があります。

ランニングで瞬発力をつけるには、短距離を全力で走ることで鍛えます。これは、動きを速くするための筋肉でもある速筋線維に影響を与えます。例えば、10メートル、20メートル、30メートルの短いダッシュ走を重ねてください。

スタミナをつけるには長距離走を行ってください。筋肉の遅筋線維にかかわってきます。投手の場合はスタミナが切れてしまうと肘が下がったり、体重移動が難しくなってスピードが落ちたりコントロールができなくなってしまいます。

他にも、短距離を全力で走ったあと、ゆっくりとしたジョギングで戻り、再び走るというインターバル走も効果的です。

ランニングの他に、ジャンプ系のトレーニングとウエートトレーニングも必要になってきます。

下半身トレーニングで太ももの裏側も忘れずに鍛えよう

下半身を鍛えるときは太ももの筋肉である大腿四頭筋だけではなく、太ももの裏側にあるハムストリングもしっかり鍛えてください。

太ももの筋肉「大腿四頭筋」はブレーキ筋とも呼ばれており、走るなどの動作をストップするときや踏ん張る役目を果たしている筋肉です。
逆に「ハムストリング」はアクセル筋と呼ばれ、野球においては、走る、跳ぶ、投げる、打つといった動作の際のスピードと強さに関係してきます。

しかし、ハムストリングは鍛えることで大きな効果を感じられますが、炎症を起こしやすい部位でもあります。肉離れや怪我などをしやすいところでもあるので、運動前と後には十分なストレッチを必ず行ってください。しっかりと休ませることも必要です。