消防士の体力試験の評価の目安と試験対策!

消防士になるためには、消防士採用試験を受けて合格しなくてはなりません。

筆記試験や面接の他に体力試験が行われるのですが、体力試験はどういった内容なのでしょうか。また評価の目安とは?

筆記や面接に気を取られて、体力試験を疎かにしてしまってはいけません。
体力試験で満点を取る必要はありませんが、毎日の勉強の合間をぬってトレーニングをすることが大切です。

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消防士の体力試験の内容と評価の目安とは?

消防士になる為には、体力試験を避けては通れません。一体どのような内容で、その評価基準はどのようになっているのかが気になるところですよね。

一般的に行われる体力試験として、握力測定、腕立て、腹筋、長座体前屈、反復横とび、シャトルラン、懸垂などがあげられます。

筋力や柔軟性、瞬発力、持久力などの様々な運動能力を見ているのです。

それぞれどれくらい出来れば合格するかに関しては、その自治体によっても異なりますので具体的な数字をあげることは出来ません。

消防士を目指す人ともなれば、周りはみんな運動能力が高い人が多いでしょう。なるべく上位に入らなくては…と思うかもしれません。しかし、成績の良い人順に採る相対評価では無く、一定の基準をクリアした人を採る相対評価をしている自治体がほとんどです。

その為、あまり無理すること無く自分が出来る範囲で努力すれば良いでしょう。

消防士は、体力がなければやっていけない仕事です。もしもともと運動が苦手ということであれば、仮に合格しても入隊後に自分が大変な思いをすることになるでしょう…。

体力に関しては努力した分だけ力になるものですので、筆記試験や面接対策だけでなく、体力試験の準備もしっかりとしておくことをおすすめします。

消防士の体力試験、腕立て伏せの合格の目安と対策方法は?

体力試験の中にある腕立て伏せの試験方法についてご紹介

こちらも自治体によってやり方は異なるかと思いますが、試験官が一定のリズム(2秒に1回ペース)で笛を吹き、そのタイミングに合わせて腕立て伏せをしていくというのが一般的な方法です。場合によっては、腕を曲げた状態で10秒間キープを指示される可能性もあります。

男性であれば30回以上、女性であれば15回以上は出来るようにしておきましょう。男性で14回以下、女性で8回以下となれば、その時点で不合格が決まってしまう可能性もありますので、しっかりと練習をしておくことをおすすめします。

中途半端な腕立て伏せは1回とみなされません。きちんと床にアゴをつけて1回とカウントされます。その為、普段の練習から正しい姿勢で腕立て伏せをするように心がけてください。

腕立て伏せが苦手でなかなか目標回数に届かないという場合は、最初から目標を高く設定せずに、毎日1回ずつでも良いので回数を増やしていくようにしましょう。

消防士になるために体力試験が一つの目安になっているのはなぜ?

筆記試験に合格した場合は、体力試験に進むことが出来ます。どうして体力試験があるのか?と疑問に思う人もいるかもしれませんが、消防士はそれだけ体力や身体能力が必要な仕事だからです。

消防士は人の命を預かっている仕事であり、そして同時に自分の命をかける仕事でもあります。消防士の体力や身体条件が欠けていた為に、命が助からなかった…なんていうわけにはいかないのです。そのようなことが起こっていたら大変です。

その為、近年では体力試験を重視する自治体も増えてきています。

つい筆記試験や面接対策にばかり目がいってしまって、体力試験対策を怠ってしまう人も多いようですが、合格したいのであればしっかりと準備しておきましょう。

早めに体力試験の内容や合格の基準を確認して、勉強の合間にトレーニングをしてください。早めに体力づくりを始めておけば、試験当日は「努力してきて良かった」と必ず思うはずです。継続は力なり!ですよ。

消防士は体力試験で合格不合格が決まる?

消防士の仕事といえば、火事の現場に行って命をかけながら消火活動を行う…ということを思い浮かべるでしょう。

もちろんそれは消防士の代表的な業務の一つではあるのですが、そればかりが仕事ではありません。他にも、救急や予防業務、火災調査など様々な業務がある為、全てが体力勝負の仕事になるというわけでも無いのです。

その為、スーパーレスキュー隊のような並外れた体力を求められているわけではありません。それでも消防という仕事は体力が必要になる業務も多い為、それなりの体力は求められます。

筆記試験に自信が無い場合、体力試験で良い成績を出せばカバー出来るの?なんて思っている方もいるでしょう。確かに、筆記試験や面接で全く同じ点数の人がいた場合は、体力測定の結果で判断されることはあるかもしれませんね。

しかし、体力測定が仮に満点でも、筆記や面接試験をカバーできるほどの威力は無いと思っておいた方が良いでしょう。

もちろん体力試験の対策をすることは重要ですが、筆記や面接試験の勉強の時間を割いてまで重きを置く必要はないということです。

消防士の体力試験が不安な人におすすめのトレーニングメニュー

消防士の仕事に就きたいと思っても、体力に自信が無い場合は「諦めた方が良いのかな…」なんて思ってしまう人もいることでしょう。

でも体力が無いことを理由に、夢を諦めてしまって良いのですか!?体力というのは、努力した分だけ必ず結果がついてきてくれます。だから、早いうちからトレーニングを始めて体力試験に臨みましょう!

体力試験の内容は、学校でやった体力測定と同じような項目が多いです。

例えば腕立て伏せです。アゴはしっかりと床につくまで腕を曲げてください。目標は高く!100回を目指してください。

最初は数回しか出来なくたって、1年間毎日腕立て伏せをしていれば絶対に100回出来るようになります!だから、早いうちから練習を始めることもポイントになるのです。

そして腹筋です。1秒に1回ペース(1分で60回)を目標に、毎日行ってください。家族などが協力してくれるのであれば、足の補助をしてもらいましょう。足を押さえる器具なども売っていますので、一人でやる場合はそういったものを利用するのも良いと思います。

腹筋を割ることを目標にすれば、モチベーションも上がりますよね!?

筋肉がついてどんどん男性らしい体になることで、鍛えることが楽しくなってくるかもしれませんよ。