【背泳ぎ】キックで沈む原因と沈まないようにする練習方法・コツ

背泳ぎをしていると、キックのときに体が沈むことがあります。何度練習しても上手にキックができずに悩んでいる人もいますよね。

背泳ぎのキックのときに沈んでしまうのは一体どうしてなのでしょうか。原因や練習方法を知って、上手に泳げるようになりましょう。

そこで今回は、背泳ぎのキックで沈む原因と、沈まないようにする練習方法についてお伝えします。

スポンサーリンク

関連のおすすめ記事

【新体操】家でもできる子供の柔軟性を高める効果的な練習

柔軟体操は新体操の選手に欠かせないトレーニングですが、やはり毎日続けるというのがポイントです。週...

人生の失敗は大学受験ではない?自分の考え方を変えてみよう

人生における失敗は誰にでも一度はあることでしょう。しかし、大学受験で失敗してしまうと、それが「人生の...

走り高跳びの助走のコツやポイントとは?助走を入念に練習しよう

走り高跳びの助走では、どんなコツが必要なのでしょうか?走り高跳びの助走で意識をしなければいけないポイ...

ソフトテニスのフットワークが上がる練習方法を紹介。姿勢も大事

ソフトテニスはフットワークが重要なスポーツでもあります。足が遅いからと諦めないで、フットワークの...

障害者のための公務員試験における面接の内容や対策のコツとは

障害者が公務員を目指すなら、公務員試験の障害者枠に応募することができます。では、障害者枠での...

バドミントンを高校生から初心者で始めた人へ伝えたいこと

高校からバドミントンを始める場合、どんな準備や知識を知っておくといいのでしょうか?周りとの差...

バスケの練習が家の中でも出来る様々なトレーニングとポイント

バスケが少しでも上手くなりたいと家の中でも出来る練習方法をお探しの方。家の中でも出来るトレーニン...

ビリヤードのフォームを綺麗に見せたい!そのための秘訣とは

ビリヤードが上手な人ってフォームも綺麗でかっこいいですよね。しかし初心者の場合は、なんとかそ...

就活中電話に出れなかった時のマナー!折り返す時のポイント

就活中、都合が悪くて企業からの電話に出れなかったということもありますよね。結果の合否の連絡が電話で来...

アルバイトの休憩時間は時給発生するの?呼び出されたときは

アルバイトに限らず、労働者の休憩時間というのは法律で決められているそうです。では、アルバイト...

年上後輩のトリセツ。仕事がどのくらいできるのかを見極める

年上の後輩について。仕事上の立場として上司だけど、年齢的には部下が年上。この場合、『...

ソフトテニスの効果的な中ロブの打ち方とは?練習方法も解説

ソフトテニスのロブの中でも「中ロブ」は攻撃にも使えるものですよね。でも、中途半端になってしま...

会社を辞める時の挨拶のポイントや円満退職のためのマナーとは

会社を辞める時にはお世話になった上司や同僚に挨拶をしましょう。では、会社を辞める時の退職の挨...

研修期間中に退職したことを職歴に載せるべきなのか

研修期間中に何らかの理由で退職してしまうことはあります。社風が合わない、条件と違っていたなど...

電話で相手の声が聞こえない!そんな時の切り方マナーとは

電話をしていて相手の声が聞こえない時は、一旦電話を切った方が良いという場合があります。その際は、どの...

スポンサーリンク

背泳ぎのキックで沈む原因

背泳ぎの悩みを聞くと「体が沈む」という声を多く聞きます。

いつもの自分の背泳ぎを思い出してください。

  • 体に力が入っていませんか?
  • 膝は曲がっていませんか?
  • ダウンキックはしていますか?

体に力が入っていると、筋肉が固くなってしまうので比重がまして、沈みやすくなってしまいます。
まずは体の力を抜いてリラックスしましょう。

体の力を抜いても、背泳ぎの時に沈んでしまうなら、キックが原因かもしれません。
キックの時に、膝を曲げすぎていると浮力を上手く得られません。膝は伸ばすように意識しましょう。

背泳ぎでは、キックに2つの動作がある

アップキックとダウンキックです。背泳ぎではダウンキックで浮力を得ます。膝を伸ばして、意識的に下へ蹴りましょう。

アップキックよりも力強く行います。
アップキックは軽くボールを蹴るような感じで、力加減はアップキック4に対してダウンキック6くらいで行うと良いでしょう。

キックがうまくいかない!背泳ぎで足が沈む時の練習方法

背泳ぎでキックが上手に出来なくて体が沈んでしまうなら、まずは基本姿勢の見直しから始めましょう。

水泳ではストリームラインがとても重要になります。
水に浮いた時にこの姿勢が出来ていないと、顔や腰がすぐに沈んでしまいます。

綺麗なストリームラインを習得しても、背泳ぎを始めると足が沈んでしまうなら、原因はキックにあります。

背泳ぎのキックの注意点

膝を曲げすぎて膝下からのキックになってしまうと、上手に水を蹴ることが出来ず足が沈んでしまいます。
太ももから大きく動かすようにしましょう。

足首の力を抜いて足の甲で軽くボールを蹴り上げるようにアップキックを行います。
そして、足の裏で下に蹴り下ろす様にダウンキックです。
それを交互に行いましょう。

動作を確認しながら練習するには、プールサイドに腰掛け行うのがおすすめです。プールサイドに浅く腰掛けて、太ももから大きく足を動かしながら練習します。
上手にキックが出来ていると、つま先付近の水面がポコポコと盛り上がりますから、目安にするとよいでしょう。

沈む時はビート板を使って背泳ぎやキックの練習を

キックの練習はビート板を使って行うのもおすすです。

背泳ぎではまず背浮きの練習をする

背浮きが苦手なら、まずはビート板を使って練習しましょう。

ビート版を胸で抱えて、仰向けになります。手足は力を抜いて、足は真っ直ぐにしましょう。
真上を見ながらリラックスした状態になります。

慣れたらビート板無しで練習します。ビート板なしの時には、手も真っ直ぐにしましょう。
人間には肺という大きな浮袋があります。大きく息を吸って空気をためて行うと、浮きやすくなります。

上手に浮くことが出来るようになったら、キックの練習に移ります。キックの練習も始めはビート板を使って行いましょう。

足の甲で水面を蹴り上げるようなイメージで行います。膝は曲がらないように注意しましょう。慣れたらビート板無しで行います。

キックをしても体が沈む時には、足を蹴り上げた後、足の裏を使って下へも蹴るように意識してみましょう。

背泳ぎで腰が沈むのは一体どうして?

背泳ぎで体が沈んでしまう時には、キックが原因の場合が多いです。

足のかかとやつま先で水を捉えているので、推進力があまり得られず沈んでしまうのです。
しっかりと足の甲で水を押し出し、足の裏で水を捉える感覚を覚えましょう。

またキックの形が良くても、水面から足が出ていると沈みやすくなります。
水を飲んでしまう様な場合も、足先や膝が水面から出てしまっていることが多いです。
足は水面ギリギリまでにして、水面から出ないように気をつけましょう。

上手にキックが出来るようになると、体も沈まなくなる

キックが上手に出来ても、体が沈んでしまうなら、体勢に問題があります。
背泳ぎの時に、腰がひけて「くの字」になっていませんか?しっかりと腰を伸ばして、ストリームラインを意識しましょう。

背泳ぎのキックを練習する時のポイントは?

背泳ぎのキックを練習する時には、ストリームラインを意識して行いましょう。

背泳ぎではストロークの最中でも腰は出来るだけ水面近くに保ち続けます。
頭からお尻、足と真っ直ぐな姿勢をとりましょう。腰は引けていても、反りすぎてもいけません。

なかなかストリームラインを維持できない時には、太ももからではなく、力を抜いて膝を使ってキックしてみましょう。
ただし、腰がひけるとその分キックに頼ることになって、膝の曲げすぎの原因になるので注意しましょう。

背泳ぎのキックがきちんと出来ているかは、ピンポン玉を使って確かめることができます。
プールサイドに座り、膝を曲げて蹴り上げた時に、水を押し上げるような感覚がわかりますか?
わからない場合にはピンポン玉を使ってみましょう。
蹴り上げた時にピンポン玉がつま先側へ15センチ位スムーズに流れていけば、正しいキックが出来ています。
足の下に行ってしまったり、足に近づいてくるなら間違ったキックをしています。
目で見て確認できるので、正しいキックが出来るまで練習しましょう。