コンビニバイトのような接客業では言葉遣いに注意すべきだということはわかっていても、普段使っていないと上手に使うことは難しいですよね。
仕事の流れで考えると、どういう言葉遣いがベストなんでしょうか?間違いが多い言葉遣いとは?
コンビニバイトが注意すべき言葉遣い、そして間違いやすい言葉遣いについて詳しく説明します。
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コンビニバイトの仕事の流れの上での基本の言葉遣いを理解しよう
言葉遣いをきちんとしないと様々な問題が生じる
コンビニのバイトでどんな言葉遣いをしたら良いのか、ここで一緒にみていきましょう。
- 「いらっしゃいませ」 お客様が要らした時は、いらっしゃいませという挨拶が必要になってきます。
- 「ありがとうございました」 物を購入して頂いた後に、言う必要があります。
- 「OO円でございます」 商品の値段を聞かれた時、または購入する時に言う必要があります。
- 「OO円お預かりします」 料金を預かる時にいいます。
- 「OO円のお返しです」 お釣りを渡す時にいいます。
聞き慣れているフレーズであるとは思いますが、「大体こんな感じなんだ」っという参考にして頂けたらと思います。
コンビニバイトでこんな言葉遣いはNGです
コンビニのバイトで使うべき基本の言葉遣いについて、上記では流れと言葉遣いを把握してきました。次に、逆にどんな言葉遣いがタブーなのか、使ってはいけない言葉遣いをみていきたいと思います。
「こちらのレジでどうぞ」この言葉遣いも良いように聞こえますが、正しくは「こちらのレジで承ります」になります。
「申し訳ありません。只今在庫を切らしておりまして、次の出荷はOOになります」という言葉は、商品が無い時に使う言葉になりますが、上記の言葉遣いを参考にして下さい。言葉遣いは崩れさせようと思えば、幾らでも崩れていきますから、商品の在庫が無い時など、上記の例を参考にしてお客様に案内してみて下さい。
「ちょうどお預かりします」と言ってしまいそうな言葉遣いですが、これは「ちょうど」に問題があります。
ではどういったら良いのか?と疑問に思われると思いますが、「ちょうどOO円いただきます」というように、代金をはめていきましょう。
コンビニバイトは先輩への言葉遣いにも気をつけよう
先輩への言葉遣い
具体的にどんな言葉遣いをすれば良いのか、ここで数点紹介しておきたいと思います。
「ご苦労さまでした」ではなく、「お疲れ様でした」を使いましょう。
どうしてご苦労さまでしたがいけないのかというと、ご苦労さまというのは、目上の人が目下の人に対して使う言葉だからです。
「了解しました」ではなく、「承知しました」「かしこまりました」を使いましょう。
了解しましたがいけない理由ですが、フランクな表現であるので、上司に使う言葉遣いとしては適切ではありません。仕事であるのなら、かしこまりましたを使いましょう。
他にも例が考えるかもしれませんが、上記の2点、参考にしてみて下さい。
バイトに言葉遣いの教育をしている企業もあります
コンビニでのバイト、先輩とのコミュニケーションをする上で適切な言葉遣いができるよう、具体的に2つの例を上記ではみてきました。
次に、そのバイトの言葉遣いですが、教育をしている会社もあります。某ファミレスでは、ポスターなどを利用して、間違った言葉遣いをしないように、日頃から従業員に意識を働かせているようです。
例えばですが、
- 「こちらコーヒーになります」
- 「千円からお預かりします」
- 「おタバコのほう、お吸いになられますか」
正しくは
- 「コーヒーでございます」
- 「千円、お預かりします」
- 「禁煙・喫煙どちらの席がよろしいですか」
上記のような例があるようです。
お店によって考え方が違い、店長に言葉遣いの教育については任せられているケースもあります。その会社がどれだけ言葉遣いについて重点を置いているのか、方針は会社であったり、店長に任せられているようですね。
コンビニバイトは「クッション言葉」を活用しよう
バイトでも、言葉遣いについて教育をしている起業もあること、また、その責任を店長に任せる会社も存在することを上記では学んできました。
最後に、コンビニのバイトですが、クッション言葉を活用し、響きを良くしていきましょう。
まず、クッション言葉とは何を指すでしょうか。クッション言葉とは、言いづらい話をストレートにできない時にクッション言葉を使うことによって、柔らかな印象を与える働きがあります。
「失礼致します」
接客中の時に、お客様とすれ違う時ですが、「失礼します」というと良い印象を与えます。
「恐れ入ります」
お客様に迷惑をかけたことに対して、「申し訳ないです」という意味で使われます。
褒められた時に使うと、「恐れ入ります」と答えるとワンランク上の接客用語になり、周りからも良い評判を得ることができるのではないでしょうか。