結婚式の祝儀袋はいつまでとっておけばいいのでしょうか?処分に困ってしまう結婚式の祝儀袋…迷っているのなら、もうそれは処分のタイミングと言えるでしょう。
私も、物が捨てられないなんでもとっておきたい派ですが処分するときの気持ちとして役目が終わったか終わっていないかで判断すれば自ずと答えは出る気がします。
処分をするときのポイント、処分をしたくない人におすすめなリメイク方法を紹介します。
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結婚式の祝儀袋はどうしている?処分する場合
結婚式などのお祝い事に贈られる祝儀袋は、たくさんいただけると嬉しい反面、その後どのように扱ったら良いのかが実に悩ましいですよね。最近の祝儀袋は、きらびやかなものや可愛らしいものなど、そのまま捨ててしまうのはもったいないようなデザイン性の高いタイプも増えており、それがますます祝儀袋を処分しにくい原因にもなっているようです。
時代とともに祝儀袋の扱い方も変わりつつある
一昔前までは、祝儀袋は捨てずに取っておくべきという考え方が主流でしたが、時代とともにその感覚は薄れてきています。今では、いずれ処分するにしろ、とりあえず一定期間はまとめて保管しておいてから捨てるという人が多数を占めているようです。
祝儀袋を処分する派の中でも、さすがに結婚式後すぐにゴミに出すという人は少数派でしょうが、いつまでも使わないものを取っておきたくないと、早々に処分してしまうドライな考え方の人も増えているのだとか。
結婚式の祝儀袋を処分するときは個人情報を保護しましょう
年々溜まっていく年賀状と同様に、祝儀袋が処分しにくい理由のひとつに、そのままだと捨てにくいという点があります。
祝儀袋の連絡先を控える
実際に処分してしまう前に、祝儀袋に書かれた住所などの連絡先を控えておきましょう。
処分時の個人情報の削除は念入りに
年賀はがきやダイレクトメールなどを処分する際に、最も確実で手早く個人情報を消すには、シュレッダーを使うという方法があります。職場にあるような備え付けの大型サイズのものでなくても、自宅用のシュレッダーを置く人が増えていることからも、いかに個人情報の取扱に関する意識が高まっているかがわかるかと思います。
シュレッダー以外にも、ハサミの歯がいくつも重なったような形状の簡易シュレッダーや、個人情報が書かれた部分を塗りつぶすことができるスタンプを使うという方法もあります。
結婚式の祝儀袋を処分しにくい…という人はお焚き上げがおすすめ
いずれは処分するにしても、お祝いの気持ちをこめて結婚式でいただいた祝儀袋の場合は、普通のゴミとしてそのまま捨ててしまうことに関して、なんとなく申し訳なさを感じる方もいらっしゃるかと思います。
亡くなられた方が愛用されていた物や、使わなくなった人形などを、神社や寺院、もしくはお焚き上げの専門業者に依頼して、処分してもらう方法のひとつです。
正月明けに神社で行われる「どんど焼き」もコレに当たります。
そう考えると、お祝い事の際にいただく祝儀袋は、言わば正月飾りや絵馬などと同じ縁起物として捉えることもできますので、ただゴミとして処分するよりも、お焚き上げしてもらったほうが気持ちとしてはスッキリするかもしれませんね。
結婚式の祝儀袋を処分せずにリメイクする方法
結婚式でもらったキレイなままの祝儀袋を、そのまま捨ててしまうのはなんだかもったいないと感じるのでしたら、処分する前に再利用するという選択肢もあります。
祝儀袋の活用方法あれこれ
- もう一度祝儀袋として使う
- 箸袋などに作り変える
- 水引でアクセサリーを作る
祝儀袋は喜ばしい席で使われるものなので、招待を受けた結婚式でもう一度使うこと自体は可能です。結婚式で使われる祝儀袋の水引は結びきりと言って、結婚のような一度で終わるお祝いごとに対して使うものなので、祝儀袋を使い回すべきではないという考え方もありますが、お祝いごとを他の人にもおすそ分けするという意味合いであれば、再び使うという選択もあるかと思います。
結婚式の祝儀袋を処分することに抵抗がある気持ちわかります
私は元々、和紙などを使った小物類を集めており、とくに近々贈る予定がなくても、気に入った祝儀袋を手元に置いておくことはよくありました。やがて自分が結婚と出産をした際には、ありがたいことに周囲からも多くのご祝儀をいただき、そのたびに増えていくご祝儀袋も、なかなか捨てる踏ん切りがつかずに、しばらく取っておいたものです。
祝儀袋を捨てるべきタイミングは自分次第
多くの方は、結婚式のあとも祝儀袋はしばらく取っておき、やがて何年かしてから引っ越しや断捨離のタイミングで処分しているようですが、気になったまま何年も放置され、やがて捨て時がわからなくなってしまった時は、別にムリして処分する必要もないかと思います。
祝儀袋としての本来の役目はとうに終わっているにしても、それを手元に残しておきたいかどうかは人それぞれですので、自分が処分したいと思えるタイミングになった時が、ふさわしい捨て時なのです。