アイドルの衣装をデザインする仕事をするために進むべき道とは

テレビで見かけるアイドルの衣装ってかわいいですよね。そんな衣装を見ていると「自分がデザインした衣装を着てもらいたい。」と思う人もいるのではないでしょうか?

アイドルなどの衣装をデザインする仕事に就くためには大学ではなく専門学校へ進むべき?資格は必要?

高校生ならこれからでも遅くない!アイドルなどの衣装をデザイン・制作する仕事の内容とその仕事に就くための方法について詳しく説明します。

スポンサーリンク

関連のおすすめ記事

ボールの投げ方の教え方で気をつけたいコツや握り方と注意点とは

ボールの投げ方がわからない、うまくボールを投げることができない子供に対しての教え方とはどんなことに気...

ぎっくり腰で仕事を辞めると決意した時に考えるべきこと

仕事をしていても腰痛があると辛くて仕事が手に付かないと言った経験はありませんか?腰は立っていても座っ...

跳び箱の台上前転の怖いを克服するためのコツや練習方法とは

跳び箱の台上前転は怖いと感じる人は多いですが、その恐怖心があると余計にできなくなってしまいます。...

就活で公務員の面接を受ける!好印象になる髪型対策について

就活において公務員を目指すのであれば、面接ではどんな髪型にするのがいいのでしょうか?では、公...

年末年始休みなしの仕事でも休む方法と大切なアフターフォロー

年末年始と言えば家族とゆっくり過ごすという人が多いかもしれませんが、年末年始にも休みなしの仕事の人も...

深夜のコンビニですることはこんな事!経験者が語る!

24時間営業のコンビニでは、深夜の勤務もありますね。深夜の時間帯は来客も少ないのでしょうか?...

大学がつらい、やめたいと感じるあなたへアドバイス

夢や希望を持って大学に入ったのに、大学生活を続けるうちにつらい、やめたいと感じて悩んでいませんか?...

浪人生がバイトの面接で気をつけたいポイントと面接同日のマナー

大学受験に失敗して浪人している人の中には、バイトをしようかと考えている人もいますよね。浪人生だからと...

スーパーのレジで働きたい方へ!志望動機はこうしよう!

スーパーで働きたい!中でもレジを希望します!そんな時、履歴書の志望動機の欄には何て書いたらい...

大学中退から専門学校は就職に有利なワケと人生のきっかけ

大学中退してからすぐに就職するのではなく、専門学校に再入学するという人も多いのではないでしょうか?...

上司との喧嘩で仲直りする方法と喧嘩しないためのポイント

上司と仕事上の意見の食い違いなどによって、喧嘩してしまうこともありますよね。では、そんな上司...

裁判所事務官の面接試験は難関?その内容と合格ポイントとは

裁判所事務官の2次試験である面接。面接カードに書かれている内容について質問されることになっているよう...

接客に向いてない?バイトを辞めたいと思ったあなたが考える事

接客のバイトをしているけど、自分は向いてないのではないか?と悩んでいる人もいますよね。一生懸命に頑張...

デパートの化粧品売り場で働くためには~仕事内容をご紹介

デパートの化粧品売り場にはキレイにメイクをしたお姉さん達が働いています。お客様にスキンケア化粧品...

職場が寒いから辞めたい!解決方法と職場が寒い時にできる対処法

働いている職場が寒いことが原因で職場を辞めたいと悩んでいる人もいますよね。エアコンの設定温度によって...

スポンサーリンク

アイドルなどの衣装をデザインする「舞台衣装」という仕事とは?どうやったらその仕事に就ける?

アイドルや舞台、映画の衣装は華やかですよね。その衣装の多くは、その役柄やパフォーマンス、ストーリーに合わせて作られています。

そんな衣装を作るには、主にデザインと制作に分けられます。デザインは、ストーリーや役柄、パフォーマンスのイメージから衣装のデザインを担当します。制作はデザインをもとに、パターンを書いたり、縫製を担当します。

デザインや縫製などの服飾技術は当然のことながら、照明の下や画面を通した時のカラーコーディネート、時代背景、素材の知識、ストーリーやパフォーマンスで求められている物を形にする理解職なども必要です。

デザインをしたり、衣装を縫ったりするだけでなく、公演中の衣装の管理や修理を行うこともあります。

これらの仕事は、基本的な服飾の知識や技術が必要になるため、服飾やデザインの学校で学んだあとに、就職をします。

通常のアパレルとは違うため、劇団に所属したり、衣装制作会社、デザイン会社、芸能事務所などに就職するのが一般的です。実務経験を積んで独立する人もいます。アパレル会社で洋服の知識や技術を身に着けた後、舞台衣装の制作に進む道もあるでしょう。

アイドルなどの衣装デザインを担当する「舞台衣装」の仕事をするために資格は必要?

華やかな舞台衣装のデザインや制作をするためには、服飾の基礎知識は欠かせません。ファッション系の学校で知識を学びましょう。

就職では、資格よりも実務経験や即戦力のほうが重視されますので、服飾の資格はあまり重要ではないでしょう、ただし、資格は学んだ成果を示す指標にもなるので、取得して損はありません。

縫製を担当したい場合は、技術力が求められます。経験で差が出やすいので、服飾学生のうちから生産工場の縫製やお直しのアルバイトなどをするのがおすすめです。

デザインを担当したい場合は、表現力が大切です。自分の持っている世界観を表現するためには、自分のことを客観的に理解しておくといいでしょう。

また、依頼主から求められているものを理解して表現する力や、自分のデザインを認めてもらうプレゼン力も必要になります。自分の世界観の表現方法や表現力を高めましょう。コンテストなどに積極的にエントリーするのも良いと思います。

アイドルの衣装をデザイン・制作する仕事はどんな流れになっているの?

実際にアイドルの舞台衣装を手掛けている方に衣装制作の流れを聞いてみました。

  • 最初にやるべきことは何?
    「まずは、デザインのイメージを決めます。事務所や衣装を着るアイドルから、「今回は○○な感じで」とイメージが伝えられます。アイドルの中にはへそ出し不可などのルールがあるので、それぞれのルールや本人の好み、他のアイドルと雰囲気が被らないようになど注意しながら、詳細なデザインイメージを提案します。」
  • デザインイメージが決まったら?
    「実際にデザインを書いていきます。その後、パターンをひいて、型紙を作って、生地を選び、実際に制作をします。私は一人でやっているので、結構やることが多いです。」
  • 全部ひとりでやってどれくらいの時間がかかるの?
    「2週間から2か月くらいで作ります。グループの人数や発注から制作完了までの期間によっても制作にかける時間は違ってきます。」
  • デザインのアイデアが尽きることはない?
    「自分の発想だけでは限界があるので、アイドルから要望やアイデアを聞いてそれを形にすることもあります。外出すると刺激を受けてアイデアやヒントが浮かぶことも多いです。気になったり使えそうな物はすぐメモを取ったり写真を撮って、アイデアの材料としています。」

フリーランスの衣装デザイナーになるためには?

<自分をブランドとして売り出す>

フリーのデザイナーは自分自身がブランドとなりましょう。あなた自身が派手な格好をするというわけでなく、印象に残る職業名を名乗ったり、ブランドロゴを作ったり、これまでのデザインの作品集で自分自身をブランドとして売り出します。

<自分のデザインを明確に打ち出す>

自分のデザインの特徴、スタイルを明確に打ち出すことで、アプローチしやすくなります。作品集のデザインに統一感やあなたらしさが表れるようにしましょう。

<柔軟な仕事力をアピールする>

デザインや世界観はある程度統一感がある方が伝わりやすいですが、表現力や仕事の幅が狭くなってしまうのはよくありません。作品集には、色々な可能性を感じるような作品も入れましょう。

<正確な知識を身に着ける>

衣装は時に、歴史的な背景をしっかり加味してデザインしなければいけません。設定の時代と違う時代の特徴を持つデザインを取り入れるようなことがあってはいけません。正確な知識で正しデザインして自分らしさも取り入れて作り上げましょう。

アイドルの衣装を決めるスタイリストの仕事も大変?

テレビや雑誌で芸能人が来ている服のほとんどは衣装です。その衣装を決めて用意するのはスタイリストの仕事です。既製品の服を借りてきて用意することもあれば、一から手作りすることもあります。

スタイリストというとテレビの衣装担当のようなイメージが強いと思いますが、バラエティから映画の撮影、広告用の衣装、アイドルの衣装制作など色々な仕事があります。

芸能人がメディアで着ている服は、スタイリストが用意したものがほとんどです。人気のスタイリストになると、かなり忙しくなります。

スタイリストにもランクがあって、トップクラスだと稼ぎも相当良くなるので、高級車を所有したりブランドバッグを持ち歩けるようになります。

スタイリストの仕事の中でも大変な仕事は、衣装制作です。特にアイドルの衣装は作るのが大変です。アイドルグループによってはかなりの人数になり、そのメンバー一人一人手作りします。似ているデザインを着ていても微妙にデザインやサイズも違います。靴も作るので大変です。