中国にいる友人の結婚式に出席することになった場合、ご祝儀はいくら用意すればいいのか悩む人も多いでしょう。
実は、中国のご祝儀の相場は日本のように決まってはいませんが、「偶数」の金額を用意することが大切だと言われているようです。
今回は、中国の結婚式のご祝儀と日本の結婚式との違いについて詳しく説明します。中国のご祝儀袋は赤色の封筒です。その封筒にご祝儀を入れて用意しましょう。
また、日本の結婚式と違い、出席者の服装にルールはありません。ジーンズで出席する人もいるようです。
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中国の結婚式のご祝儀の金額の相場は、地域によっても違います
結婚式に出席するときは、いつも以上にマナーやルールに気を遣います。何度出席しても、毎回確認をしてしまいます。
マナーを知らずに出席してしまうと、自分自身が恥ずかしい思いをしてしまいますからね。
それが日本以外の結婚式となると、知らないことも当然増えてくるので、事前に調べておくことが鉄則です。
ここでは中国の結婚式について紹介していきます。
ご祝儀
日本の場合、新郎新婦との関係性や、結婚式が行われる地域によってご祝儀の金額に違いはありますが、ある程度の相場はなんとなく決まっているような気がします。
関係性や地域によってご祝儀の金額が変わるということは、中国の場合でも同じことが言えるようです。
ご祝儀が高い地域と安い地域では、なんと金額に10倍もの差があるのです。
ただ、これはあくまでも目安として設けられている相場なので、自分のお財布に無理のない範囲でご祝儀を渡しましょう。
必ずしもこの金額ではいけない、ということではありません。
中国の結婚式でご祝儀を渡す場合は「偶数の金額」にしましょう
中国の結婚式に出席する場合、ご祝儀はどのように渡すべきなのでしょう。
日本ではご祝儀袋にお金を包みます。
中国も同じく、中国のご祝儀袋に入れて渡すことが一般的
「紅包」という赤いご祝儀袋で、日本の淡い色を基調としたご祝儀袋に見慣れていると少々驚くかもしれません。
それほど鮮やかな赤い色をしています。
中国では一般的に使われるご祝儀袋なので、さまざまな場所で販売されています。
見つけるために苦労した、ということはなさそうです。
紅包に入れるご祝儀の金額、絶対にこの金額という決まりはない
ただ、日本と同じように、新郎新婦との関係が親しい場合はご祝儀の金額も増えますし、先輩や上司の場合でも金額は増えることが多いです。
そして中国の多くの地域では、結婚式のご祝儀は割り切れる偶数の金額を渡すことが良いとされています。
中国の結婚式に出席する場合の服装は、なんでもOKです
結婚式に出席するとなると、日本の場合は男性はスーツ、女性はフォーマルドレスを着ていくことが一般的です。
品のあるフォーマルな装いが絶対条件になっています。
中国の結婚式の場合、服装には特に決まったマナーはない
普段着で出席する人がほとんどで、スーツやフォーマルなドレスで出席した方が違和感を感じてしまうほどです。
中にはデニムのみならず、ジャージやスウェットで出席する人もいるようなので、日本の感覚では非常に驚きですが中国ではこれが普通なのです。
出席する気持ちが大切なのでしょう。
中国の結婚式と日本の結婚式は服装以外にも違いがあります
中国の結婚式に出席する場合の服装が、あまりにも自由で驚きましたね。
しかし、中国と日本の結婚式の違いはまだまだ他にもあります。
結婚式の出席者
日本の結婚式の場合は、新郎新婦の家族や親戚、友人や職場の人を招待することがほとんどです。
結婚式の規模も本当にさまざまで、あえて小規模な結婚式を挙げるということも珍しくありません。
中国の結婚式は非常に盛大
来れる人はみんな来るという感じで、数百人規模の結婚式はむしろ普通です。
席も細かく決められているわけではないので、新郎新婦との関係性によってなんとなく座る場所を選ぶという感じです。
細かく決められていないからこそ、どんな人でも気軽に出席出来るのかもしれないですね。
結婚式の開始時間
日本の場合は結婚式に遅刻するなんてありえません。
開始時間通りに結婚式が始まります。
中国の場合は、開始時間がそもそも○時18分や28分と区切りの悪いように感じる時間になっています。
これは先ほど紹介した、8という縁起のいい数字を意識していることです。
8を意識しているなら納得なのですが、この時間通りに結婚式が始まることはほとんどありません。
だいたい時間を過ぎます。
過ぎるならもう8という数字の関係ない時間になっているじゃん…ということですよね。
中国の結婚式では、ご祝儀を新郎に直接渡します
中国の結婚式では、ご祝儀は直接新郎に手渡します。
と言っても非常に自由な中国の結婚式では、食事だけを済ませて帰るというパターンも全然ありです。
そのため、新郎新婦と顔を合わせることなく帰る、ということもあるようです。
ご祝儀を渡すためにわざわざ新郎を待つという概念はあまりないので、その場合は新郎の父親にご祝儀を渡して帰るようです。
誰からどのくらいご祝儀を貰ったのかわかるように、ご祝儀袋の裏面に包んだ金額と自分の名前は記入しておきましょう。
日本といろいろな違いがあり、中国の結婚式には驚く点がたくさんありました。
しかし共通していることは、新郎新婦の門出を祝うという気持ちです。