結婚式なのにふくさがないのはNG?ふくさのマナーと代用品

結婚式に出席するときは、ふくさにご祝儀を包んで持参します。ですが、ふくさを用意しておらず、手元にふくさがないこともあります。

結婚式に持参するご祝儀は、ふくさに包まなくてはいけないものなのでしょうか。ふくさがない場合の対応と併せてチェックしてみましょう。

ご祝儀をふくさに包んで持参することにはきちんと意味があります。新郎新婦のお祝いの席でマナー違反をしないように、チェックしてみましょう。

また、ご祝儀を渡すときのポイントについてもご紹介しますので、こちらも併せて確認してみてください。

スポンサーリンク

関連のおすすめ記事

教育実習と就活被りはメールより電話対応のススメやポイント

教育実習の日程と就活の面接の日程が重なってしまったときに、メールで対応してしまいたいと思ってしまうか...

質問と答えがずれる原因と対処法!会話を成り立たせる方法を解説

会話をしていると、相手からされた質問と自分の答えがずれる事に気がつくこともあります。相手が納...

卓球のラリーが続かないワケと、ボールに慣れる練習方法を紹介

卓球を始めたばかりの頃はなかなかラリーが続かないということがよくあります。同じように打ち返し...

企業見学での質問で参考になる聞くべきことやマナーと注意点

企業を訪問して見学するという就活生も多くいますいよね。そんな就活においての企業見学では、せっ...

海外のリゾートバイトを短期で!おすすめや後悔しない選び方

海外でのリゾートバイトを短期でしてみたいけど、実際考えると不安になる人もいるはず。海外留学に行きたい...

外野のグローブを型付けするポイントと型付けが重要な理由

グローブには外野用や内野用があり、守備によってグローブが違ってくるのはご存知ですよね。そして新品...

帽子着用時のマナー・男性と女性で違う帽子を被るときのマナー

オシャレのアイテムとして普段から帽子を着用する機会が多いという人もいますよね。帽子が好きでいつも着用...

同窓会のはがきが来て欠席したい時の上手い断り方とポイント

同窓会の案内はがきの多くは往復はがきになっており、出席か欠席かを選択して返信しますが、欠席したい場合...

新婚家庭へ結婚祝いのプレゼントで食べ物を贈る時の上手な選び方

結婚祝いのプレゼントに食べ物を贈りたいという時には、「もしかして結婚祝いに食べ物を贈るというのはマナ...

結婚式のサブバッグのマナー!持ち込みできるバッグの選び方

結婚式へ持っていくパーティーバッグは小さいものが多く、実際に荷物を入れても全然収まりきらないというこ...

袱紗は色が重要!白の袱紗の使用用途と使用する場合の注意点

贈り物用の金品などを覆う袱紗の中には、色が白の袱紗もあります。袱紗は色によって使い分けることが重...

バドミントンの試合で緊張!緊張を受け止めて試合に勝つには

バドミントンの試合の前、どうしても緊張をして体がカチカチになってしまう人もいるのではないでしょうか。...

勉強がストレスになったら泣くことで発散!勉強ストレス解消方法

一生懸命勉強をしていると、どんどんストレスが溜まってしまうものです。勉強することが泣くほど嫌に思える...

手続きが必要な口座解約!旧姓の口座を解約する方法

古い書類などを整理していると、一緒に通帳が出てくることありますよね。口座名が旧姓の場合など、明らかに...

【袱紗の渡し方】包み方から結婚式での渡し方まで徹底解説

結婚式に初めて出席することになった場合、ご祝儀をいつどうやって渡せばいいのかわからない人の方が多いで...

スポンサーリンク

結婚式のご祝儀を包むときにふくさがないのはマナー違反?ご祝儀のマナー

結婚式に出席する際のいくつかのマナーがあります。

マナーとは礼儀作法
ですからマナーからはみ出ていたとしても咎められることはありませんが、マナーを知らないことはあなたの格を落とす事になってしまうかもしれません。

結婚式のマナーもはいろいろありますが、その中でも「ふくさ」は忘れがちな1つです。

ふくさはご祝儀を包むためのもの

「大切な品を綺麗にお渡しする」という心遣いが含まれている

また、おめでとうの気持ちも一緒に運んできたという意味合いも含まれています。
日本らしい慎ましやかなマナーですよね。

ですから、大切なご祝儀を裸のまま持ち歩くのはマナー違反なのです。

もしも自分がご祝儀を受け取るとき、ボロボロになっているご祝儀を渡されたら、喜びたいのに喜びきれないですよね。
不快とまでは思わないかもしれませんが、良い気分にも慣れないでしょう。

相手のお祝いの為の品ですから、手放しで喜んでもらえるように礼を尽くすしたいですね。

ご祝儀を包むふくさがないときは代用品で対処!結婚式のマナー

快くご祝儀を受け取ってもらうためのマナーが、ふくさです。
しかし、結婚式への出席が初めてだったり、あまり慣れていないと忘れてしまうこともありますよね。

だからと言って慌てることはありません。

ふくさの目的は「大切な品を綺麗にお渡しする」ですから、ふくさにこだわるのではなく、「綺麗な状態でお渡しする」ということに焦点を当てましょう。

ふくさは、ハンカチで代用することが出来る

また、小さめの風呂敷などでも良いでしょう。

風呂敷は昔から大切な贈り物を運ぶ時に使われてきたもの

風呂敷とふくさは基本的には同じで、綺麗なままお渡しする心遣いと、心も一緒に運ぶ役割を果たしてきたものです。

結婚式のご祝儀を包むときにハンカチで代用するときの色について

結婚式でふくさがない時には、ハンカチで代用するのが一般的です。
風呂敷よりも手元にある確率が高いですよね。

ふくさの代用をハンカチにする時に注意したいのが、「色」

ふくさは結婚式などの慶事だけでなく、香典などの弔事の際にも使われるものです。

  • 慶事用のふくさは暖色系で、赤、えんじ、桃色、オレンジ、藤色、金など
  • 弔事用のふくさは寒色系で、青系や緑系、グレーなど

どちらの場合にも使えるのが高貴な色とされる、濃い紫色です。

結婚式でふくさのかわりにハンカチに包むなら、慶事用ふくさに使われるような明るい色合いのものを選びましょう。
間違いやすいのは青系や緑系です。
これらの色が使われた明るい雰囲気のハンカチもありますが、弔事用の色となりますから、結婚式では控えてくださいね。

ふくさがないときはハンカチや風呂敷で代用!結婚式のご祝儀の包み方

結婚式でふくさがないのでハンカチや風呂敷で代用する時、大切なのは包み方です。

ふだんから四角い布のふくさを使われている方なら、同じように包むだけなので迷うことはありません。
しかし、最近流行っているふくさは封筒型。
包みやすく渡しやすいので人気ですが、封筒型を使われていると、包み方がわからずに困ってしまうかもしれませんね。

包み方を間違うと、慶事ではなく弔事用の渡し方となってしまうので、ここでも注意が必要です。

ハンカチでご祝儀を包む方法

  1. ハンカチの表が下になるようにして、ダイヤ型になるように角が上下左右にくるよう広げます。
  2. ハンカチの中心よりやや左側に、ご祝儀が表向きになるように置きましょう。
  3. ハンカチの左側の角をご祝儀に沿って内側に折りたたみ、続いてハンカチの上側、下側の順に内側へ向かって折りたたんで、最後に残った右側も左に向かって折ります。
  4. はみ出る部分は裏側へ回して、ご祝儀を包みます。

結婚式でご祝儀を渡すときのポイント

結婚式でふくさのかわりにハンカチを使ってご祝儀をお渡しする場合にもマナーがあります。

ふくさ代用のポイント3つ

  1. 包んだ時と同じ順で開くこと
  2. ご祝儀の下で、包むときと同じ順でハンカチを折りたたむこと
  3. ご祝儀は相手に向けてからお渡しすること

詳しい渡し方をご説明しましょう。

ハンカチで包んだご祝儀の渡し方

  1. ハンカチで包んだご祝儀の表を上にして、自分からみて正面になるようにして左手にのせます。
  2. 包んだときと逆の順番で、右側、下側、上側、左側の順に開いていきます。
  3. ご祝儀の下で、包むときと同じ順で左側、上側、下側、右側の順にご祝儀のラインにあわせて折っていきます。ご祝儀の下でハンカチが折り畳まれた状態になります。
  4. ハンカチごと180度回転させて、相手の方にご祝儀を向けてから、両手を添えて差し出します。

ハンカチで包んだご祝儀の渡し方は、台の無いふくさと同じ方法です。
はんかちを折りたたむ順番を間違えないように注意して下さいね。

包んだりお渡しする時のことを考えると、封筒タイプの袱紗はとても手軽でおすすめです。
これからもこういった機会があるでしょうから、結婚式にもお葬式にも使える濃い紫色の封筒型ふくさを1つ用意しておくのがおすすめです。