女性がアパートで一人暮らしをする時、引越しの挨拶をするべきかどうかで悩んでしまいます。
それは、どんな人が住んでいるか知りたい反面、女性が一人暮らしだということを自ら教えてしまうことになるからです。防犯面が気になるのではないでしょうか。
ここでは、女性一人暮らしの人がアパートの引越し挨拶は必要かどうか、もし挨拶をするならどんなことに注意すべきか、迷ったら誰に相談すべきかなどについてご説明します。
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女性がアパートで一人暮らしをする時は、無理に挨拶をする必要はない
引っ越しをしたら、近所の人に挨拶まわりをしなくては!と思う方も多いでしょう。
しかし、引っ越しの挨拶は必ずしも必要なことなのでしょうか。
挨拶の際には、「○○号室に越してきた○○です。」と自分の部屋番号と名前を名乗ることになるので、個人情報が相手に伝わるということですね。
同じアパートに済む隣人が、どのような人達なのかを知らないままに、挨拶に出向くのは危険だと思いませんか?
○○号室で一人暮らしをしています、と自ら名乗り出るようなものですから、自分にその気がなくても、隣人に済む異性に変な気を持たせてしまったり、ご近所同士の不要な関わりを強要されることになってしまったりと、良くない状況も起こらないとは限りません。
昔のように、ご近所同士のお付き合いが盛んだったり、多く作ってしまった夕食のおかずを分け合ったりする時代ではなくなってきているので、安易に自分の個人情報を人に晒すことは、避けたほうが良いでしょう。
「挨拶に来ない」と印象を悪くしてしまう方もいれば、「挨拶なんて必要ないのに」と鬱陶しがる人もいるでしょう。まずは、引っ越しの挨拶が本当に必要なのかどうか、近所の状況を確かめてみることも大切ではないでしょうか。
アパートで一人暮らしをする女性が、引越しの挨拶をする時に注意したいこと
一人暮らしの女性が、引っ越しの挨拶をする際には、相手に不必要な情報は与えないようにしましょう。
挨拶をするとすれば、最低でも自分の両隣の家の人、上下の部屋の人と4部屋は回ることになるでしょうから、必ずしもそこに住む人が良い人ばかりだとは思わない方が身のためです。
挨拶は、名乗るのは名前だけすること
1人暮らしであることや年齢などの情報は自分からはあえて言わないようにします。相手側から突っ込まれたとしても、上手くはぐらかす方が良いでしょう。
挨拶に行く際には、薄着は避け、きちんとした服装で出掛けること
相手が話しやすい人だからと行って、ファーストコンタクトの段階でペラペラと長話するのは危険です。
顔を合わせることがあれば、徐々に仲良くなることも出来るでしょうから、はじめの挨拶は手短に名前だけを名乗って、済ませるのがポイントです。
アパートの挨拶に迷った時は大家さんに聞いてみよう。それからでも遅くはない
引っ越しの挨拶をすべきかどうか、迷ってしまうときには、1人で判断せずに大家さんや管理会社の職員に尋ねると良いでしょう。
大家さんから入居者の個人情報を聞き出すことは無理なこと
個人的なことを聞くのは失礼なので、どのような人が入居しているのか、挨拶をしに行っても平気かどうかを尋ねるようにします。
自分が単身者なので、挨拶に行くことで変なトラブルに巻き込まれるようなことは避けたいと一言伝えれば、「○○号室の方なら大丈夫よ。」や「それなら○○号室はやめておいたほうがいいかもね。」などといった、こちらがほしい情報をもらえることもあります。
アパートに入居している人たちの交流状況や、引っ越しの挨拶を他の人達がしていたのかどうかなどの情報も聞き出せるかもしれません。
自分1人で判断をして失敗するよりは、大家さんを一度頼って見たほうが、心強いですし、その後もいろいろと気にかけてもらえるかもしれません。
一人暮らしでも挨拶をした方がいい場合もある
私はこれまで、いろいろなタイプのアパートで一人暮らしをしてきましたが、挨拶をする、しないはそのアパートによって異なりました。
一人暮らしの挨拶事情
学生の時に住んでいたアパート
大学から近い所にあったこともあり、他の入居者もほぼ学生でした。
同級生もいましたし、先輩方も住んでいて、大家さんから事前にそのことは聞いていたので、挨拶に回りました。
一緒に食事をしたり、遊びに出かけたりと、アパートに住む大学の仲間とはその後も良い付き合いができたので、このように、アパートの住人が身近な存在である場合には、進んで挨拶に伺うのが良いのではないかと思います。
社会人の時に住んでいた一軒目のアパート
単身者が多いことから挨拶回りはしませんでした。特に他の入居者と顔を合わせることもなく、苦情や騒音などの問題で仲が悪くなることもなく、そこでの生活は終わりました。
広いアパートに引っ越した時
そこはファミリー世帯が多く居住しているアパートだったので、同じ棟の方には挨拶をして回りました。
小さいお子さんがいる家庭では、母親と子供が日中に外で遊んでいることも多く、よく顔を合わせるので、挨拶をしていたことで、自然と関わることが出来ました。
ここに住んでいる時には、地震によって停電が起きましたが、同じアパートの人同士で情報交換をしたり、お互いに声を掛け合いながら復旧までの時間を過ごすことが出来たので、とても心強かったです。
アパートによって、学生が多かったり、ファミリーが多かったり、単身者が多かったり、老人が多かったりと、様々だと思います。
挨拶をするかしないかは、やはりアパートの状況を見て判断するのが一番です。挨拶をすることのメリットと、デメリットについて今一度考えてみて下さい。
引越しの挨拶をする時のタイミングと挨拶の品の選び方
引っ越しの挨拶は、引っ越しをした日から3日以内に行うと良いです。
引っ越し当日は、荷解きなどでバタバタしていますので、初日は避けて、次の日か、またその次の日かに済ませるようにしましょう。
引っ越しの作業中に顔を合わる入居者の方もいるでしょう。その際には、「落ち着いたらまた改めてご挨拶に伺います。」と一言声を掛けておくのが自然ですね。
挨拶に行くときには、ご挨拶の品を用意
日用品やお茶菓子などを用意するのが一般的です。
私が貰って嬉しかったのは、ティッシュ箱と食器用洗剤、ラップの詰め合わせ。貰っても困らないし、生活の中で使える消耗品なので、いくつあっても嬉しいですよね。
お菓子などの食べ物を用意するときには、生ものは避けて、焼き菓子などの日持ちするものを選びましょう。