テニスを始めたばかりの人は、自分に合ったグリップサイズの選び方がいまいち分からないこともあるのではないでしょうか。
ラケットの持ちやすさだけを基準にして選んでいると、思い切ったプレイができないこともあります。
でも、一体どんなふうに選べば良いのかが分からなければ、自分に合ったラケットを見つけられないものです。
ここでは、テニスラケットのグリップサイズの選び方についてお伝えします。
太いグリップのメリットとデメリット、細いグリップのメリットとデメリットについてや、握り方・握る場所によっても違うグリップサイズの選び方をご紹介しますので、是非参考にしてみてください。
自分に合ったグリップサイズの物を選んで、テニス上達に向けて取り組みましょう。
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テニスのグリップサイズの選び方・サイズの表示について
グリップサイズは、グリップの太さによって数値化されています。
グリップサイズの表記
通常は1~3で表記されていて、細い順に1(4と8分の1インチ)、2(4と4分の1インチ)、3(4と8分の3インチ)とグリップの外周を表したものになっています。
一部メーカーでは、1~2、2~3といったようなサイズ表記をしていることもありますが、数値はどのブランドでも共通です。
クリップサイズについて、太い方がストロークが打ちやすいとか、細い方がボレーが決まるとか言われることがありますが、選ぶときにはそのようなことを気にする必要はないと思われます。
自分で使ってみて「良い」と感じるものを選ぶのが一番です。
丁度よいテニスラケットのグリップサイズの選び方
自分に合ったグリップサイズを選ぶときには、手の大きさと厚み、握力などを考慮します。
薬指の指先と、親指の付け根の膨らんだ部分の距離が、ラケットを握った時に8mmくらいになるものが使いやすいグリップサイズであると考えられます。
そのため、手が小さくても手に厚みがあれば、細めのグリップではしっくりこないこともあります。
グリップサイズを変えると慣れるまでに時間がかかる
自分に合っているのか合っていないのかがわかりずらかったり、合っていなくても使っているうちに慣れてしまうということもありますが、適性基準より大きく外れたグリップサイズを選ぶことはあまりおすすめしません。
太すぎたり細すぎたりすることで、疲れやすくなってしまうこともありますので、自分の適性サイズを知っておくことは大切です。
テニスのグリップサイズの選び方・メリットとデメリット
グリップサイズには、それぞれのメリットとデメリットがあります。
ここでは、太いグリップと細いグリップの性質を紹介しますので、選ぶ時の参考にしてみてください。
グリップサイズが太いタイプ
- グリップが回りにくく固定しやすいため、パワーのあるボールが打てる。
- 握力が打球時の衝撃に耐えられないと、ラケットを落としやすくなる。
グリップが回りにくいことから、面ブレを防ぐために太いグリップを選ぶ人がいますが、これは間違いです。面ブレが起きるのは基本的にラケットが合っていない証拠なので、そちらを先に解決する必要があります。
グリップサイズが細いタイプ
- 手首が動かしやすいので、サーブやスマッシュなどで繊細なショットが打てる。
- パワーが伝わりづらく、手の中でラケットが回りやすい。
性質からグリップサイズを選ぶ際にも、基本的には適性基準のサイズの中から選んだ方がよいですので、手の大きさなどを優先しましょう。
グリップを握る部分や握り方によってもグリップサイズの選び方が違う
グリップの握り方によっても、グリップサイズの選び方は変わってきます。
グリップエンドに小指をかける握り方をすると、細いグリップを使用していても、グリップを長く持てば、ラケットは手中で回りにくくなります。
グリップを短く持っている場合は、細いグリップだと握りが弱くなってしまうため、回らないためには太いグリップを使うほうが良いでしょう。
また、手のひら全体でグリップを握るか、人差し指から小指の付け根を中心にグリップを握るかによってもグリップサイズは異なり、後者のほうが細いグリップ向きです。
いろいろな項目を総合的に見て、自分に合うグリップサイズを見つけましょう
自分にぴったり合うグリップサイズが見つかると、自分の適性サイズ以外のグリップは触るとわかるようになります。
グリップの太さが変わると、グリップを握った時に違和感を感じられるようになると、それは自分に合うグリップサイズに出会えた証拠です。
なかなか自分に合うサイズが見つからない場合には、ラケットを2本用意して、迷っているグリップサイズ同士で打ち比べをしてみると良いかもしれません。
グリップサイズの選び方を間違えていることの影響
自分にぴったりのグリップサイズが見つかればよいのですが、ぴったりのものになかなか出会えず、「これでいいか」という気持ちで何となく特定のサイズを使っている方も多いかもしれません。
サイズが合わないグリップサイズのグリップを使っていると、自分のショットに影響がでるかもしれません
特に、「打ち負けることが多い方」や「打球時に面がブレてしまう方」はグリップが細すぎるのかもしれません。
一度グリップを握ってみて、最初に紹介したグリップサイズの適性基準に合っているかどうか確認をしてみてください。
もしも、グリップが細すぎた場合には、グリップテープを剥がして貼り直すのではなく、次回の交換時期までは応急処置で乗り切ります。
オーバーグリップをさらに上から重ねれば、グリップの太さが調節できます。
2枚重ねることで、グリップが柔らかくなり、振動の吸収率がアップする効果もありますので、サイズを間違えてしまった時にも、慌てずに対処してください。