運動は食前にする?それとも食後?運動を行うタイミングについて

運動するなら、効果を最大限にする方法で行いたいですよね。

運動って、食前にするべきなのでしょうか?
それとも食後でしょうか?

食前に向いている運動、食後に向いている運動をご紹介いたします。

また、食事を摂ってからどのくらいの時間で身体を維持する栄養素となって体内に吸収されていくのかもご説明いたします。

せっかく運動するのだから、効果的に行いたいですよね。
それでは、食事と運動についてご覧ください。

スポンサーリンク

関連のおすすめ記事

ご祝儀の金額、部下へ贈る場合はいくら包むべき?ご祝儀マナー

結婚式に出席する際に悩むのがご祝儀の金額。特に上司として部下へ贈る場合、いくら包むべきか頭を悩ませて...

日本の文房具はとても優秀!海外の反応もかなりいいんです

日本の文房具の良さは海外の反応からも知ることができると言えそうです。日本にいると書きやすい、...

柔術の試合に勝てない時の対処法!練習や試合ま準備で目指せ勝利

柔術をしている人の中には、なかなか試合に勝てないという悩みを抱えている人もいるのではないでしょうか。...

神社のお供え物の順番は?正しい順番と神棚の設置場所・参拝方法

家に神棚を設置しようと思っている、または設置したばかりの人は、お供え物を上げる順番について悩むことも...

コンビニのイートインで勉強してもいい?時間制限はあるの

コンビニのイートインは勉強するのに向いている?確かになんでもそろっているコンビニで勉強できるなら、と...

お茶とお菓子の置き方には決まりがある!お茶の基本の作法とは

会社や自宅に来客があった場合に、おもてなしとしてお茶やお菓子をお出しする機会もあるでしょう。...

警察官採用時の身辺調査の実態!身辺調査にまつわる疑問を調査

警察官採用試験時には身辺調査が実施されるという話を聞いた事ありませんか?もし警察に一度でもお...

明日の仕事が憂鬱だけど、なんとかしたいなら

世の中で働いている人達の中で「仕事大好き!毎日の仕事が楽しくてしょうがない!」という人はどれくらいい...

卓球のダブルスに勝つための戦術・サーブレシーブにポイントが

卓球でダブルスを組んで試合をすることになったら、どんな戦術で挑めば試合に勝利することができるのか知り...

結婚式のお呼ばれにはヘアアレンジが必要なポニーテール

結婚式にお呼ばれをしたら、まずは服装が気になりますが、髪型やヘアアレンジもマナー違反にならないように...

遠方の葬儀に子連れで参列する時の判断基準と子供の服装・マナー

遠方で葬儀が行われるとき、子供を連れて葬儀に参列すること、特に小さい子供を連れて葬儀に参加するのはと...

【テニスの練習メニュー】シングルスの試合で勝つための方法

テニスのシングルスの試合に出ることになると、勝つためにどんな練習をすればいいのか悩む人も多いでしょう...

色の種類を漢字で書く時はどんな文字で表すの

色の種類は赤、青、黄色など、シンプルに表現するのなら、数十種類程でしょう。しかし、さらに細かく漢...

握力を鍛えるメリットを理解して、たくましい前腕を手に入れよう

たくましい腕になるために、握力を鍛えて前腕を太くしたいと考える男性も多いでしょう。しかし、握...

大学生が帰省でバイトを休む場合のスムーズな交渉術

大学生でバイトをしている方は多いですが、年末年始やお盆など、長期の休みを取るのが取りにくいと悩んでい...

スポンサーリンク

運動は食前にするべき?それとも食後にするべきか

運動をする時に、食前、食後のどちらで行うべきなのか、わからなくなってしまうことはありませんか?
食後に走るとお腹が痛くなるから食前?いや、でも食前だとお腹が空いて力が出ないから、食後かもしれない…。
自分の経験からやりやすい法を選んでいる方も多いかもしれませんが、実は運動の内容によって、効果的な時間は異なります。しかも、時間を間違えると逆効果になってしまう可能性もあるというので驚きです。

まずは、食前、食後、それぞれに適した運動を知りましょう。

運動には「有酸素運動」と「無酸素運動」があるのはご存知ですか。
有酸素運動は、呼吸を一定に保ちながらおこなうもので、ウォーキング、ランニング、水泳、テニスなどが上げられます。
無酸素運動は、筋トレが主で、力を入れた時に息が止まっるような運動があげられます。

「食前」に行うと効果的な運動は、「有酸素運動」です。

運動することで基礎代謝が上がり、食事で摂取されたエネルギーが消費されやすくなるばかりでなく、空腹で体内のエネルギーが少なくなっているため、体が体脂肪をエネルギーにして、消費します。

「食後」には「無酸素運動」が効果的です。
食後の運動は、脂肪を合成する成分の分泌を抑えてくれるので、食事で摂った炭水化物や脂肪を分解し、体脂肪が溜まりやすくしてくれる効果があるそうです。

このように、運動の内容が、有酸素か無酸素かによって、適した時間が異なります。
日頃から運動をしている人は、運動時間が合っているか確認してみてくださいね。

運動を食後にするメリットと注意点について

はじめに書いた通り、食後の運動でお腹が痛くなってしまったり、なんとなく胃の調子がおかしく感じたりした経験がある方は、多いと思います。

食後の運動は、体に脂肪を蓄積することを防ぐ効果があることから、ダイエット中の人には是非取り入れてほしいのですが、注意点もあります。

食後の運動は、食べた直後には行わないようにしましょう。
腹痛や胃に違和感を感じたことがある人は、おそらく食後、運動までの時間が短かったことが原因だと考えられます。

食べたものが落ち着くまでにはある程度の時間が必要です。
また、食後に上昇する血糖値が安定するまでに1~2時間かかると言われていますので、食後にすぐの運動はしないようにしましょう。

とにかく脂肪を減らしたいのなら運動は食前に

ダイエット目的で運動を取り入れる方には食前の有酸素運動がおすすめです。
はじめにもお話した通り、食前には体の中のエネルギーが消費されてほとんどなくなっているため、その分だけ、運動に必要なエネルギーは脂肪から回されることになります。
脂肪燃焼の量が増え、短期間での成果を期待できるため、ダイエットに向いているというわけです。

それだけではありません。
食前の運動は、食欲を減らす効果が期待できます。
私たちの体内では、食欲を強める成分やホルモンが沢山分泌されているのですが、運動をすることによって、これらが食欲を減退させる方向に働いてくれるらしいのです。
つい暴飲暴食に走ってしまう人も、食前の運動で食べ過ぎを抑えることができるとすれば、好都合ですね。

しかし、食前の運動にはリスクもあります。
体のエネルギーがない状態での運動は、体力的にはきついです。
空腹感のイライラや、エネルギー不足で、モチベーションが下がったり、過度な運動は血糖値のコントロールに良くない影響を及ぼす可能性があるとも言われています。
そのため、長時間の運動は避け、会社帰りのウォーキングや、犬の散歩など、軽い運動を習慣にするのがおすすめです。

また、運動で消費したエネルギーを補充する必要がありますので、運動後にはしっかりとバランスの整った食事を摂りましょう。

食後何分くらいで運動できるのか

食後の無酸素運動は、どのくらいで行えるのでしょうか。
先程したように、食後すぐの激しい運動は、体に何らかの不調が出るおそれがあるのでおすすめしません。

食べたものが消化される時間には個人差がありますが、たいてい30分~1時間程度と言われています。そのため、運動はこれくらいの時間をおいてから行うのが良いでしょう。
もしも運動をしてみて、まだ胃などに不調が感じられる時には、もう少し間隔をあけてみるなど、自分に合った時間を見つけてください。

食後上昇する血糖値の値が落ち着くのが1~2時間と言われていることからも、食後の運動は、食べ終わってから1~2時間位で行うのがベストだと考えられます。

また、運動するタイミングとしておすすめなのが、夕食後です。
遅い時間に食事を摂ると太りやすいと言われているように、昼よりも夜のほうが脂肪を蓄えやすいようです。
働いている人も夜は自宅にいる方が多いと思いますので、夕食後の一番効果の高い時に、ぜひ運動を取り入れてみてください。

食前の空腹時にはエネルギーゼロ。食事がエネルギーになるまで

食事を摂ると、下がっていた血糖値が上昇します。

食べたものは、胃や小腸などで、でんぷんなどに含まれる糖質がブドウ糖に分解され、それが血管の中に入って行きます。血管の中にブドウ糖が入ると、15分程度で血糖値が上昇を始め、1時間くらいを目安にピークに達します。
そこからさらに1時間位経つと、今度は血糖値が下がっていく、ということを繰り返しています。

ブドウ糖はエネルギーとして使われます。
時間が経つと、エネルギーがなくなるので、また食事で補充をする必要がありますね。

食前、食後の運動は、この血糖値の上昇、下降に合わせて行うことで効率が上がります。上手に使い分けて、より効果的な運動をしてみてくださいね。