運動は食前にする?それとも食後?運動を行うタイミングについて

運動するなら、効果を最大限にする方法で行いたいですよね。

運動って、食前にするべきなのでしょうか?
それとも食後でしょうか?

食前に向いている運動、食後に向いている運動をご紹介いたします。

また、食事を摂ってからどのくらいの時間で身体を維持する栄養素となって体内に吸収されていくのかもご説明いたします。

せっかく運動するのだから、効果的に行いたいですよね。
それでは、食事と運動についてご覧ください。

スポンサーリンク

関連のおすすめ記事

食事中のゲップはマナー違反!食事中のゲップを予防する方法

食事中にゲップをする人がいますよね。ゲップは生理現象ですから、出てしまうのは仕方がないことでしょう。...

化粧をしない女性は社会人としてマナー違反?化粧に対する考え方

「化粧をしない女性は社会人としてマナー違反だ」という議論が世の中を騒がせていますが、女性が化粧をしな...

内定の報告を先生にしたい!メールや手紙で報告する場合の注意点

苦労した就活でようやく内定がもらえたら、これまでお世話になった先生へ報告したいですよね。でも...

バレーボールのフローターサーブの練習方法と上達のコツ

バレーボールの試合はまずサーブから始まります。そのサーブがなかなか上手く入らないと悩んでいる方は多い...

バスケのコツ!ドリブルが上達する初心者がやるべき練習

バスケのドリブルは、初心者にとってはなかなかボールを上手くコントロールすることができずに、難しいと感...

【バスケのコツ】試合で活躍するために覚えておいてほしいこと

中学校で部活に入って初めてバスケの試合に出るかもしれないと思うと、誰でも緊張してしまうでしょう。...

習字教室を開くには?自宅開業を目指しているあなたへアドバイス

「習字教室を自宅で始めたい」という主婦の方もいるのではないでしょうか。書道教室を開くには何が必要...

バスケのコツ。女子バスケが上手くなるコツと練習方法と大切な事

バスケットボールは重いと感じる女子も多いでしょう。ですがボールをドリブルしたり味方にパスを出した...

法事の香典で新札はOK?香典を包む時の常識とマナーを解説!

法事に参列する時は色々なマナーが気になるものです。相手に失礼にならないようにするためには、予めしっか...

ハンドメイド販売で収入があったときの届出について

ハンドメイドの販売をして収入がある場合は確定申告や届出が必要となります。たいした金額ではないから…と...

墓参りで供えた花の片付けはどうする?素朴な疑問にお答えします

墓参りの時にはお花を供えますが、その後の片付けのことまで考えたことはありますか?お供え物は持ち帰...

No Image

袱紗の慶弔両用タイプの使い方。包み方から渡し方までご紹介

袱紗(ふくさ)には慶弔両用タイプがありますが、それぞれ使い方にはマナーがあります。包み方から渡し...

気になっている中国人女性にプレゼントを贈りたい

気になっている女性とお近づきになるのなら、プレゼントも有効な手段のひとつです。しかしその相手が中...

男の嫉妬は怖い!仕事で・職場で女性に嫉妬する男への対処法

会社の同僚男性に仕事の面で嫉妬をされている、職場で嫌な思いをしているという女性もいるのではないでしょ...

サッカーの夏休みのおすすめ練習メニューをご紹介【高校編】

高校のサッカー部の夏休みの練習メニューを考えるように言われても、何から始めればいいのかわからない人も...

スポンサーリンク

運動は食前にするべき?それとも食後にするべきか

運動をする時に、食前、食後のどちらで行うべきなのか、わからなくなってしまうことはありませんか?
食後に走るとお腹が痛くなるから食前?いや、でも食前だとお腹が空いて力が出ないから、食後かもしれない…。
自分の経験からやりやすい法を選んでいる方も多いかもしれませんが、実は運動の内容によって、効果的な時間は異なります。しかも、時間を間違えると逆効果になってしまう可能性もあるというので驚きです。

まずは、食前、食後、それぞれに適した運動を知りましょう。

運動には「有酸素運動」と「無酸素運動」があるのはご存知ですか。
有酸素運動は、呼吸を一定に保ちながらおこなうもので、ウォーキング、ランニング、水泳、テニスなどが上げられます。
無酸素運動は、筋トレが主で、力を入れた時に息が止まっるような運動があげられます。

「食前」に行うと効果的な運動は、「有酸素運動」です。

運動することで基礎代謝が上がり、食事で摂取されたエネルギーが消費されやすくなるばかりでなく、空腹で体内のエネルギーが少なくなっているため、体が体脂肪をエネルギーにして、消費します。

「食後」には「無酸素運動」が効果的です。
食後の運動は、脂肪を合成する成分の分泌を抑えてくれるので、食事で摂った炭水化物や脂肪を分解し、体脂肪が溜まりやすくしてくれる効果があるそうです。

このように、運動の内容が、有酸素か無酸素かによって、適した時間が異なります。
日頃から運動をしている人は、運動時間が合っているか確認してみてくださいね。

運動を食後にするメリットと注意点について

はじめに書いた通り、食後の運動でお腹が痛くなってしまったり、なんとなく胃の調子がおかしく感じたりした経験がある方は、多いと思います。

食後の運動は、体に脂肪を蓄積することを防ぐ効果があることから、ダイエット中の人には是非取り入れてほしいのですが、注意点もあります。

食後の運動は、食べた直後には行わないようにしましょう。
腹痛や胃に違和感を感じたことがある人は、おそらく食後、運動までの時間が短かったことが原因だと考えられます。

食べたものが落ち着くまでにはある程度の時間が必要です。
また、食後に上昇する血糖値が安定するまでに1~2時間かかると言われていますので、食後にすぐの運動はしないようにしましょう。

とにかく脂肪を減らしたいのなら運動は食前に

ダイエット目的で運動を取り入れる方には食前の有酸素運動がおすすめです。
はじめにもお話した通り、食前には体の中のエネルギーが消費されてほとんどなくなっているため、その分だけ、運動に必要なエネルギーは脂肪から回されることになります。
脂肪燃焼の量が増え、短期間での成果を期待できるため、ダイエットに向いているというわけです。

それだけではありません。
食前の運動は、食欲を減らす効果が期待できます。
私たちの体内では、食欲を強める成分やホルモンが沢山分泌されているのですが、運動をすることによって、これらが食欲を減退させる方向に働いてくれるらしいのです。
つい暴飲暴食に走ってしまう人も、食前の運動で食べ過ぎを抑えることができるとすれば、好都合ですね。

しかし、食前の運動にはリスクもあります。
体のエネルギーがない状態での運動は、体力的にはきついです。
空腹感のイライラや、エネルギー不足で、モチベーションが下がったり、過度な運動は血糖値のコントロールに良くない影響を及ぼす可能性があるとも言われています。
そのため、長時間の運動は避け、会社帰りのウォーキングや、犬の散歩など、軽い運動を習慣にするのがおすすめです。

また、運動で消費したエネルギーを補充する必要がありますので、運動後にはしっかりとバランスの整った食事を摂りましょう。

食後何分くらいで運動できるのか

食後の無酸素運動は、どのくらいで行えるのでしょうか。
先程したように、食後すぐの激しい運動は、体に何らかの不調が出るおそれがあるのでおすすめしません。

食べたものが消化される時間には個人差がありますが、たいてい30分~1時間程度と言われています。そのため、運動はこれくらいの時間をおいてから行うのが良いでしょう。
もしも運動をしてみて、まだ胃などに不調が感じられる時には、もう少し間隔をあけてみるなど、自分に合った時間を見つけてください。

食後上昇する血糖値の値が落ち着くのが1~2時間と言われていることからも、食後の運動は、食べ終わってから1~2時間位で行うのがベストだと考えられます。

また、運動するタイミングとしておすすめなのが、夕食後です。
遅い時間に食事を摂ると太りやすいと言われているように、昼よりも夜のほうが脂肪を蓄えやすいようです。
働いている人も夜は自宅にいる方が多いと思いますので、夕食後の一番効果の高い時に、ぜひ運動を取り入れてみてください。

食前の空腹時にはエネルギーゼロ。食事がエネルギーになるまで

食事を摂ると、下がっていた血糖値が上昇します。

食べたものは、胃や小腸などで、でんぷんなどに含まれる糖質がブドウ糖に分解され、それが血管の中に入って行きます。血管の中にブドウ糖が入ると、15分程度で血糖値が上昇を始め、1時間くらいを目安にピークに達します。
そこからさらに1時間位経つと、今度は血糖値が下がっていく、ということを繰り返しています。

ブドウ糖はエネルギーとして使われます。
時間が経つと、エネルギーがなくなるので、また食事で補充をする必要がありますね。

食前、食後の運動は、この血糖値の上昇、下降に合わせて行うことで効率が上がります。上手に使い分けて、より効果的な運動をしてみてくださいね。