スキー初心者向けのエッジの研ぎ方や頻度について解説します

スキー初心者であっても、エッジを研ぐことによって滑りは変わると言われていますが、研ぎ方がわからない人の方が多いのではないでしょうか。

初心者ができることはサイドエッジを研ぐことですが、揃えなければならない道具がいろいろあります。

今回は初心者向けサイドエッジの研ぎ方と必要な道具について説明します。専門の台などが必要になるため、お金がかかることを覚悟しましょう。

研ぎ方がよくわからない、自分で研ぐ自信がない場合はショップに依頼した方がよいでしょう。そのショップの選び方についてもご紹介します。

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初心者がスキーのサイドエッジを研ぐために必要な道具について

スキーを完璧にフルチューンナップするためには、専用の道具や設備が必要になるので素人では困難です。

素人でも滑走面をきれいにクリーニングすることやワックスがけくらいはできます。

サイドエッジの研磨を自分で行うことも可能ではありますが、揃えなければならない道具がいくつかあります。

クリーニング

ワックスがけの前に「リムーバー」で古いワックスを落とし、しっかりと拭き取ります。拭き取りには専用のペーパーを使いますが、タオルやティッシュペーパーは繊維が残ってしまうので使用しないで下さい。厚手のキッチンペーパーなら代用が可能です。

ワックスがけ

ワックスがけ程度の手入れなら、スキー板を安定して乗せられる丈夫な作業台があれば大丈夫です。簡易ワックスやスプレーワックスなど、より手軽に使えるものと、手間はかかるものの滑走性が高いホットワックスがあります。

サイドエッジの研磨

サイドエッジの研磨には、次のような道具が必要になります。

  • ファイル(やすり)…中目・細目
  • ダイヤモンドファイル…目の違う2~3種類
  • ファイルガイド
  • サイドエッジガイド
  • ボーダーカッター
  • オイルストーン

このほか作業台に固定するスキー用バイス(万力)も準備しましょう。

これだけの道具を揃えるにも数万円は必要になります。研ぎ方に自信がない場合もプロに依頼するほうが安心でしょう。

スキーのサイドエッジの基本的な研ぎ方について説明します

スキーを作業台に固定したら、スキーの側面のエッジガードの部分(ボーダー)をカットします。

ファイルガイドにファイルを固定してサイドエッジを削っていきます。(ファイルガイドには角度が調節できるものと固定式の物があります。)

ファイルガイドとファイルは、スキー板の滑走面にしっかりと押し当てながら動かしましょう。

この時、ファイルがボーダーに当たると滑ってエッジが削れませんので注意が必要です。
動かし方はゆっくりと、まっすぐ後ろに引いてください。あまり短い距離で何度も削るとエッジが不揃いになってしまうので、自分のリーチから任意の距離でスムーズに削りましょう。引っかかるような音や感触がある場合は、上手くできてないかもしれません。

上手に削れると、細く糸のような金属カスがでます。

どんなに上手く削ってもわずかにバリが残るのでオイルストーンで研磨して滑らかに仕上げます。

スキーのエッジの簡単な研ぎ方をご紹介します

簡易的なスキーエッジの研ぎ方であれば、ファイルガイドとダイヤモンドファイルを使っただけの手軽な方法もあります。

エッジの効きがしっくりこないと感じたら、手早く簡易的な方法でする研ぎ方です。

エッジにバリがある場合

200番程度の荒目のダイヤモンドファイルに水を付けてガイドに取り付けて、さっと上下に擦ります。

ソールからエッジに触れたとき、わずかに引っかかりが残る程度にしましょう。

エッジの甘さが気になる場合

ダイヤモンドファイルは中目(600番)で、同じように擦ります。

仕上げ

1600番台の細かいダイヤモンドファイルに水を使い舐めて、エッジの引っかかりをなくします。

作業台がなくてもできる簡易的な研ぎ方です。

スキーのエッジを研ぐ頻度と板の寿命について

スキー板は使うたびにエッジが摩耗し、滑走面には傷や毛羽立ちができて滑りが悪くなります。

そのまま使い続けると金属部分にサビが発生したり、滑走面が傷んで滑走性能が悪くなりますので、定期的なチューンナップが必要になるのです。

シーズンの始まりとシーズン終了後のメンテンナスは入念に行い、シーズン中も定期的なメンテナンス・チューンナップが必要になります。

簡易的な手入れは、あくまでも応急処置。定期的にしっかりと手入れすることが必要です。

10日程度使用したらサイドの研磨方法

2~3日に1回はホットワックスでの手入れがおすすめです。

もちろん、滑走する時間や距離など使用状況によって大きく差がありますので、自分のスキー板の状況に合わせて手入れすることが重要です。

スキー板の寿命は、品質の良いスキー板をきちんと手入れすれば10年から15年、もしくはそれ以上使うことも可能です。

メンテナンスを疎かにすると数年でダメになってしまう可能性があります。

スキーのエッジの研ぎ方がわからない場合は、ショップへ依頼しましょう

いくら道具をそろえられても、そこはやはりプロの技。研ぎ方に自信がなければ、やはりプロに依頼しましょう。

チューンナップは内容によって費用が変わってきます。

料金の安さに引かれてしまうことは仕方ありませんが、あまり安い場合はそれなりの理由があります。

マシンによる流れ作業で、人の手による細やかなチューンナップがなされないことが珍しくないので、安さだけでショップを決めないようにしたいものです。

目安としては7000円程度。

金額や作業内容について疑問がある場合は、スキー仲間から情報を募るのが確実ではないでしょうか。

良いショップと出会えたら、スキー板の状態や自分の好みを伝えて相談しながらチューンナップの内容を決めていくといいでしょう。

スキー板を大切に扱い、安心してスキーを楽しむためにエッジの手入れは無理に自分でやるよりも、プロにお願いする方がいいのではないでしょうか。

意気込んでお金を掛けて揃えた道具ほど、案外使われずにほこりをかぶる結果になりがちです。

使用頻度なども考えて冷静によく考えてみましょう。