神棚の掃除はいつまでにやる?年末の大掃除の方法と注意点を解説

年末は家の中の大掃除をしますが、神棚の掃除もその中の一つです。神棚はとても神聖なもの。大掃除をする時、神様に失礼のないように掃除をする必要があります。

ここでは、年末に神棚の掃除をする時期や方法についてお伝えします。神棚の掃除はいつまでに行えば良いのか、掃除をしてはいけない日はいつなのかなど、掃除の日程について確認してみましょう。

掃除をするときに必要なものや掃除方法・注意点についてもご紹介しますので、こちらも併せて確認してください。

神様に失礼のないように、年末の大掃除をしましょう。

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年末の神棚掃除はいつやる?12月30日・大晦日の前日までには済ませよう

神棚の掃除は、部屋の掃除同様、年末の大掃除に合わせて行うのがおすすめです。
新しい年を迎えるために、神棚の御札や榊、しめ縄などの交換が必要になるので、大掃除を、年末ではなく年始や温かい夏の間にするという家庭の場合には、神棚掃除だけは年末に行うようにして下さい。

毎日お供えを新しいものに替える時に、神棚の拭き掃除なども一緒に行っている方がいるかも知れませんが、神棚の大掃除はそれとは別物です。
神棚を取り外してみると、普段は見えない場所に沢山ホコリが溜まっていますし、先程もお伝えしたように新しい年を迎えるために神棚に配置している祀り物も新しくしなくてはいけませんので、毎日の掃除やお供えの交換と、年末の大掃除とは分けて考えるようにして下さい。

神棚は神様が祀られる場所、大切に扱うこと

大晦日は私達同様、神様にもゆっくり休んでもらいたいので、12月30日までには掃除を済ませておきましょう。また、夜間の掃除は神様がゆっくり休めないので、できれば昼の間に掃除を済ませておくのが良いと言われています。
日中の時間が取れる時に、丁寧に掃除をしましょう。

年末の神棚掃除をやってはいけない日

年末の神棚掃除の中でも、神棚掃除に当てるべきではない日が2日あります。

12月29日掃除しない

苦しむことをイメージさせる「9」が入った日なので「2」二重に「9」苦しむということで神棚掃除には向きません。

12月31日も掃除を控える

先程も述べたとおり、大晦日を神様にゆっくりと過ごしてもらうためにも掃除は控えます。31日に掃除をすることは、慌ただしく、年末に滑り込み掃除をしているような印象にもなりますので、このような理由からも神棚掃除は避けたほうが良いとされています。

神棚掃除は12月30日に行うか、29日以前に行うのが良い

30日に忘れてしまってはいけないので、29日以前にするのがおすすめです。
家を建てたばかりで、大掃除のルーティーンが決まっていないという方、新婚で大掃除に慣れていないという方は、クリスマスが終わったら掃除をする、と決めておけば、毎年の習慣として定着するでしょう。

年末の大掃除で神棚の掃除をするときに必要なものと掃除の手順

それではさっそく、年末に神棚を大掃除する時の準備物と、掃除の方法について紹介していきます。

神棚掃除

【必要なもの】

  • きれいな布2枚
  • 白い和紙又は半紙1枚
  • 白い布1枚
  • お供え物
  • しめ縄
  • 御札
  • はたき
  • 洗面器

【手順】

  1. 手と口を水で流して身を清めます。
  2. 神棚に掃除をすることを伝えるために、礼をします。
  3. テーブルの上に白い布を敷きます。床はいけません。
  4. 3の布の上に、神棚の神具を下ろして並べます。
  5. 口に白い和紙をくわえて、息がかからないように注意しながら御札を取り出して包みます。
  6. はたきで神棚のホコリを払い、必要であれば洗面器に張った水で固く絞った布で、神棚を拭きます。カビ防止のため、固く絞ってください。
  7. 榊立てや神具をきれいに洗って拭き、新しいお供えに交換します。
  8. 新しいお供え、榊、御札、しめ縄等を供え、家族で神様にご挨拶して完了です。

古くなった御札や榊は、後日神社に納めます。どんど焼きで焼いてもらうのも良いでしょう。

神棚の掃除が終わったらすること・神様に失礼のないようにお掃除を

神棚の御札、榊や紙垂、しめ縄も新しいものに交換する

まれに、ホコリを払って、掃除後元に戻す方もいるようですが、毎年新しい気持ちで信念を迎えてもらえるよう、神様の周りのものも新しくするのが一般的です。

榊や白い紙などはゴミ袋に入れて、可燃ごみに出して処分することができますが、御札や紙垂、しめ縄、雲の字は、神社に持っていって納めるのが正しい処分の方法です。
授かった神社でお焚き上げをしてもらうか、どんど焼きに持っていきましょう。

新しい御札やしめ縄などを年末の掃除まで置いておく場所がない時

大掃除前に交換しても構いません。
その場合には、神様に「先に交換だけさせてもらいます」といった旨の挨拶をしてから交換をするようにしてください。

掃除や掃除後の流れには、細かい決まりがありますが、どれも神様に失礼がないように掃除をするために大切なことです。
毎年行っているうちに、流れが定着してきますので、端折ることなく、丁寧に掃除をしてみてくださいね。

神棚の掃除をするときの注意点・気をつけたいこと

神棚掃除の手順の中に、掃除の前に口と手を清める、神具を床に置かないこと、きれいな布を用意するなどといった細かいルールがあったと思います。
ここでは、なぜそのような決まりがあるのかについて解説していきます。

掃除の前に身を清めるのは、神棚が神聖なものだから

神社のお参りの際にも、手水の作法がありますよね。これには、身を清めるだけでなく、心も清めるという意味が込められています。

神具を床に置いてはいけない理由は、神様と人間が同じ目線にならないようにです。
神棚は高い位置に設置しますので、掃除の時にも、机などの高さのある所に置いて掃除をしなければいけません。
神具だけではなく、神棚を下ろして掃除するときにも、机上に置くようにしましょう。

神道では、汚いものが嫌われます。そのため、掃除に使う布などの道具も、きれいなものを用意します。
神棚掃除専用の掃除セットを用意しておくと良いですね。