バレーボールのサーブカットのコツ!できない理由と上達するコツ

バレーボールをしている人の中には、サーブカットがなかなかうまくできない事に頭を悩ませている人もいるのではないでしょうか。どうすればうまくできるか、コツを知りたい人もいることだと思います。

バレーボールのサーブをうまくカットできないことにはいくつかの理由があります。なぜできないのかを知って、対策を行いましょう。

ここでは、バレーボールのサーブをうまくカットするコツと、上手にカットできない理由についてお伝えします。

コツを掴んで練習をすることで、うまくサーブをカットできるようになりましょう。サーブをカットできるようになれば、チームのレベルもアップします。仲間で協力試合、練習に取り組んでください。

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バレーボールのサーブカットのコツ・カットが上手くできない理由

バレーボールの強いチームには必ず、サーブカットの上手い選手が揃っています。いくらアタッカーやセッターの能力が高くても、サーブカットが安定していないと、得点につなげることができませんよね。ここではまず、サーブカットが上手くできない理由を考えてみましょう。コツを掴んで、サーブカットの達人を目指しましょう!

サーブカットが上手くできない理由

  • ボールの軌道を予測できない
  • ボールの落下点を判断できない
  • ボールの落下点に入るのが遅い
  • サーブカットの際に腕を振ってしまう
  • 腕にボールを当てる位置が悪い
  • キチンと腕の面をセッターに向けていない
  • 守備範囲が定まっていない など

ざっと挙げただけでも、改善できそうな点はたくさんあります。サーブカットが上手くなるには練習を重ねるのはもちろんのこと、自分のクセを把握して、正しいやり方を常に意識しながら練習することが最も重要となります。

バレーボールでサーブカットをするコツは自分の守備範囲を決めること

バレーボールのサーブカットが上達するためには、今日からすぐにでも実践できることがあります。それは、「自分の守備範囲を明確にすること」です。

試合の際は当然相手サーバーも、レシーバーが取りにくいポイントを狙ってサーブを打ってきます。他のレシーバーとの中間地点にサーブが飛んで来た時、もしも自分の守備範囲が定まっていないと、どちらがサーブカットをするのか迷ってしまって、お互いにお見合いしてしまう可能性が高くなってしまうのです。強いチームを見ていると、そのようなミスをすることはまずありませんよね。

自分の守備範囲を明確にすることで、ここまでは自分が取る、ここからは任せるといった判断ができるようになるので、他のレシーバーの守備範囲に無理して手を出してミスをするといったようなケースも減らすことができるでしょう。

サーブカットの守備範囲は、自分の立っている場所から2歩以内と決めるのがコツです。それ以外の範囲は他のレシーバーに任せると決めておくことで、確実にミスを減らすことができます。ただし、どちらの守備範囲なのか微妙な場面では、しっかりと声を出して意思表示をすることもお忘れなく。

サーブカットのコツはボールの軌道を予測すること

バレーボールのサーブカットで最も重要なことは、「ボールの軌道を正確に予測すること」にあります。サーバーの動きを見て、どの方向にどんな強さ(長さ)のボールが飛んで来るのかを瞬時に判断することで、それだけ落下点に入ってボールに触れるまでの時間を稼ぐことができるのです。

自分の狙ったコースにサーブを打つには、しっかりと身体をその方向に向ける必要があるため、ボールの飛んでくるコースは、サーバーの身体の向きを見ていればある程度わかります。

サーブがどこに飛んで来るかわからずに構えているのと、ある程度飛んでくるコースを予測しながら待っているのとでは、心の余裕がまるで違ってきますよね。相手サーバーの動きを見ながらコースを予測することで、よりスムーズに動き出すことができるので、それだけボールの落下点に入るのも早くなるのです。

バレーボールのサーブカットのコツは正面に入る・守備範囲に入ること

正確にサーブカットをしてセッターにボールを送るには、ボールの正面に入ることが基本だということは、すでにみなさんもご存知だと思います。しかし、スピードの速いサーブに対しては、ボールの正面に入るのが間に合わないこともありますよね。そんな時に無理して正面まで移動してからボールに触れようとすると、体勢が安定しないままサーブカットをすることになるので、ミスに繋がる可能性がとても高くなってしまいます。

どんな速さのサーブに対しても対応するためには、まずは大体のボールの軌道を読んで、落下点が自分の守備範囲に入るように移動するのがコツです。この方法であれば、最初から正確なボールの軌道を読みきれなくても、だいたいの範囲だけを予測しておけば、あとは自分の守備範囲に飛んできたボールをカットするだけなので、サーブカットの成功率は格段にアップします。

自分の守備範囲をカバーするには、いつでも動けるように常に準備しておく必要があります。相手サーバーがボールを打ってから慌てて動き出そうとすると、どうしても動き出しが遅くなって気持ちに余裕がなくなり、ミスをしてしまう恐れがありますので、自分の守備範囲を明確にして、早い段階で落下点に向けて動き出すことが最も重要となります。

サーブカットをするときは腕を振れないようにしよう

サーブカットの際に意識したいのが、「ボールの勢いをなくすこと」です。バレーボールの初心者は、サーブカットをする際にどうしても腕を振ってしまいがちですが、飛んできたボールに対して腕を振ってしまうと、ボールの勢いをなくすどころか、そこに腕を振り出すことによる力が加わってしまうので、狙った場所以外にボールが飛んでしまったり、ネットを超えて相手側のチャンスボールにしてしまう可能性が高くなります。

サーブカットをする際にどうしても腕を振ってしまうという人は、構えた腕を一旦下に下げてから、ボールに向かって腕を振り出す傾向にあります。そうならないためのコツとしては、次の2点が挙げられます。

まず1つめは、腕を伸ばした状態で構えることです。腕は開いたまま伸ばした状態で、身体から少し離して構えます。この体勢で待つということは、アンダーハンドでサーブカットをするのが基本となりますので、少し後ろめの位置で構えましょう。サーブがこちらに向かってきたら、しっかりと腕で面を作り、セッターに腕の面を向けます。

2つ目のポイントは、ボールに触れる際に肩を少しすくめることです。こうすることで、より腕を振りにくくなるため、サーブカットしたボールが見当違いの方向へ飛んでいくのを防ぐことができます。

サーブカットで一番重要なこと、それは「気持ちに余裕を持つこと」です。相手サーバーの動きをしっかりと見てボールのコースを見極めることで、必要以上に焦らずに、余裕を持ってボールに触れることができるのです。
これを頭に入れて、あとは繰り返し練習を重ねることが、なによりの上達への近道です!