上司と喧嘩になってしまった!
仕事を辞める選択肢も頭をよぎるも、そんな子供みたいなことはすぐにはできませんよね。
ここは『仲直り』の道しか残されていません。
喧嘩しても何も得るものはないのですが、喧嘩してしまった以上謝るのは部下であるあなたです。
上司と喧嘩した時の状況、上司と喧嘩した経緯、自分の非、それらをすべて飲みこんで『すいませんでした』と言いましょう。
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上司と喧嘩をしてしまった。仲直りするならその日のうちにあなたから
もし会社で上司と喧嘩になってしまった場合、基本的には部下から謝罪するのがセオリーです。
たとえ理不尽だと思う場合でも、会社の中での立ち位置は上司の方が上なのです。自分が正しいと思っていても、部下から謝罪して仲直りを図るのが基本。
そこでかたくなに「自分が悪くないのだから謝罪する必要はない」という態度を取り続けると、周囲から生意気・ふてぶてしい態度だと受け取られ、逆に自分の印象を悪くしてしまいます。
もちろん、明らかに納得できない理由であることもあるでしょう。
ですが、社会人というものは自分が納得できなくても、飲み込まざるを得ない場面はあるものです。理不尽な状況でも先に誤る「おとなの対応」ができれば、誠意のある人と見られるでしょう。
そもそも、本来は上司と意見の食い違いがあっても、冷静に対応すべきで喧嘩にまで発展させるべきではありません。
喧嘩に至った経緯を冷静に思い出し、きっかけとなったことや互いにどんな会話があったのか思い返してみましょう。
そして上司の性格、喧嘩に至った場面での態度を分析して謝罪の方法を考えます。経過を紙に書き出してみると客観的な視点を得られるでしょう。
謝罪は早めにすることが大切ですので、可能な限り当日中に。その日が無理なら翌日の朝一番に謝罪しましょう。
時間が経つと謝罪しにくくなるだけでなく、その後の上司との関係がギクシャクし続けることになります。
上司と喧嘩してしまったら絶対に仲直りすること!
上司と言えど同じ人間です。考え方や感じ方は違っていて当たり前ですし、異なる意見をぶつけ合うことで生まれるアイデアもあります。
そう考えると喧嘩は必ずしも悪いものでもありません。
ただし、喧嘩したあとの仲直りが重要になってきます。
喧嘩の理由や内容はともかく、そのまま放置すると気まずい状態が続き、職場全体に迷惑をかけかねません。
同僚や他の上司から「生意気」「失礼」と見られてしまうと、あなた自身が損をすることになります。早めに謝罪して和解することが必要なのです。
喧嘩の相手が上司ではなく同僚の場合も同じです。どちらかが謝罪すれば、問題は早く収まります。この時「謝ること=負け」とは考えてはいけません。
逆に「自分が正しいのに場を収めるために謝った」と、社会人として対応を評価されることでしょう。
もし、あなたが上の立場で部下や後輩と喧嘩した場合、先に謝って来たら「こちらも申し訳なかった」と謝罪の気持ちを返して仲直りするスマートな対応をしましょう。
上司と喧嘩した理由は?仲直りする前に上司はどんなタイプ?
失敗は部下に押し付け、手柄を横取り上司
仕事は部下に丸投げでサポートすらしてくれない上司。でも成功は全て自分の手柄にして、逆にミスがあれば部下に責任を押し付ける。
典型的なダメ上司。どんなに頑張ってもきちんと評価してくれず、成果だけは自分の功労だと威張る上司には、積もり積もって部下が爆発してしまうパターンがあります。
仕事をしない・押し付ける上司
自分ではほとんど仕事をせずに、ちょっと上等な椅子にふんぞり返って部下をアゴで使う上司。終業間際に「これ、やっといて~」の一言で仕事を押し付けて自分は定時で退勤。
部下が必死で働いている間に飲み歩いているらしい…。そんな上司ならちょっとしたきっかけで喧嘩になってしまいそう。
持論がうっとおしい上司
「○○すべき」という言葉を多用する上司には、「自分は絶対正しい」という自信があって意見を人に押しつけようとしてきます。
特にまだ仕事での常識やマナーについての知識や経験が浅い新人に、尊大な態度で「そんなこともできないのか?」「それくらい知らないとダメだ」と言う上司。
人間性を否定するような言い方をする場合もあり、それがきっかけで喧嘩に発展してしまうかも。
上司から嫌われてしまった。喧嘩にならないために気をつけることとは?
上司と喧嘩してしまった。嫌われているかもしれない。そんなとき、仲直りして関係を改善するにはどうしたらいいのでしょうか。
たとえば上司との関係について冷静に思い返して、次のようなことを書き出してみましょう。
- 上司とぶつかってしまう原因はなにか
- 喧嘩に至る発言や行動を取ってしまうのはどうしてか
- 上司と良好な関係を築いている人はどんな発言・行動をしているか
- 上司が求めるのはどういったことか
一つ一つを思い出して紙に書き出す行為は、自分や上司の言ったことや行動を冷静に分析することに繋がります。
その中で、もし自分の行動に問題があったと反省すべき点を見つけたら早めに謝罪すべきです。
だれでも自分の非を認めたくないものですし、いいわけをしたくなるものです。しかし、そのままにしていても状況は改善されませんし、むしろ悪化する可能性の方が高いのです。
謝罪し、受け入れられたなら、それ以上はわだかまりを残さすに気持ちを切り替えましょう。もし、上司から謝罪があった場合は、自分にも悪いところがあったと謙虚に受け止めて互いに歩み寄る姿勢が大切です。
喧嘩の原因が明らかに上司の理不尽な考えや態度にあった場合、正面から衝突してもあなたが得るものはありません。
冷静になって理性的に振る舞い、社内に自分の味方を増やしましょう。周囲からの信頼を積み重ね強固な立ち位置を築ければ上司の態度も変化するでしょう。
上司と喧嘩をしてしまった時、気持に整理をつけるために考えるべきこととは?
上司と喧嘩をしてしまってその場で仲直りできなかった場合、自分にできることは何かを考えてみましょう。
- とことん落ち込んでみる
上司と喧嘩してしまったという後悔やモヤモヤ。気分が沈んでしまうことでしょう。半端に自分を元気付けるのではなく、いっそ「とことんまで沈む。落ち込む」というのも悪くありませんよ。底まで沈めば、次は浮上するものです。 - 一晩寝てから考える
一晩寝たらスッキリするということもありますし、喧嘩になった原因が疲労やストレスで冷静な考え方ができなかったのかもしれません。 - 仕事は仕事。業務には集中しよう
たとえ上司と喧嘩して気まずくなっても「仕事は仕事」。必要な業務は集中して行いましょう。 - 信頼のおける人に話を聞いてもらう
人は話を聞いてもらうだけで気持ちが落ち着いたり冷静になれるものです。喧嘩になった経緯や自分の気持ちを信頼できる人に聞いてもらいましょう。
ただし、おかしな方向に話が流出しないよう人選は慎重に。 - 自分が悪いときは素直に謝罪を
喧嘩したときは感情が先走っているものですが、落ち着いてみたら「悪いのは自分だ」と気付くことがあります。
バツが悪いものですが、早めに謝罪して気持ちに区切りをつけましょう。 - 「仲良し」になる必要はない
上司は「お友達」ではありません。必要以上に仲良くなる必要はないのです。仕事に必要な会話や情報交換を妨げない「適度な距離」の関係を保てば、不要ないさかいも起こりにくくなります。