テニスを始めたらオーバーグリップテープという言葉を耳にするようになります。テニスのグリップには、元々ついているリプレーメントグリップがあり、その上に巻きつけるのがオーバーグリップテープです。
ではなぜオーバーグリップテープを巻くのか気になりますよね。
オーバーグリップテープを巻くのは、もちろん汚れ防止や滑り止めの効果もありますが、その他にもいくつか巻くことによって得られる効果があります。
そのオーバーグリップテープの替え時や巻き方をご紹介!ぜひテニスの上達に結びつけてくださいね。
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テニスのオーバーグリップテープの替え時の判断基準
テニスのオーバーグリップテープを替えるタイミングは?
結論から言えば、オーバーグリップテープに何か「問題」が起こった場合で大丈夫です。トラブルがなければそのまま替えずに使い続けていいのです
使い方によるので交換頻度は人それぞれなので、
- 毎日使う人~約1ヶ月前後
- 週に1、2回しか練習をしない人~3ヶ月
- ハードな練習をする人~2、3週間
が替え時の目安になるとは思います。
ただこれはあくまでも目安なので、問題があればすぐに替える必要があります。
汚れてしまった、擦り切れてボロボロになってしまった、汗臭い、ウェット感がないといった状態になった時に巻き直すといいでしょう。
後は練習量に合わせて替えていくことをおすすめします。
一番の替え時
一番大切なのは「グリップ感」「ウェット感」です。
汚れたなと思った時も替え時ですが、それよりも、握っていて滑るように感じた時が一番の替え時だと思います。
剥げてズレてしまい、下地が見えてしまっているならすぐにでも交換すべき状態です。
オーバーグリップテープの替え時を見極めて、常にいい状態をキープするようにしましょう。
テニスのオーバーグリップテープの替え時はプレースタイルなど個人差も大きい
先程も少し触れましたが、テニスのオーバーグリップテープの替え時は、個人差が最も大きいことを知っておきましょう。
それぞれプレースタイルによって使用頻度も違うので、趣味程度で週に数回行う人と、毎日ハードな練習を行う人とでは、劣化の速度が違うのです。
ただ劣化は必ずしますので、見た目が良くても、半年~1年に一度は交換する方がいいでしょう。
グリップテープには様々な種類がありますが、特にレザークリップの場合はグリップ力に大きな差が出てしまいます。
本来のプレーをするためにも、グリップの状態を見て、しっかりメンテナンスを行うことが大切です。
また、プレースタイルもそうですが、プレーをする人の体質もチェックしたいところです。グリップにはウェットとドライがあり、汗かきの人はドライタイプを選ぶのですが、わりと汗かきな人の場合、週1回のプレイでも、最低1ヶ月に1回はグリップ交換を行うといいます。
汗による高温のせいで、ゴムの劣化が早まるのです。
替えずにプレイを続けると、劣化したゴムが手のひらに付着して、気持ちのいいプレイはできません。
プレイースタイルもそうですが、ご自分の体質もよく理解した方がいいでしょう。
メンタルな部分もテニスのオーバーグリップテープの替え時に関係する
これまではオーバーグリップテープの劣化や問題が替え時だと説明してきましたが、実はそれだけではありません。
オーバーグリップテープを替えることで、メンタル部分にも少なからず影響を与えるので、あえて交換するというのも方法のひとつとなっています。
例えば、試合の流れ。
自分の思っているような試合運びができない場合、オーバーグリップテープを替えて気分を変えようと、試合前に替えてしまう人もいるのです。
汚れが目立ち、汗の臭いがするグリップを持つのは気持ちが良いものではありません。
オーバーグリップテープを替えるだけで新鮮な気持ちになりますし、快適にテニスをすることができます。
そういったメンタル的な部分でも、オーバーグリップテープを替える意味はあるのではないでしょうか。
気分が変わればプレーも良くなるはず。
人によっては、1試合の中で頻繁にオーバーグリップテープを替える人もいます。
もし最近試合運びが上手くいかない、良いプレイができずに行き詰まっているようであれば、ぜひオーバーグリップテープを替えてみてはいかがでしょうか。
リプレーメントグリップがあるのにグリップテープを巻く必要性
テニスを購入すると、リプレーメントグリップテープが元々ついています。
その上から巻くのがオーバーグリップテープなのですが、なぜ元々グリップテープが付いているのに、またさらに上から巻く必要があるのか。それには理由があるからです。
オーバーグリップテープを巻く一番の理由は、ボロボロになってもすぐに巻き替えられるということ。
最初から巻いてあるリプレーメントグリップテープは簡単に剥がすことができない仕組みなっているので、オーバーグリップテープを巻かずに劣化させてしまうと、グリップ自体の修復が難しくなってしまいます。
もし修理するにしても、オーバーグリップテープの4倍にもなるのです。
さらにいえば、オーバーグリップテープは吸収性が良く薄めに作られている物が多いので、グリップの太さを損なわずに汗を吸収できる優れものです。
このように、オーバーグリップテープには様々なメリットがあるため、テニスをするほとんどのひとが巻いているのです。
ただ巻く巻かないの判断は人それぞれなので強制はしませんが、巻いたほうが間違いないのは確かです。
ラケットを買う時にグリップを持って太さを確認すると思いますが、オーバーグリップテープを巻く前提で選ぶと失敗しないと思います。
テニスのオーバーグリップテープの選び方と巻き方について
オーバーグリップを剥がした時、元々のグリップ部分が剥げてしまうことが多くあります。それを解消するためには、巻き方に工夫が必要です。
その巻き方ですが、おすすめの巻き方があります。
それは、一般的な巻き方ではなく反対から巻く方法です。
反対から巻くことでハサミを使う必要もなく、巻き始めの両面テープの後が残らないというメリットもあります。
ポイントは、最初に1周半くらい巻いてから、少し斜め下方向へシワにならないよう巻いていくこと。4~5ミリ程度重ねながら徐々へ下へ巻いていくと失敗しません。
グリップテープの上部まで巻いたら、後は付属のテープなどで巻けば終了です。
巻上がりがぴったりになるように巻くようにしたり、ごわつかないようにひっぱりならが巻くなど、最初は巻くのに苦労するかもしれませんが、すぐに慣れます。
今回はオーバークリップについて説明してきましたが、替え時やタイミングが理解できたでしょうか。
ご自分のプレイスタイルや状況を見ながら、プレーに支障がでないタイミングで替えてください。