野球が全世界で普及していないのはなぜ?オリンピックがカギかも

野球は世界に普及していないマイナーなスポーツだって知っていましたか?

日本ではメジャーなスポーツで、野球少年たちはプロ野球選手を夢見ているのに、世界的には全く普及していないスポーツなのです。

それはなぜなのでしょうか。世界に普及するために必要なこととは?
ヨーロッパで行われる国別対抗のプロ野球やオリンピックが普及に繋がると言われているようです。

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野球が全世界で普及していない理由

春夏の甲子園から日本シリーズまでテレビで放送される「野球」は、日本国内では人気が根強いスポーツですよね。
しかし、世界的に見ると人気どころか「野球」というスポーツ自体が普及していないのはご存知でしょうか。

ここまで知名度の高いスポーツである野球がなぜ世界では普及しないのか?
その理由は大きく3つに分けられているようです。

野球用具の調達

日本では野球をするとなると、すぐにスポーツ用品店で野球に必要となるグローブやバット、ユニフォームなどを揃えることができますよね。
しかし、発展途上国であるアフリカなどはこうした用具を揃えることができません。
用具を調達するためには野球が進んでいる国から支援をして貰う必要があるのです。
このように、途上国では用具の調達が難しいことから野球の普及が遅れており、世界で野球が普及しない理由のひとつとなっています。

複雑なルール

野球と言えば3アウトで攻守が入れ替わるのを9イニングを行うのが基本の進め方ですよね。
また、ゲームを進める中では、犠打や盗塁など様々な戦略もあるのが特徴です。
そのため、試合時間は基本的に長く、場合によっては4時間を超えるゲームになる場合もあります。
こうした試合時間は他のスポーツと比較しても特に長く、野球が世界で普及しない理由のひとつと言えるでしょう。

文化の違い

全世界で普及しているサッカーは、素早いパス回しや華麗なドリブルなどスピード感のあるスポーツですよね。
しかし野球はどちらかというとスピードよりもパワーが重視されるスポーツです。
そのため、スピード感を美しいと捉える国では野球はそうした要素が少なく緩慢なスポーツとして捉えられ、世界で普及しない要因のひとつになっているのかもしれません。

このように、野球が全世界で普及しない理由は野球用具の調達が難しいことから始まり、野球というスポーツのルールや各国の文化も関係しています。

野球を世界に普及するための取り組みと課題

野球を世界に普及するための課題は「オリンピック種目」として復活です。
オリンピック種目として野球が復活すれば、世界的にも知名度の高いスポーツとなり、自然と野球は普及するようになります。
日本では、2020年の東京オリンピックで一時的に野球がオリンピック競技として復活しますよね。
しかしこれはあくまでも「一時的」です。
オリンピック開催都市が希望する競技を提案できること、日本が野球復活に盛り上がっていることから、一時的に五輪競技として復活するのです。

完全にオリンピックの種目として野球を復活させるためには、「五大陸」で野球が普及することがカギとなります。
五大陸の中でも野球の普及が遅れているのはヨーロッパとアフリカ。

特にアフリカは、貧困で野球を普及させるためのお金がありません。
これまでもアメリカを中心とした先進国は様々な援助を行ってきましたが、未開発の地域がまだまだ多いのが現状です。
このようなアフリカに野球を普及させる方法は、アフリカに「野球産業」を根付かせ盛んにさせるのです。

前述してきたように、野球には必ずバットやグローブといった用具が必要となります。
こうした用具をアフリカで作れるようにして製造技術を高めれば、海外輸出ができるようになります。
野球用具を海外に輸出できるようになれば外貨獲得の手段ともなり、野球用具職人としてご飯を食べる人も増やすことができ、貧困解消の手助けになるかもしれません。

野球というスポーツを世界に普及させるためには、アフリカに野球というスポーツを根付かせ盛んにさせることが重要なのです。

野球が世界に普及するチャンス?普及に繋がる一筋の光

世界にはまだまだ普及していない野球ですが、そんな野球にも普及に繋がる一筋の光があるのをご存知ですか?

ヨーロッパでは、2016年からユーロベースボールリーグの名称で国別対抗のプロ野球が行われています。
参加国は、オランダやイタリア、ドイツなど野球に関心の薄かった国々。
こうした野球の普及が進んでいない国々で正式に野球が行われることは、ヨーロッパ全体の野球の普及に繋がる可能性もあるでしょう。

また、野球の関心が薄いヨーロッパだからこそ、世界に野球が普及するきっかけにもなるかもしれません。

野球を全世界に普及させるのはやはり難しい

日本では野球が普及し人気なスポーツであるがゆえに分かり難い部分もあるかもしれませんが、野球が普及していない各国では「野球」というスポーツは、お金のかかる夢の無いスポーツなのです。

野球をするためには施設環境はもちろんのこと、用具も揃えなければいけなく、思った以上にお金のかかるスポーツです。
発展途上の貧困国ではこうした施設環境を整えることも難しく、また、プロになったところで野球の普及が進んでいない国では野球で稼ぐこともできません。

そうした状況を改善し野球を国中に普及させるためには莫大な資金が必要となり、そう簡単にいかないのが現実でもあるのです。

世界で一番普及しているスポーツはサッカー

いかがでしたでしょうか。

「野球」というスポーツは日本国内で人気なために世界各国でも人気なスポーツと思いがちですが、意外とマイナーなスポーツなんですよね。
また、野球を世界に普及させることは簡単なことではなく、難しい面も多くあるのが現実です。
一方で、そんな野球とは反対にサッカーは世界で最も普及しているスポーツと言われています。
言ってしまえばサッカーはボールさえあればできるスポーツですよね。

そうしたサッカーは野球のように用具や環境を揃える必要もないため、貧困国でも愛されやすく、広く世界各国で普及できている理由なのかもしれません。