バスケのシュートがたとえ入っても、無回転のシュートでは上達はしません。
シュートには回転が必要ですし、それには理由があるからです。
シュートに回転が必要なのはなぜなのでしょうか。
回転させたシュートを打つにはどんな練習メニューがいいのでしょうか。
ボールに回転がかかれば、シュートの成功率はもっと上がるはずです。
フォームも見直して、良いシュートが打てるよう頑張りましょう!
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バスケのシュートに回転が必要なのは、飛距離を伸ばすため
バスケのシュートには回転が必要だといいますが、どうして回転が必要になるのか理解できない方もいるのではないでしょうか。
バスケのボールが回転することで飛ぶ距離が長くなる
ボールを回転させることによって飛ぶ距離が伸びます。ボールに回転をかけずに飛ばすと落ちやすくなります。
ボールが落ちるのは空気抵抗が原因です。空気に触れると抵抗をうけるのでそれによって落ちてしまうのです。
ですが、ボールに上手な回転をかけると空気が流れ抵抗をうけにくくしてくれます。落ちにくくなるということは距離が伸びるということになるのです。
バスケのシュートに回転がかかれば成功率もアップする
バスケのシュートはリングやボードにあたりリングの中にボールが入りますよね。このときにボールがリングやボードにあたり跳ね返ってしまっていませんか?
回転をかけることによってシュートが外れにくくなる
シュートをうつとボールがボードやリングに当たりますよね。回転したボールが当たることによってボールの勢いが弱まってリングに入りやすくなるのです。
回転していないボールの場合は、勢いが弱まらないのでボードやリングに当たったときにはねやすくリングに入りずらくなります。
ボールに回転をかけることによって落ちにくいボールになりリングまで届き、さらにリングやボードにあたった時にボールの勢いを抑えることができシュートの成功率をアップさせることができるのです。
シュートの成功率を上げたい場合は、回転がかかったボールをシュートできるように練習しましょう。
バスケのシュートに回転がかからない理由と練習メニュー
シュートを打つ時は、ボールに回転をかけることによってシュートの成功率があがるのはわかっていても、上手に回転をかけることができないと悩んでいる方もいるのではないでしょうか。
ボールに回転を上手にかけるためには、手首のスナップと指の使い方が関係してきます。
手首のスナップを上手に使い、さらに指でひっかけるようにして回転をかけるのです。
ボールに回転がかからない場合は、この2つがうまくできていないことが原因のことが多いので、正しいフォームで練習しましょう。
バスケで回転がかかったシュートを打つための練習方法
まずは仰向けに寝て真上に上げる練習をします。手首のスナップがきいているかどうか、指はしっかり引っかかっているかを意識しながら真上に上げるようにしてください。
真上に上がっている場合は、同じ場所にボールが戻ってくるのですが、真上に上がっていない場合は、違う場所に飛んでしまうので、ボールがしっかり手元に戻ってくるようにしっかり練習しましょう。
次に、立ってシュートフォームの練習を行います。立ったその場所から、自分よりも少し手前に落ちるようにシュートを打ちます。
正しい回転がかかっていると、ボールが地面につきバウンドして手元にボールが戻ってきます。手元に戻ってこない場合は、回転が変な方向にかかっているか、回転がかかっていないかになるので、どこが悪いのか確認してみてくださいね。
この2つの練習を行いしっかりと正しいシュートフォームを身につけるようにしましょう。
バスケのシュートはアーチ状に高く、できるだけ回転が少なくを意識しよう
ここまでバスケのシュートを打つ時には、回転をかけた方が成功率が上がるという話をしてきましたが、成功率が上がるからと言ってものすごい回転をかければいいのかというとそういうわけではありません。
ボールに回転がかかるとボールは曲がります。回転をかけ過ぎてしまうと自分の思った方向に飛ばずに変な方向に飛んでしまうこともあります。
なので、シュートを打つ時のボールはリングやボードに当たるまでの間に2回転ほどしていればいいのでそれ以上かけないように気をつけてくださいね。
回転が全くしていないのも問題になりますが、かかり過ぎているのも問題があるので、ちょうどいい回転を掛けることができるように練習しましょう。
ジャンプシュート、フリースローのコツ
バスケのシュートは、自分の好きなところからシュートを打てるというわけではありませんよね。
少し距離がある場所から、シュートを狙うこともあると思います。そんな中距離からシュートを狙うときには、ジャンプシュートをすることになると思うのですが、この時飛ばす方向と距離が合っていないとシュートは入りません。
ジャンプシュートを成功させるコツは、体の向きと手の出し方です。ゴールに向かって体を向けて、手と指をまっすぐに出すと正しい方向にボールが飛んでいきます。指の使い方を意識して、右や左に回転がかからないように調整をしながらまっすぐにボールが飛んで行くよう意識して打ちましょう。
また、バスケには誰にも邪魔されずにシュートを打つことができるフリースローというものがあります。
誰にも邪魔されずに打つことができるので、絶対に成功させたいシュートですよね。
このフリースローを成功させるコツは下半身を使うことです。
手の力で投げるのではなく、下半身を使い距離を飛ばせるようにしましょう。下半身を使うことによって安定しますので、成功率がぐんとあがりますよ。
このように、バスケのシュートにはジャンプシュートやフリースロー、スリーポイントなど中距離や長距離から打つシュートがありますが、どのシュートも基本は同じです。
正しいショートフォームを身につけることができるように日々練習しましょうね。