教師といっても、私立と公立とでは採用試験や級両面、待遇や働き方まで違いがあります。
では、私立と公立の教師とではどう違うのでしょうか。私立の教師になるメリット、デメリットは?公立から私立の教師になるには?その逆は難しいものなの?
私立か公立かで悩んでいる人必見です!
ただ、公立から私立へ転職する場合はタイミングさえ合えば十分可能ですが、私立から公立の教師になるのは時間の使い方がカギになりそうです。
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私立と公立の教師では採用試験や給料面でどんな違いがあるの?
私立と公立の教師の採用試験について
まず、公立学校の採用試験の場合は、都道府県や政令指定都市が毎年一律で実施する教員採用試験に合格する事が条件となります。
都道府県や政令指定都市単位で試験を行うので、勤務先は域内のどこかの学校になります。
一方私立学校はその学校独自の採用試験が行われます。
勤務する学校は試験を受けた学校となりますのでどこの学校になるのか心配することはありません。
給料・待遇
公立学校の場合、教員は公務員として扱われます。
その為、学校間で給料や待遇に大きな差ができることはありません。
一方私立学校の場合は、民間の企業と働くのと同じ扱いとなります。
その為、学校によって給料や待遇は違い、学校の経営や先生個人の評価によって変動しやすいです。
公立ではなく私立の教師になるメリット、デメリットは?
私立学校の教師のメリット
公立学校の場合は5年前後で転勤があり、勤務先が変わります。
しかし、私立の場合はその学校での採用のため基本的には転勤はない事が多いです。
その為、転勤がないので引越しすることもなくマイホームを持つ事ができますし、卒業生が学校を訪ねてきて教え子の成長を見守る事もできます。
ただし、同じ学校法人の中では人事異動もある可能性はあります。
教育面で言うと、同じ学校で長年にわたって勉学を教える事ができるので教育の継続性を保ちやすく、ブレの少ない教育活動を行う事ができるでしょう。
教師がデメリットに感じる事
デメリットとしては、もし人間関係で上手くいかないことがあっても転勤がないので嫌いな相手とずっと同じ職場で働かなくてはなりません。
教育面だと、もし学校の教育に対する方針と自分の考え方が合わない場合に自分の感情を押し殺して勤務しなくてはならないです。
公立の教師は私立の教師より教育熱心ではないと言われてしまう原因とは?
公立学校の教師は私立学校の教師よりも教育熱心ではないと言われる事が多々あります。
それは一体なぜなのでしょうか。
まず、公立学校の教師は公務員であるため、基本的には身分が保証されています。
その為、熱意や教師間での競争はあまりないのかもしれません。
一方、私立学校の教師の場合は民間企業の教師であるため勤務評価によって給料や待遇が変わってきますので、自分の学校の評価を上げる努力をしている事が言えるでしょう。
大学進学への熱意も、公立学校の場合だとそこまで熱心ではないのかもしれません。
私立学校の場合は自分の学校から良い進学先の学生が増えることを目標としていますが、大学進学指導の確固としたノウハウを持っていない教師が多くはないのが現状です。
大学進学指導についてはどっちが良いのか一概には言えないでしょう。
公立から私立へ転職することは可能なの?
公立学校の教師が、私立学校へ転職する事は、その逆の場合よりも比較的容易である事が多いです。
私立学校へ転職する場合の注意点
転勤がないことを覚悟する
私立学校の場合は基本的には転勤がありません。
公立の場合はもし人間関係で苦労しても転勤があればリセットされていました。
しかし私立ではそうも行かないので、学校での雰囲気や教員内での人間関係が良い学校を探す事が重要となって来るでしょう。
転職先の学校を慎重に選ぶため、事前に学校見学を行ったり、口コミや情報を調べるようにしましょう。
教諭としての募集が少ない
少子化で定員割れが起きている私立学校が増えているため、教諭ではなく非常勤講師の募集が増えています。
教諭としての採用が少ないため、転職する際に将来に対する不安を感じることもあります。
反対に私立から公立の教師になるのは難しい?
では、反対に私立学校の教師が公立学校の教師に転職する場合を見ていきましょう。
私立学校から公立学校の教師に転職する場合
教員試験を受ける必要がある
公立学校の教師になる場合は都道府県や政令指定都市の実施する教員試験に合格しなくてはなりません。
教員試験は受ける地区などによって科目数や倍率が変わります。
幅広い知識が問われる
公立学校の筆記試験は受験科目に関する知識が幅広く問われるのに加えて、実技試験や模擬授業、面接も行われます。
その為、公立学校の教師に転職したいと考えるのであればなるべく早めの対策をする必要があるでしょう。
普段の仕事もこなしながら受験対策を行っていかなければならないため、いかに効率よく、根気強く勉強を進めていく事が合格への鍵となってくるでしょう。