エチケットとマナーの違いは?違いを知ってルールを守った生活を

エチケットとマナーは似たような意味合いで使われることが多い言葉です。でも、この2つの言葉の意味を理解して使っている人は少ないかもしれませんね。

エチケットとマナーの違いは一体何なのでしょうか。詳しい意味や使う場面は?

そこで今回は、エチケットとマナーの違いと意味、2つの言葉が表現していることについてお伝えします。

スポンサーリンク

関連のおすすめ記事

結婚式に参列する時に持っていく女子のための持ち物リスト

結婚式に招待されて参列する時には、どのような持ち物が必要なのでしょうか?結婚式に行く時には、フォ...

消えるボールペンは履歴書で使用可能?特徴とデメリット

消えるボールペンは間違った場所を消すことができて便利ですよね。しかしその特徴があることから正式な書類...

柔軟剤の臭いに苦情!キツすぎる臭いはスメルハラスメントに!

洗濯物をいい香りに、ふんわりとした仕上がりにしてくれる柔軟剤。自分の好きな香りのものを見つけて常用し...

バスケのシュートは回転とアーチ状に高くが成功率をあげるコツ

バスケのシュートがたとえ入っても、無回転のシュートでは上達はしません。シュートには回転が必要です...

入学式の服装のポイントは?注意が必要なママの服装について

入学式は子供が主役!わかっていてもやっぱりママの服装も気になるところですよね。目立ち過ぎを気にするあ...

テニスの練習を自宅で。素振り・筋トレ・フォームチェック!

テニスはコートの外でどれだけ練習するかが上達のカギとなります。自宅でできるトレーニング方法や...

スノボウェアの下に着る洋服選び【レディース編】

初めてスノボに行くという場合には、ウェアの下に何を着れば良いのか悩む方が多いようです。気温が低く...

人混みが苦手。社会生活をスムーズに送るために苦手意識を克服

人混みが苦手だと、大人としてダメ的なレッテルを貼られている気分になりませんか?社会という組織...

退職願は必要?退職届の書き方と気になる有給消化について

退職願や退職届は、なかなか書く機会がないものですよね。書き方についても、わからないことがいっぱいです...

ダブルスに勝つ卓球のコツ・多球練習とフットワークの練習方法

卓球の試合には、1対1で行うシングルスの試合と2対2で行うダブルスの試合があります。ダブルスの試合に...

野球のドラフトの仕組みについて気になるルールを解りやすく解説

野球のドラフト会議の仕組みについて、野球を観るのは好きだけどドラフト会議の仕組みやルールまではよく解...

習字教室を開くには?自宅開業を目指しているあなたへアドバイス

「習字教室を自宅で始めたい」という主婦の方もいるのではないでしょうか。書道教室を開くには何が必要...

バスケのコツ!ドリブルが上達する初心者がやるべき練習

バスケのドリブルは、初心者にとってはなかなかボールを上手くコントロールすることができずに、難しいと感...

航空自衛隊の戦闘機パイロットの年収となるための長い道のり

航空自衛隊に入隊したい、中でも戦闘機のパイロットになりたい人はどのくらいの年収がもらえるのか気になる...

草野球の投手の投げ方のコツと覚えて欲しい球種について解説

職場の草野球チームで投手をすることになると、投げ方についてまず調べて少しでも多く球種を覚えようと思う...

スポンサーリンク

エチケットとマナーの違いって?

普段、エチケットやマナーという言葉を用いる際には「エチケットがなっていない」「マナー違反」など、あまり良くないことを指摘する場面で使われることが多いように感じます。

では、具体的にエチケットとマナーの違いをご存知でしょうか?

エチケットとマナーともに、意味としては礼儀作法や気遣いを指します。どちらの言葉を使うかは、何に(誰に)対して言及するかによって違ってきます。

エチケットとは、個人への態度に対して、とくに身だしなみなどについて使われます。これに対し、マナーとは主に個人を特定せず、公共全般に対して使われます。

近年ではこれらを「モラル」と置き換えられることも見受けられますが、こちらもやはり同様に「モラルに反する」など、否定的な場面で使われることが多いようです。

エチケットとマナーの違いについてもっと知ろう!

では、もっとわかりやすくエチケットとマナーの違いについて。

エチケットとは

特定の個人に対しての礼儀作法のことを指します。身だしなみがきちんとしていなかったり、連絡もなく平気で約束の時間に遅れてきたりことは、エチケット違反と言えるでしょう。マナーよりももっと身近な、ある特定の人物にのみ不快感を与えるような行為に対して使われます。

マナーとは

例えば、運転マナーや食事マナーなどは、公共の場においての礼儀作法全般を指します。ある特定の個人というよりは、より多くの人に迷惑がかかる行為に対してマナーという言葉が使われます。咳がひどいのにマスクもせずに満員電車に乗っている人や、図書館などの静かな場所で大声で話す行為などは、即マナー違反の認定をされてしまいますよね。

また、マナーは英語であるのに対して、エチケットはフランス語であるといった相違点もあります。

ただ、実際にはこれらの言葉を使う際には、明確に区別して使う方は少ないのではないかと思われます。どちらを使っても意味としては通じますし、逆の場面で使ったとしてもさほどおかしくはないのが実情です。

エチケットとマナーの違い・マナーについて

マナーとは、快適に生きていくうえで最低限必要な、他者への思いやりの精神のことです。皆が少しずつでも思いやりを持って行動することで、より暮らしやすい社会となるのです。

マナーには厳格な決まりはありませんので、たとえマナー違反を犯したところで、法的に罰せられることはありませんが、周囲の人たちからみれば、「マナーがなっていない人間=信用性に欠ける」と捉えられる可能性も。

日常生活においては、さまざまな場面でマナーを問われます。その一部を例として挙げてみましょう。

  • 食事をする際には口を閉じて噛む、お箸の使い方や手の添え方など
  • 公共の乗り物ではお互いに席を譲り合う
  • エスカレーターでは左側に立つ(地域により違いはあります)
  • 犬の散歩をする際はきちんとリードをつける、フンは持ち帰る など

これらは、マナーという言葉を常識と置き換えても良いのかもしれませんが、近しい人でなければなかなか指摘しにくい点ばかりなので、本人は気付かずにマナー違反をしている可能性が高いでしょう。

エチケットとマナーの違い・エチケットについて

エチケットとは、相手が不快にならないように配慮するといった意味合いがあります。マナーと同じように使われがちですが、ある特定の人物に対しての礼儀作法のこと指します。

車酔いした際に使われるエチケット袋などが良い例ですが、より衛生的に過ごすための配慮が出来るか否かが問われる場合に、エチケットという言葉が用いられます。

他にもエチケットが問われるのは、おもに服装や身だしなみに関する事柄が多いです。男性であれば、大事な場面ではスーツにネクタイを着用するなど、TPOに合わせた服装が求められます。高級な飲食店には暗黙のドレスコードがあるように、どこにでもサンダルやスニーカーでOKと思っていてはいけません。
また、外出するさいには最低限の身だしなみは整えておく必要があります。ひどく寝癖がついたままでは、だらしない印象を与えてしまいます。

さらに最近では、インターネット上の投稿などに対しての「ネチケット」という言葉も広まっています。不用意な発言から他者に不快な思いをさせないように、投稿する際には気を配る必要性があることもお忘れなく。

エチケットとマナーの違いを知ってルールを守った生活を

ここでもう一度おさらいしますが、「エチケット=特定の個人に対するもの」「マナー=公共の場で求められるもの」を指します。

どちらもあくまで周囲に対しての礼儀作法が出来ているかどうかを問われるものなので、他者に対しての思いやりを態度として顕すことが出来ていれば良いということになります。
自分の行為に対して、他者がどう思うかは人それぞれの感じ方にもよるので一概には言えませんが、他者を不快にさせないように振舞うことで、最低限のエチケットやマナーを守ることは出来ます。

マナーやエチケットに気を配ることは、ひいては社会で生きていくためのルールを守ることにも繋がります。ルールを守れないと、生きていくことはおろか他者との共存も難しくなります。

ここまで読んでいただいて「自分はだらしない方だから、周りの人からはマナーやエチケットがなっていないと思われているのかも…」と思い当たるフシがあるあなた!まずは出来ることから始めてみませんか?
言葉遣いを気をつけるだけでも、周囲の印象はガラリと変わりますよ。