牽制が野球の試合を制す!そのやり方について徹底解説します

野球の試合において牽制でランナーをアウトにすることもできますが、正しいやり方やコツがわかっていないとなかなか難しいでしょう。

軸足をプレートから外した場合と外さない場合によってルールも違うため、しっかりと理解することも大切になります。

今回は野球の牽制の基本的なやり方とコツについて説明します。ボークにならないように牽制できるようになりましょう。

スポンサーリンク

関連のおすすめ記事

ハードルの跳び方にはコツがある、高校のハードル走のコツとは

高校の体育の授業でハードルが行われる学校もあるでしょう。ハードルは簡単そうに見えて実は結構難しい...

職場でうるさい人を注意する方法は?人間関係を壊さずに注意を

自分が働いてる職場に何かと騒がしい・うるさい人っていますよね。あまりにもうるさすぎると、仕事に支障が...

バレーのトスの指の形とは?トスの基本や練習方法を紹介します

バレーのトスの指の形はどのようにするといいのでしょうか?トスが上手くいかない原因にはどのようなものが...

コンビニの品出しの時間はお店によって違う!時間帯を紹介

24時間営業していたり、ちょっとした物を買うのに気軽に寄ることが出来て便利なコンビニ。いつも...

在宅で起業する主婦が急増中!成功の秘訣とは

子供が小さくて外に出て働くことがまだまだ難しい・・・という主婦も多いのでは?在宅ワークをして...

公安の仕事は本当に危険?その仕事内容について徹底調査!

テレビのドラマなどでも登場する「公安警察」。ドラマを見る限り、なんだか危険そうな仕事という印象が強い...

昼休みに仕事をする上司や同僚は迷惑?休憩時間も働く心理とは

昼休みになっても仕事を続ける上司や同僚の方もいますよね。そんな上司や同僚の方がいると休みにく...

柔道の寝技を最強にする基礎トレーニングや練習のコツとは

柔道の寝技が最強に強くなりたいなら、基礎となるトレーニングやコツを掴んだ練習を重ねる必要があります。...

指紋採取をする警察の鑑識員になるには?鑑識員になる方法

事件や事故現場で腰を屈めながら指紋を採取している警察官を見たことありませんか?これらの警察官...

走り高跳び【女子中学生編】記録を伸ばすコツや練習のポイント

走り高跳びをやっている女子中学生には、思うように記録を伸ばせず悩む人もいるでしょう。走り幅跳...

バイトを辞める理由は嘘でもいいの?辞める理由と言い方のコツ

バイトを辞める理由が、面倒になったから、あるいは仕事が面白くない、店長が嫌いだからなど、辞める理由を...

野球の差し入れに嬉しいものとは!社会人野球で喜ばれる差し入れ

社会人野球をしている方に差し入れをしたいという場合にはどのようなものが喜ばれるのでしょうか。せっ...

退職は2週間前に伝えればいいの?正社員の退職について

退職したいなら2週間前でOK?正社員での雇用なら、民法627条1項の定めにより、『雇用は、解...

仕事のミスやクレームの正しい対応や落ち込んだときの心の守り方

仕事でミスをしてしまったり、そのミスによってクレームが来ることもありますよね。では、そんな仕...

電話が苦手な人に教えたい!電話をかける事が苦にならない方法

プライベートでは電話をかける機会が減ってきていると言われていますが、電話をかける事でしか問い合わせが...

スポンサーリンク

野球の牽制の基本的なやり方とは

牽制球の動作に入る前の基本ルールを理解しておきましょう。
投手はセットポジションの体勢に入った後は、投球の動作以外ではグローブと肩を動かしてはいけないというのが基本ルールになっています。
このためランナーの動きを確認したいときは、動かすことが許可されている首を使って行います。グローブと肩を動かしたいときは、軸足をプレートから外さなければなりません。

牽制には軸足をプレートから「外した場合」「外さない場合」でやり方が異なる

軸足をプレートから外した場合

プレートを踏んでいる軸足を二塁方向に移動させます。プレートから軸足を外した後に、ボールを投げます。
軸足をプレートから外すと、自由に動くことができる状態になります。このため、突然ランナーが走り出したときには、プレートから軸足を外し自由に動ける状態にしてから、ランナーを追いかけてランダウンプレイにすることができます。
また、投げにくいような場合は、仕切り直すことを目的に一旦プレートから軸足を外したりもします。

軸足をプレートから外さない場合

軸足はプレートに乗せたまま、体を投げる塁へ向くように動かしてから、牽制球を投げます。この体を塁の方向へ動かしてからボールを投げるまでの動作は、一連で行わなければなりません。
プレートから軸足を外す動作を行わないので、素早くボールを投げることができるので、ランナーをアウトにできる確率が高くなります。
軸足がプレートを踏んでいる状態では、二塁への牽制球を除いて必ずボールを投げるのが基本ルールとなっています。投げない場合はボーク(反則投球)になります。

野球の牽制のやり方にはコツがあります

牽制をやるときのコツは、フェイントを掛けながらやることです。毎回、同じようにして牽制を入れていては相手にパターンを読まれてしまいます。

例えば牽制球のスピードを変えます。ゆっくりとした牽制を入れてから、次に早い牽制を入れます。

ランナーはピッチャーの牽制を見てリードできる範囲を決める

上手なランナーならこすごく細かい感覚で行っているようです。したがって、ランナーのこの感覚を狂わせていくことにポイントがあります。緩い牽制球を速さを変えて投げ、ランナーから「このピッチャーの牽制球の速ささはここまでだ」と思わせておいてから、次に早い牽制球を投げます。

視線でごまかす方法もあります。キャッチャーのサインを見ているフリをして、スッと牽制を入れるというやり方です。

プロ野球選手の牽制のやり方を参考にしよう

牽制を上達させたいのなら、プロ野球選手のやり方を見て手本にしてみるといいでしょう。

セットポジションに入る前の牽制

セットポジションに入る前の牽制だとボークのリスクがありません。セットポジションに入っていないためサイン中に投げることも可能です。これは牽制のスピードも上がり、ランナーもピッチャーの動きが分かりにくいという強みがあります。

牽制の速さを変えます

最初はゆるめに投げてランナーが戻るときのスピードなどの状態を確認します。ランナーの戻りが遅いと思ったら、そこで速い牽制をします。

アウトを狙う牽制

最初は通常速さの牽制で、ランナーの盗塁への意識を探ります。2球目はセットポジションの時にボールを長く持って、速い牽制をします。3球目はパターンを変えます。セットポジションに入る前に、キャッチャーとサインを交換しているフリをして牽制をします。パターンを変えて最後に速い牽制を出すことで、ランナーの読みの違いを狙います。

牽制のパターンを変えることでバリエーションを増やし、牽制を成功させます。
また、ランナーが大きな賭けに出て走ったときは難しいですが、プロ野球では、ランナーが走り出すイミングを見極めて牽制します。ランナー走ろうとする時は重心を右に移動させるので、その小さな動きを見極めます。

牽制の上手い右ピッチャーは首の使い方も上手

首をキャッチャーへ向けている状態で、一塁側へ視線を送っています。
左ピッチャーの場合は一塁ランナーに対して正対するので、素早い動きの牽制は難しくなってきます。投球動作のレパートリーを増やすことで相手を攪乱させる手を使います。

左ピッチャーが一塁へ牽制する場合のコツとは

左ピッチャーの一塁への牽制する場合は、ランナーの動きが見えやすいので右ピッチャーに比較するとやりやすいと言えます。コツは目線を上手に変えることにあります。
ランナーを見ながら前に投げる、前を見ながら牽制する、といった色々なパターンを使います。

次にポイントとなるのが、足の上げ方になます。左ピッチャーは牽制に緩急をつけることが難しいため、足の上げ方に緩急をつけるのです。まずは、かなりゆっくり足を上げ、上がり切ったところで素早く牽制してみます。ゆっくり足が上がったら、ランナーはそれに合わせてしまうので、そこで速い牽制を送るというわけです。目線と合わせてやってみることで更に効果があります。

牽制を成功させるコツ

ランナーを警戒させるのも有効です。投球か牽制か見極めにくい牽制をします。ランナーは警戒するのでスタートを切れなくなります。戻る意識が高まるのでスタートが遅れ、盗塁を防ぐことができます。

牽制のコツを理解して練習しよう

  • セットポジションのグローブの位置を高めにします。
    グローブの位置はベルトの位置より胸元あたりにあった方が、少しでも早い球を投げることが出来ます。この僅かな位置の違いでがアウト、セーフが変わることもあります。ただし、審判によってはグローブの位置が高いと注意される場合があるので、気を付ける必要はあります。
  • ボールを右耳に素早く引きつけます。
    一塁方向へ回転しながらボールを右耳あたりに素早く引き付けて、投げます。無駄な動きをしないことで速い牽制になります。しかし、投手は腕を大きく振って投げるので、投球と牽制の投げ方が変わることには注意が必要で、練習が必要となってきます。
  • 左足のつま先を1塁方向へ向けます。
    左足を1塁に向けないとボークを取られるのもありますが、足のつま先までしっかりと向けないと、ボールの勢いが弱まり、コントロールも上手に取れません。
  • 1塁ベースの左角を狙います
    1塁ベースの左角を狙って投げます。ファーストが最短距離でタッチしやすくなります。このとき、速さも重要ですが、まずはコントロールに気をつけなくてはなりません。