クロールの息継ぎを子供に教えるときにはどんなことに気をつけたらいいのでしょうか?
子供にわかりやすい教え方とは?人がクロールをしているところ見せてもあまりピンときませんよね。
水を飲んでしまう、下半身が沈んでしまうと泳ぐことが怖いと思ってしまうこともあるでしょう。
じっくり、呼吸の方法やタイミングなどを安心して習うことが一番大切です。教えるほうも焦らずに子供と向き合いましょう。
スポンサーリンク
関連のおすすめ記事
ワイシャツのインナーは何を着る?女性にオススメな色やポイント
女性が白いワイシャツを着るときに下着が透けるという問題がありますが、透けないインナーってどんな物を選...
保育士のピアノ実技試験対策!苦手なピアノを克服し合格するには
保育士試験には実技試験があり、その1つにピアノ実技があります。小さい頃からピアノを習っている...
ボールの投げ方の教え方で気をつけたいコツや握り方と注意点とは
ボールの投げ方がわからない、うまくボールを投げることができない子供に対しての教え方とはどんなことに気...
スポンサーリンク
クロールの息継ぎの教え方「ゆっくりと息を吐く」
子供にとっては水に入るというところからハードルが高かったりもします。
大人より体も小さく、基本的に水に入るということは「呼吸を必要とする生き物」にとって危険の伴う行為です。
子供の様子を見ながら楽しく水に入ることからはじめて、徐々に泳ぎを教えていきましょう。
子供がプールを楽しいものだと思ってくれているなら、そこから泳ぎの練習を始めるのがベストです。
最初の難関、息継ぎのタイミングが掴めないといった壁
そうしたときはまず『ゆっくりと息を吐く』ことをポイントに教えていきます。
息を吐かなければ吸うことは出来ません。
息を吸おうともがいてしまうために、水を吸い込んでしまったりということが起きます。
地上にいるときと同じで、吸って吐くという呼吸のリズムを掴むのがコツです。
水の中でそうしたリズムを掴むのを難しく感じることもあると思います。
最初の練習のうちは水を飲んでしまったりということが多発しますので、めげそうになっていたら最初はみんなそうだと励まして揚げることも必要でしょう。
クロールの息継ぎの教え方は口から吸って鼻で出す
クロールの息継ぎは口で吸い、鼻で吐きます。
呼吸をしようとしすぎてしまうと溺れてしまうので、あまり意識しすぎないようにしましょう。
腕を動かすタイミングと合わせて水に入った瞬間に鼻から空気を吐きだし、胸のあたりの水をかいているときに顔を横に向け、手が肋骨を通り過ぎるあたりで息を口で吸います。
息継ぎのときは顔を脇の方を向けて泳ぐと、自然と口が水面に出ます。
なるべく体を上手に使って息継ぎのときの姿勢やタイミングを覚えましょう。
慣れるまでは水を飲んでしまったりということもあるかもしれませんが、練習を重ねていけばきっと出来るようになります。
根気よく練習していきましょう。
プールの端で泳がずに呼吸だけを練習するなどの方法も取り入れてみましょう。
水の中で息を鼻から吐き出し、水面から顔が出たら息を吸うというような練習もしてみると息継ぎがどういうものか理解できるようになります。
クロールの息継ぎの教え方で大切なタイミング
息継ぎのタイミングがなかなか覚えられないときは、プールサイドやビート板を掴みバタ足で顔の動きやタイミングを練習しましょう。
ビート板でバタ足して直進するときに顔を水につけて直進してもらいます。
そのときにクロールと同じように顔を動かしてもらうのです。
そのときに角度などをどんなふうに動かしているのか観察してみましょう。動かし方の癖が見つかったり、改善点がよく見えると思います。
ビート板がないときは大人が上に伸ばした手を持ってゆっくり進んであげて、ビート板の代わりになったりしても練習できます。
タイミングが図れるようになってきたら実際にクロールを泳いでみて練習していきましょう。
顔の上げ方が違うとうまく息継ぎを行えないため、そうした部分を訂正してあげて練習をしていくとどんどん改善されていくと思いますよ。
クロールの息継ぎの教え方は順番に行おう
クロールの息継ぎはクロールという泳ぎの中の動きのひとつです。
クロール全体の動きを理解しないとどこで息継ぎをしたらいいかということはなかなか掴めません。
クロールの一連の動き
- エントリー(手を水に入れる)
- キャッチ(腕を引く)
- プル(水を押す動作)
- フィニッシュ(水から手を出す)
- リカバリー(腕を前に戻す)
といった動きの集合体です。
一連の流れを実際に動画や泳いであげたりして見せてあげるとどんなことをするのかということが明確になるので、理解しやすくなると思います。
クロールではこのキャッチとプルの間に息継ぎが入るようなイメージですね。
そのタイミングを上手く掴ませてあげるには全体の練習が必要となります。
動きを手取り足取り教えてあげたら、少し自分で動いているお子さんの様子を観察しましょう。
クロールの息継ぎを教えるときには横についてあげよう
水泳は泳げればとても楽しいスポーツですが、苦手意識があったり水が怖かったりということがあると楽しむどころか満足に練習すら出来ません。
大人が思うよりも子供にとってはプールを深く感じていたりということもあるため、必ず横について練習を見守りましょう。
さらに水の中というのは地上よりも自分の体を動かすのが難しい場所です。まだ発達途中の子供ならなおさらそれは難しく感じることだと思います。
出来ないことは全く恥ずかしくありません。
出来なくてもいいのです。
ですが泳げないよりは泳げたほうがいい場面もあるから、練習をします。
苦手なことは強制されると尚、難しくなります。
苦手意識を強める結果にもなりますし、お子さんのペースに合わせて練習をしていきましょう。