履歴書を書く際、つい自分を良く見せようと職歴を詐称してしまう人がいるようです。経験社数を減らしたり、在籍期間を長く書いたり、ひどい場合は就職すらしていない会社を書いたり・・・。
しかし、そんな職歴詐称はバレてしまう可能性がありますので、絶対にやってはいけません。もしバレてしまったら大変なことになってしまいますよ・・・。
履歴書には嘘は書かずに、真実だけを書くようにしましょう。
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履歴書の職歴詐称がバレる瞬間とは
履歴書の職歴を詐称するときは、以前の職歴を詐称するケースが多いでしょう。職歴を詐称すること自体いけない事ですが、職歴を詐称したいと思っている人は詐称がバレた時のリスクやどんなことでバレるのか覚えておきましょう。
転職先が同業他社の場合、同じ業界内では自分の知り合いと誰が繋がっているかわかりませんし、顔見知りと遭遇して経歴を詐称していることがバレる可能性が高いです。
しかし、他の業界への転職であっても安心はできません。最近はSNSが普及しているためSNSを通じて職歴詐称がばれてしまうことがあります。
本人がSNSをやっていない場合や公開していない場合でも、元同僚が会社の飲み会などの様子を公開している場合もありますし、職歴をSNSに載せている人もいます。
あなたの前職と同じ会社だと気付いて「●●は今うちの会社で働いてるんだけど、知ってる?」なんて話題になり職歴詐称がばれてしまう可能性もあります。
世の中は案外狭い世界です。転職先に自分の友達の知り合いがいる場合などもあります。どこで誰が繋がっているかわかりませんので、思わぬところから詐称がばれてしまう可能性があるのです。
履歴書の職歴詐称は、こんなところからバレるケースも
有効求人倍率が回復していますが、職歴詐称してまで採用されたいと考える人が増えています。そのため、企業側も履歴書や面接などで違和感を感じた場合は前の会社に問い合わせをするケースも増えています。
前の会社に問い合わせをしても、個人情報の観点から前の会社も簡単に答えずばれない可能性もありますし、問い合わせをすることを承諾する書類を書くように求められることもあるでしょう。
書類にサインをしないと拒否することは可能ですが、拒否すると自分で嘘だと認めている事になってしまうでしょう。サインをした場合は、前の会社に問い合わせて「本人から承諾を得ている」と言えば、前の会社の入社や退職日、退職理由など色々聞かれてしまうことになります。
承諾書へのサインを求められたら、サインしても拒否しても経歴詐称がばれてしまう可能性が高いということです。
またバレずに就職できても、その後会社に慣れると安心して自分で口を滑らせてしまうこともあります。スキルを大げさに言っている場合も実際の仕事ぶりを見るとバレてしまいます。
履歴書の職歴詐称がバレたらどうなる?
履歴書の経歴を詐称した場合、詐欺や私文書偽造などの罪で逮捕や起訴されることはほとんどありません。履歴書の記載内容が正しいかどうか全ての企業が確認するわけではありませんし、詐称が発覚してもそこまでの訴えを起こさない企業の方が多いです。
ただし、軽犯罪として罰せられる可能性はあります。資格を持っていないのに、公務員や弁護士など公的資格が必要な職業を名乗ったりする場合は罰する法律があります。
なお、入社後に履歴書の経歴や他の項目の詐称が発覚した場合、多くの企業では就業規則に則って解雇になるでしょう。稀に、解雇だけでなく損害賠償を求められるケースに発展することもあります。
解雇にならなくても、会社内であなたが経歴詐称して入社したことが広まれば社内で肩身の狭い思いをすることになる可能性は高いですし、会社からの信用を失ってしまうので出世に影響するでしょう。
履歴書の職歴詐称は、このようにして起こりがち
職歴を詐称するときに多い経歴詐称のパターンは、昔の職歴の勤務年数を変えるパターンです。前職の勤務年数をいじってしまうとバレるリスクが高いですが、前々職以前なら前職よりもバレるリスクは少ないと考える人が多いためでしょう。
働いていた期間が短い会社を削って、その会社の前後の会社の勤務年数に追加したり、転職で無職の期間が長い場合は短くしたりすることもあるでしょう。
実際、ハローワークや派遣会社によっては、その人の職歴をみて「これは書かなくていい」などアドバイスをすることもあります。そのため、そのようにアドバイスされた人は自分が経歴詐称をしている意識がありません。
ハローワークの担当者が言ったことなら、やったらダメな事をしているという意識にはならないのは無理もないですよね。しかし、本当のことを書かない時点で立派な経歴詐称になることを自覚しましょう。
他の人からアドバイスがあっても、それが良い事なのかどうかは自分で判断してください。本人に経歴詐称をしている意識が無くてもバレるリスクはありますし、企業側が詐称と判断すれば解雇もあり得ます。
アルバイトの履歴書も、職歴詐称はNGです!嘘はやめましょう
今までアルバイト経験しかない人が就職しようと思った時にも、履歴書の詐称をしてしまうことがありますあります。
就職活動に苦戦したり、憧れの会社が求人を出していたらどうしても採用されたいと思って、自分を大きく見せようとしがちになります。
実際は少しかかわった程度の仕事でも有利になると思うと、「この仕事をやっていた」と大げさに言ってしまうことがあります。ひどい場合は、全くやったことのない仕事でもやっていたと言ったり、責任者だったと完全な嘘をつく人もいます。
しかし、アルバイトリーダーとしてなら理解できる仕事の範囲を超えた責任ある重要な仕事内容をやっていたというのは、採用担当者に疑念を抱かれてしまうでしょう。
採用担当者がこの応募者は明らかに大げさに言っていると疑念を抱いた場合でも、アルバイト先に確認をすることはほとんどありません。確認をしないなら嘘をついても平気ということではなく、不採用にする人の経歴を確認する必要がないというだけです。
仮に採用されたとしても、仕事ぶりを見て「出来るんじゃなかったの?」と責められる可能性もあるでしょう。