アルバイトの休憩時間は時給発生するの?呼び出されたときは

アルバイトに限らず、労働者の休憩時間というのは法律で決められているそうです。

では、アルバイトの休憩時間には時給は発生するのでしょうか?また、休憩時間も働いたときは時給はもらえるのでしょうか?

さらに、休憩時間中に呼び出されたときは時給はどうなるのでしょうか?

そこで、気になるアルバイトの休憩時間と時給の関係についてまとめてみました。

スポンサーリンク

関連のおすすめ記事

野球選手にとって不可欠な下半身トレーニングとは【野手編】

野球の選手にとって下半身トレーニングは欠かせないものですが、中でも野手のポジションの選手にはどんなト...

バスケの練習方法を教えます!基本のパスのコツや注意するコト

バスケがうまくなりたい!ドリブルやシュートもしたいけれど、まずは基本中の基本のパスをうまくなりましょ...

野球の差し入れに嬉しいものとは!社会人野球で喜ばれる差し入れ

社会人野球をしている方に差し入れをしたいという場合にはどのようなものが喜ばれるのでしょうか。せっ...

陸上部は高校からの初心者でもOK!練習や上達に必要なこと

高校から陸上部に入部するのは難しいかと思われがちですが、高校の陸上部は初心者でもオススメな部活なんで...

職場のおばさんが怖いときの対処法と上手に付き合うコツとは

職場のおばさんが怖いと仕事に行くのも嫌になってしまうかもしれませんよね。では、職場のおばさん...

コンビニの深夜バイトで女性は働けるのかどうかとその実態

コンビニの深夜バイトは昼間の時間帯よりも時給が高いので、時給優先で働く人もいますが、女性でも働くこと...

新入社員が体調不良で欠勤する時には電話?メール?連絡方法とは

体調不良で新入社員が欠勤するときには、どのように連絡をしたらいいのでしょうか?どんなに体調が...

裁判所事務官の面接試験は難関?その内容と合格ポイントとは

裁判所事務官の2次試験である面接。面接カードに書かれている内容について質問されることになっているよう...

教育実習でプレゼントを簡単に手作りするオススメと渡す注意点

教育実習で最終日に子どもたちへお礼のプレゼントをするなら、簡単な手作りプレゼントがオススメです。...

お礼状は幼稚園や保育園に内定が決まったら出す?疑問について

幼稚園や保育園の就職の内定が決まったらとても嬉しく、自分がなりたい職業に就けた喜びもひとしおですよね...

バスケの初心者はこう動こう!バスケットボールでの動き方

バスケットボールを始めたばかりだと、「どこにいたら良いのか」「どのように動いたら良いのか」「味方の邪...

電話が苦手な人に教えたい!電話をかける事が苦にならない方法

プライベートでは電話をかける機会が減ってきていると言われていますが、電話をかける事でしか問い合わせが...

バレエでポワントが立てない原因とは?コツやポイントをご紹介

バレエのポワントがなかなか立てない、グラグラしてしまう原因にはどんなものがあるのでしょうか?...

硬式テニスのサーブの打ち方とは?初心者が入らない理由とは

硬式テニスのサーブがなかなか入らないのはどうしてなのでしょうか?初心者の場合はこんなことに注意してサ...

居酒屋で女子がバイトするのは大変?メリットとデメリット

バイト先を考える時に、効率良く働けるバイト先として居酒屋を考える人も多いと思います。一般的な時給...

スポンサーリンク

アルバイトの休憩時間の仕組みとは?時給はどうなる?

休憩時間とは法律で「労働者の権利として労働から離れることを保障されている時間」と定義されています。
アルバイトの場合、勤務時間が6時間以上の場合は途中で45分間の休憩をとる事が法律にて義務付けられています。

アルバイトは上司の指示で休憩時間をとる事が多いので、なかなか自分から休憩時間に入る事が難しい事があります。

しかし、法律で6時間以上の勤務がある場合は休憩が義務付けられているのでとり損ねる事がないよう、しっかりとるようにしてください。

6時間以上も勤務しているのに休憩がないと、かなり疲れてきて集中力も低下してきます。
そして仕事の生産性や効率も下がってしまい、最悪怪我をしてしまう事もあることでしょう。

そのためにもしっかり休憩を取ることは大事なことであり、立派な義務なのです。

アルバイト休憩時間は時給は発生するの?

結論から、アルバイトでの休憩時間には時給は発生しません。

休憩時間で1時間の拘束時間が発生しますから、時給が発生するのではないかと思う人もいるかもしれませんが、あくまで休憩なので時給は発生しないのです。

だたし、休憩時間に少しでも仕事をすることになれば休憩時間にはならなくなるので時給が発生します。

もし休憩時間に電話に出るように言われても、それは労働になりますから断る権利はあるのです。

休息時間や仮眠が労働時間になる事もあります。
仕事の効率化を図るために、数分の休息時間を設定している会社もあります。
これは休憩時間とは違うので、時給から差し引かれるような事はありません。

夜勤の場合仮眠時間をとる場合もあります。

仮眠が労働時間に含まれるか休憩時間になるかは会社によってさまざまなので、事前にチェックしてみると良いでしょう。

アルバイトが休憩時間も働いたときは時給はもらえる?

アルバイトの仕事が忙しくて休憩時間も働いた場合、時給はもらえるのでしょうか。

結論から申しますと、時給はもらえます。

もしアルバイト中休憩時間を取らずに働いたのにもかかわらず、給料が振り込まれていない場合はバイト先は賃金を支払う義務があります。
また、休憩時間内で電話対応などを行った場合も勤務時間となります。

しかし、労働基準法では1日の労働時間が6時間を越える場合は45分以上、8時間を超える場合には60分以上の休憩を与えるように定められているため、忙しくても休憩は取るように心がけてください。
疲れが溜まってきて仕事の効率や生産性も下がりますので、休憩時間を取る事は大事なのです。

ただし、6時間以下の労働の場合は休憩時間は義務付けられていません。

ちなみに一日の労働時間が8時間以上になる場合は、原則として25%の残業手当がつきますので、知識として覚えておいてください。

休憩時間中に呼び出されたときは…

飲食店や販売業などはお客様相手の仕事なので、どうしても休憩時間内で人手不足になったり、休憩を取る前に声をかけられて接客することになる場合があります。

ではそういった場合でも時給は発生するのでしょうか。

もちろんこの場合でも労働時間とみなし、時給が支払われる決まりになっています。

休憩時間とは、そもそも法律で「労働者の権利として労働から離れることを保障されている時間」と定義しています。

この事から、休憩中に接客などで仕事に呼ばれた場合は労働している事になりますので給料が発生するのです。

そして、労働から離れることを保障されている時間なのですから、休憩時間中にメールや電話での対応をすることも休憩時間とはみなしませんので時給が発生します。

仕事の支持を待っている待機時間に関しても、労働から離れることを保障されているわけではないので時給は発生します。

もし休憩時間中に労働が発生した場合は、他の時間に完全に労働から離れた休憩時間を設けてもらうべきでしょう。

アルバイトの休憩時間は法律で決まっているの?

先ほども述べましたが、アルバイトの休憩時間は法律にてしっかりと定められています。

労働基準法第34条では「労働時間が6時間を越え、8時間以下の場合は45分」「労働時間が8時間を超える場合は少なくとも1時間」と休憩時間を取る事を定められているのです。

休憩時間は時給が発生しないのに拘束時間となります。
労働時間が6時間以下の場合は休憩を取る必要がないので、短時間勤務を考えている人はこの事を覚えておいてください。

しかし、労働基準法第34条で定められている休憩時間より少ない休憩時間を設定したい場合は、あらかじめ雇用者と労働組合もしくは労働者の代表間で書面による協定を結んでいれば可能になりますので覚えて置いてください。

職場によっては休憩時間を分割して取るようにいわれる場合があります。
これは常識の範囲内での分割で、休憩時間を守っていれば法律的には問題はありません。
休憩時間ではなく、給料に含まれる休息時間を設けている会社もありますので事前に確認してみる事が大事でしょう。