初めてフランス料理を食べに行くときは、テーブルマナーがわからないものです。実際に洋食を食べに行く前に、マナーをチェックして食事の席で恥をかかないようにしたいですよね。
ここでは、フランス料理でスープを飲むときのテーブルマナーやスプーンの使いかた・スープの飲み方についてお伝えします。
食事中に失礼にならないように・恥をかかないように、予めスープの飲み方を知ってスマートな振る舞いができるようにしましょう。
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洋食のマナー・フランス料理でスープを飲むときのスプーンの基本的な使い方
普段何気なく使っているスプーン。しかし、フランス料理のコースでスープを飲む時に使うスープスプーンには正しい持ち方と使い方があります。
自宅にスープスプーンがあれば、実際に使って練習してみましょう。もしなければ、普通のスプーンでもOKです。
スープ用スプーンの持ち方
今回は右利きの人を想定して説明します。スープスプーンは右手で持ちますが、持つ位置はスプーンの柄の真ん中から上の部分です。
使い方
スープをすくう時はスプーンの7分目くらいにしましょう。こぼさないように口まで持っていくためです。
またスープをすくう時は、食器に当たって音がしないように注意しましょう。
使い方よりも大切なことは「スープをすする音をさせない」こと
すするのではなく、スプーンを傾けて口の中に流し込むようにすることを意識すると良いでしょう。
フランス料理の洋食のマナー・取っ手付きのカップに入ったスープ
フランス料理のスープは、平たいお皿で出てくる場合と取っ手付きのカップで出てくる場合と2つのケースがあります。
平たいお皿でスープを飲む時のマナーについては次で説明しますが、取っ手付きのカップの方が簡単です。それは、カップを持ち上げて飲むことができるからです。もちろん、スプーンを使って飲むこともできます。
スープを音をたてて飲むことは取っ手付きのカップの場合でもNG
両手でカップを持ち、音をたてないようにして飲むようにしましょう。
フランス料理のスープは全部飲まないことがマナーとされていますが、取っ手付きのカップの場合は全部飲んでも問題ありません。ただし、量が少なくなってきても音をたてないように気をつけましょう。
フランス料理のマナー・平たいお皿でスープを飲むときの洋食マナー
平たいお皿でスープが出てきた場合は、スプーンの使い方とすくう量に注意が必要です。
まず、スプーンの使い方ですが、フランス式は奥から手前にすくう方法ですが、日本では手前から奥にすくうイギリス式の方が多く使用されているようです。
右利きの人は右手にスプーンを持ち、左手でお皿を軽く押さえて平たいお皿の手前から奥へスープをすくうようにしましょう。この時、スプーンの三分の二くらいの量をすくうようにして下さい。
また、味噌汁を飲んている時に熱いと感じると口で息を吐いて冷まそうとしますが、これはフランス料理ではNGです。もし熱いと感じた場合は、スープスプーンで混ぜて空気を使って冷ますようにしましょう。
この時も音を立てないようにするために、スープの表面を軽くスプーンで混ぜるようにして下さい。
パイ皮がついたスープを飲むときのマナー
フランス料理のスープの中には、パイ皮がついたスープもあります。もしパイ皮のスープが出てきた時にも慌てないために、マナーについて覚えておきましょう。
パイ皮がついたスープが入った器は、熱くなっています。お店の人も「器が熱くなっているのご注意下さい。」と言ってくれるとは思いますが、やけどしないように気をつけましょう。
- まず、パイ皮に穴を開けます。この時スプーンではなくナイフとフォークを使って切り込みを入れます。
- 切り込みを入れたパイを少しずつスープの中に落としながら、スープに染み込ませてスプーンを使って食べます。
 パイ皮を全部スープに入れようとはせず、少しずつ入れるようにしましょう。それがマナーです。
スープの量が少しになったときの食べ方・スープは少し残すもの
スープの量が残り少しになったとき、ここが一番大変かもしれません。
まず、お皿の手前を少し持ち上げるようにします。そしてスープの残りを奥の方へ寄せるようにしてからスプーンですくうようにして下さい。
お皿を持ち上げてもスープをスプーンですくえなくなったら、スプーンを置く
と思ってしまうかもしれません。私もそう思いましたが、すくえなくなったら残すのがマナーだと覚えておきましょう。
もったいないからと少し残ったスープにパンをつけて食べることもNG
最後にスプーンの置き方についても覚えておきましょう。
スープを飲み終えた時は平たいお皿の中にスープスプーンを置きますが、時計が4時になった時の短針の向きを思い出して下さい。その角度にスプーンを置きます。
カップの場合は受け皿の上に置きますが、スプーンはカップの手前でも奥でもどちらでもOKです。
 
   
   
  
   
   
   
   
   
  