公務員が年休を取得する場合、理由は必要ないけど伝え方に注意

公務員は労働基準法の適用外となっていますが、年休を取得する権利はあります。

一般的な会社員であれば取得理由を伝えますが、公務員はどうなっているのでしょうか?海外旅行へも自由に行けるのでしょうか?

公務員にお盆休みはないけど、夏季休暇はある?年休の取得率とは?公務員の年休の実態と理由の必要性について調べてみました。

スポンサーリンク

関連のおすすめ記事

部活の合宿費用は侮れない、実施時期に合わせて計画的に貯めよう

子供が入った部活が合宿や遠征がとにかく多く、費用が掛かりすぎて家計を圧迫する、そういったお悩みありま...

総合職で転勤を拒否する前に知っておきたい転勤のメリット

総合職だと転勤があるかもしれないことは、入社したときからわかっていたはずですよね。しかし、い...

面接で血液型を聞かれるのってアリ?イマドキの面接事情

面接の時に血液型を聞かれたことがある!今の時代、家族構成や血液型、出身地などを面接で聞くことは不...

就活の作文は原稿用紙を正しく使って書くことが大切です

普段パソコンを使っている人は、就活試験の作文のために原稿用紙を使って文章を書くとなると、わからないこ...

出張用のスーツケースは1泊でも準備しよう!そのワケと選び方

出張や移動が多いビジネスマンに欠かせないといっても過言ではない、ビジネス用のスーツケース。1...

職場のおばさんは子供かも?陰口を言う心理や対処法

職場のおばさんの中には、人の陰口を言うのが好きな人っていますよね。では、そんな人の陰口を言う...

パートを辞める際は、もっともらしい理由で円満退職!

様々な理由でパートを辞めたい・・・と思っている方がいるかと思いますが、パートを辞める際のもっともらし...

上司との喧嘩で仲直りする方法と喧嘩しないためのポイント

上司と仕事上の意見の食い違いなどによって、喧嘩してしまうこともありますよね。では、そんな上司...

浪人生がバイトの面接で気をつけたいポイントと面接同日のマナー

大学受験に失敗して浪人している人の中には、バイトをしようかと考えている人もいますよね。浪人生だからと...

コンビニの深夜バイトで女性は働けるのかどうかとその実態

コンビニの深夜バイトは昼間の時間帯よりも時給が高いので、時給優先で働く人もいますが、女性でも働くこと...

警察官の面接のコツや合格する人の特徴や必要なこととは

警察官の面接で合格するためにはコツはあるのでしょうか?そもそも、警察官採用試験の面接ではどん...

卓球女子にオススメな練習メニューを紹介。卓球の大事な基礎とは

卓球と聞くと地味なイメージを持ってしまう人も少なくないでしょう。ただピンポン球を打っているだけと...

走り高跳び【女子中学生編】記録を伸ばすコツや練習のポイント

走り高跳びをやっている女子中学生には、思うように記録を伸ばせず悩む人もいるでしょう。走り幅跳...

郵便局のアルバイトの合否通知は?面接の注意点と対策

郵便局のアルバイトの面接を受けたら、その合否の通知はどのように知らされるのでしょうか?なかな...

先輩への誕生日プレゼント【女性編】選び方のポイントや注意点

いつもお世話になっている女性の先輩へ誕生日プレゼントを贈るときには、どんなものを選んだらいいの悩みま...

スポンサーリンク

地方公務員は年休を使う時に理由は必要ない?

休んでいてもお給料が貰える制度を、一般的な企業では有休(有給休暇)と呼んでいます。地方公務員の場合はこれを年休(年次休暇)と言うことはご存知でしたか?

地方公務員といっても、その職種や職場によっても異なるのですが、大体は1年に20日ほどの年休を貰えるところが多いでしょう。余った分は翌年に繰越が出来たりもするのです。

しかし、職場によって年休の取りやすさも異なります。1年のうちに20日間マックス使い切っているという人は、少ないのではないでしょうか。職場環境によっては、数日しか取れないなんてところも珍しくはありません。

一般企業の場合、休み申請をする際は理由を記載しなくてはいけないというのが一般的かと思います。「私用のため」や「家事都合により」などと書くことが多いでしょう。

しかし、地方公務員の場合は年休を取得する際に、そういった理由を書かなくても良い職場もあるのだとか。いちいち上司に「なんで休むの?」なんて聞かれないのは嬉しいポイントですよね。

公務員が年休を取る理由は自由…でも伝え方には注意しよう

そもそも年休も有休も、取得する理由を聞かれても答える必要が無いものなのです。ただ、職場環境によっては理由を言わないと休み難かったり、当日に休もうとした場合なんかは、理由を言わざるを得ないこともありますよね。

そんな時、もちろん嘘をつくのはNGですが、正直に話し過ぎるのもダメです!「昨日飲み過ぎちゃって、二日酔いなので休みます。」とか正直に言っちゃう人がいるんですよね…。そんな時は「体調が悪いので休みます。」くらいにしておきましょう。嘘ではありませんからね。

その他、年休理由を聞かれた時に「特に理由はありませんが、年休が沢山余っているので休みます。」なんて正直に言ったら、上司に苦笑いされてしまいますよ。

「前日に友達と飲みに行くので、二日酔いになっても大丈夫なように…」「月曜が祝日なので、せっかくなら金曜日も休みをとって4連休にしようと思って…」なんて、それぞれ事情はあることでしょう。

でもそれを正直に話す必要はありません。波風立たせない為にも、年休の理由を聞かれても適当にはぐらかす大人としてのスキルは必要かもしれません。

公務員の年休の取得理由が海外旅行の場合は申請が必要?

公務員の場合、年休を取っても自由に海外旅行へ行くことは出来ないという話を聞いたことがありますが、それは本当なのでしょうか…?

調べてみたところ、海外旅行には行けるものの事前にきちんと申請する必要があることがわかりました。

公務員といっても様々な職種がありますが、自衛隊の場合は書類4~5枚を提出した上で、旅行の日程も細かく報告しなくてはいけなかったようです。

自分が管轄する地域でトラブルなどがあった際には、休みの日でも関係なく出勤しなくてはいけないことがあります。その為、海外旅行へ行っていて連絡がつかなかった!なんてことになるわけにはいかないのです。

国家公務員でも申請すれば海外旅行に行けるようになりましたが、未だに防衛庁などの場合は厳しいようです。公安職の場合には、休日でも呼び出しをされたら1時間以内に事務所に集合しなくてはいけない官庁もあります。

申請書云々どころか、海外旅行に行くこと自体が難しい公務員もいるのです。

公務員の年休の実態とは?

公務員の場合、勤続年数に関係なく1年で20日間の年休が付与されます。そしてこの20日間を翌年に繰り越すことも可能なのです。

一般的な企業であれば、初年度の有休休暇は10日間から始まり、MAXで年間20日間付与されるものです。それに比べると、公務員は初年度から20日間の年休を貰えるというのはとても魅力的に感じますよね。

しかもよく聞くのが「お給料は安定」「土日休み」「残業なし」「年休は自由に取れる」という話です。とっても高待遇な面に憧れて、公務員を目指す人も少なくありません。

しかし、実際のところ全ての公務員がこのような高待遇な職場で働いているわけではありません。

一生懸命勉強して公務員になったものの、休みの日まで仕事に追われたり、サービス残業をしたり、年休なんてとれる状況じゃない…なんてことも実際にあるのです。職場によっては、一般企業のサラリーマンと変わらないなんてことも珍しいことではありません。

公務員には年休以外に夏季休暇もあります

普通の企業に勤めている人であれば、お盆期間はお休みになるのが一般的です。しかし、公務員にはお盆休みはありません。その代わり、夏季休暇を取得することが可能になるのです。

7~9月の間で、好きなタイミングで5日間ほどの休みを取ることが出来ます。自治体によっても変わりますが、大体は5日間くらいでしょう。

もちろん、その5日間をお盆にあてることも出来ます!しかし、お盆ってどこに行っても混んでいるんですよね…。だからこそ、あえて夏季休暇を平日に充てて旅行に行くなどする方が賢いかとも思います。

一方、上司はお盆に休みを充てる人が多いので、出勤しても上司もおらずプレッシャーが無いのがいいところ。電話もあまり鳴らないので、のんびりと仕事が出来るのがメリットです。