就活でバイト経験について嘘を付いてもバレないのか

就活の面接で話を膨らませやすく、自己アピールしやすい話題といえば「バイト経験」です。

面接で嘘を付くのはダメですが、実は多くの方がちょっとした嘘を付いていることがわかりました。
しかし嘘を付いたのですから、その嘘がバレないか不安に感じるのではないでしょうか。

就活でバイト経験について嘘を付いてもバレないのかなど、就活での嘘についてまとめました。

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就活でバイト経験のことで嘘を付いてもバレない?

就活でそもそも嘘を付いてもいいの?嘘がバレたりしないの?という質問に関して言えば、嘘を付いては本来はダメです。
ただ、就活の場合は、ある程度の嘘も必要だということです。嘘も方便となる場合もあるのです。

就活のバイト経験でバレにくい嘘とバレやすい嘘とは!

アルバイト経験やサークル活動、第一志望の会社などはバレにくい嘘です。
逆に、部活やゼミ、資格などは調べればすぐにわかりませんし、体験しないと身につかないスキルなので、嘘をついたらバレます。

アルバイト経験は、余程大きな嘘をつかない限り、偽りがないかどうかを企業が確認することもないですし、個人情報の観点でもアルバイト先から情報が漏れることも少ないでしょう。
ただし同じお店の系列店の経験者が会社にいた場合、突っ込まれてバレ手しまう可能性はあります。

就活の面接で自分をアピールするために嘘を付いたことがある人は、全体の約3割もいるそうです。自分を少しでも良くみせようとつい嘘を付いてしまうようです。

バイト経験など就活で嘘を付いた人は多い!

バイト経験についてちょっとした嘘を付いた人は多いようです。

1年もやっていないバイトなのに、すぐに辞めたとなるとウケが悪いと思い、「3年間続けました」と嘘を付いた人もいるようです。
やはり途中で辞めたとなると、何かを始めてもすぐに根を上げる人だと思われてしまうため、ごまかすことはありそうです。

ごまかすで言えば、TOEICの点数を高く言ってしまったという人もいます。
数値を多少ごまかしても、面接官が真実を調べようがないため大きな問題にはなりませんし、全く経験していないエピソードでもないので、嘘をついてもリスクは低そうです。

就活で付いてしまう嘘は他にもあります。

グローバルな人材だと思わせるために海外に何度も行っていると嘘を付いた、留学でたいしたことをしていないのにアピールするために話を盛った、海外研修はアピールできる分野だからしてもいないボランティア活動をしたことにした、といった嘘を付いてしまう学生も多いようです。

グローバル化が進む企業が多いため、海外経験についてつい話を盛ってしまうようです。ただアピールしすぎると「英語で自己アピールして」と言われてしまうこともあるので注意が必要です。

就活でバイト経験について嘘をつくのは、バイト経験が就活で有利になると誤解しているから

バイト経験がないと就活で不利になるのでは・・・と不安に思っていませんか?

部活やサークル活動を行っていればそれらをアピールできますが、それにも参加せずバイト経験もないとなると不安に感じてしまうのも無理はありません。
それは、アピールポイントが少なく話しのネタに困ってしまうからです。
特にアルバイトの経験は、働いてお金を稼ぐことの大切さを知ることができるので、そこで得た学びや知見をアピールできます。

ただご安心を。
バイト経験がないからと言って就活で不利になることはありません。断言します。
企業の募集条件をよく見てください。バイト経験者と書いていますか?
バイト経験での頑張りを評価する面接官もいますが、必ずしもバイト経験が有利になるとは限らないのです。

面接官が知りたいのはあなたのバイト経験じゃありません。
あなたの性格、会社への理解や志望度を知りたくて面接をしているのです。

面接は応募者の人となりを知るのが目的です。直接話をして、会社に合う人材かどうかを見極めるのです。なのでバイトの有無はそこまで重視されません。それよりも企業は、長く働いてくれる人材か、自社の仕事で力を発揮してくれる人かどうかを考察しているのです。

バイト経験がないからといって就活で不利になることはない

バイト経験がないからといって不利なるとは限らない、ということはもうおわかりですね?

バイト経験がないこと自体は選考で不利になることはなく、むしろ学業に専念してきたんだろうという印象を与えることができます。

学生の本業は勉強をすることです。
バイトをせず研究に没頭してきたり、資格取得のために勉強に打ち込んできた学生は、真面目な学生として高く評価されます。

でも勉強ばかりして社会人といしての経験が不足していると思われてしまうのでは・・・と不安になるでしょう。
そんな心配も必要ありません。

バイト経験によって得られることももちろんあります。
接客や効率よく仕事を行うことに慣れたかもしれませんが、学問に励んできた学生は、バイト経験者が得られなかった知識や見識の広さと地道さが武器になるのです。
そういた能力は社会人になってから得ることは難しいので、大学生活の見本として評価されるのは間違いありません。

「部活動に力を入れてきました」でも問題ありません。
チームと団結し、その中でコミュニケーション能力を磨き上げ、目標に向かって取り組んできたことは評価されます。部活動に熱心でバイトができなかった場合も選考で不利にはなりません。

就活で嘘を付いてしまった場合の心構え

嘘は突き通して初めて真実になります。
もし、面接で嘘を付いてしまったら、その嘘は絶対につき通してください。

話していく中で少しでもズレが生じてしまうと、そこで全ては崩壊してお終いです。

嘘を付いたと面接官にバレないように、想定される質問内容についてしっかり答えられるよう準備をしておくべきです。

面接なので、想定される質問以外のことも質問されるかもしれません。

それでも慌てず落ち着いて、今までの主張と矛盾がないよう話を進めていくしかありません。

面接中は、嘘と面接官との真っ向勝負です。
こちらの主張の論理が破綻しないかバレないかの耐久レースのようなものです。

耐久レースを完走して面接官を納得することができれば完璧です。

ただし、ちょっとでも嘘がバレてしまったらもう試合終了です。
嘘をつき通す自信がない人は嘘を付くべきではありません。

もし自信があって嘘を盛り込むのであれば、面接中は嘘を貫きましょう。面接官の中には真実として残るのです。