幼稚園や保育園の就職の内定が決まったらとても嬉しく、自分がなりたい職業に就けた喜びもひとしおですよね。
そんな時には、感謝の気持ちを伝えるお礼状は出すのがマナーなのでしょうか?
どんな内容を書けば良いのか、またどのタイミングで送ればよいのかと悩んでしまいますよね。
今回ここでは、お礼状の書き方やお礼状出すタイミングについてご紹介していきたいと思います。
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幼稚園や保育園の就職に内定をもらったらお礼状は出すのが常識?
長い就職活動を経て、やっとの思いで夢見ていた保育士になれるのはとても嬉しいことですよね。
その素直な気持ちをお礼状に書いて保育園側にも伝えると、保育士人生の良いスタートがきれます。
内定が決まった後のお礼状の書き方の説明
内定後のお礼状について
何故、お礼状をかかなくてはいけないのでしょうか。
それは、たくさんの就職希望者の中からあなたを選んでいただいたのですから、相手に感謝のお礼を述べなくてはいけません。
内定をいただいたことへの感謝の気持ちや、今後保育園で働く上での意欲や誠意を表すために送りましょう。
お礼状は絶対に必要なのか
絶対に必要ということではありません。
ですが、お礼状を書くとあなたへの印象が良くなったり、入職前に保育園側とコミュニケーションをとることもできます。
これから働くことになる場所ですから、人間関係を良好に築いていきたいものです。
保育士は子供を預かる大変責任感が必要となる仕事なので、社会人としてのマナーや責任感を意識し、働く前から良い印象を与えることが大切です。
幼稚園や保育園の就職に内定をもらったら、どのタイミングでお礼状を出したらいい?
内定のお礼状はいつ、どんな手段で送るのが良いのでしょうか。
お礼状は原則として郵送するのが好ましいですが、すぐに研修や働き始める場合は、郵送よりも早く届くメールのほうが良いこともあります。
その時の状況に合わせてより良い方法を選びましょう。
郵送の場合は投函してから届くまでに数日かかってしまいます。
お礼状はなるべく早く感謝の気持ちを伝えるのが礼儀なので、内定をもらったら内定当日か、遅くても翌日までに投函してください。
心を込めて書いたということが相手に伝わるように、お礼状は手書きにするのが正しいマナーです。
封筒と便箋は縦書きの白い無地のものを選び、黒のボールペンや万年筆で書きます。
字に自信が無くても、丁寧に書いた文字は相手にもきちんと伝わりますので、心を込めて書くことを意識してください。
最初から本番の紙に書くのが不安という方は一度別の紙に下書きして、それを見ながら本番の紙に書くようにすると良いです。
本番の紙に鉛筆で下書きしてからその上をボールペンでなぞり、最後に消しゴムで消すというやり方は、鉛筆の痕があったり乾ききっていないペンが伸びてしまったりと汚くなってしまうことがあるので、絶対にやめましょう。
本番の紙で書き間違えてしまったときは最初から書き直しましょう。
幼稚園や保育園の就職に内定をもらった場合のお礼状の書き方のポイント
内定をもらったときのお礼状の書き方のポイントは何なのでしょうか。
基本的には園に訪問したときに印象に残ったことや魅力的に感じた部分を書きますが、お礼状を出す園に就職を希望しているのなら、他の志願者との差を出すために何故この園で就職したいと思ったのかなど細かく書くと良いです。
園は子供が過ごしやすいように工夫して部屋を作られているので、「雰囲気が良かった」と文章には書かず、できる限り違う表現をしたほうが良いですね。
例えば先生の言葉がけや部屋作りの工夫などは魅力を感じた理由になるので、具体例を挙げて書きましょう。
そこで、他の人と比べて一歩踏み込んだ感想を書くと、この子は園のことを良く見ていると思ってもらえるポイントになります。
そこで注意したいのが、「他園とも交流がある」という表現の仕方です。
「他」という表現は避け、「同法人内の○○園」や「近隣の○○園」と表現してください。
さらに、園との交流があるのが良いと書くのではなく、何故良いと思ったのかを詳しく書くようにすると良いです。
幼稚園や保育園の就職に内定をもらった場合のお礼状の書き方の参考例
お礼状は一般的には縦書きが多いようですが、内容がきちんとしていれば横書きでも問題ありません。
内定のお礼状はこのように書きましょう。
●例文
拝啓 早春の候、益々ご繁栄のこととお喜び申し上げます。
このたびは、採用内定のご通知をいただき、誠にありがとうございました。
家族ともども大変喜んでおります。
来春より貴社の社員として仕事ができることを光栄に思うと同時に、身が引き締まる思いが致します。
至らぬ所の多い私ではございますが、今後ともご指導のほど、よろしくお願い申し上げます。
まずはお礼を申し上げたくお便り致しました。本当にありがとうございました。
敬具
お礼状を書くときはまず、時候の挨拶と安否の挨拶を書きましょう。
その後に内定をもらったことへの感謝の気持ちを書き、これから働くことへの意欲などを書くと良いですね。
お礼状を出す際の封筒や宛名の書き方について
お礼状を出す際の封筒の選びかたと注意点
- 封筒の種類はお礼状の他に内定先への提出書類がある場合はそちらも合わせて入るものを選んでください。
- 提出書類が三つ折や四つ折りで届いた場合はお礼状もそのサイズに合わせて折って入る封筒を選びます。
- 書類がクリアファイルなどに入って届いたものを記入して同封する場合は折らずに入る封筒を選ぶと良いです。
- 白い封筒が好ましいですが、茶封筒でも問題はありません。
- ペラペラな薄い紙のものや白・茶封筒以外の色もの・柄物や洋封筒は避けてください。
返信用封筒が同封されていた場合は書類とお礼状をそれに同封しても問題ないです。
宛名の書き方は縦書きに、書き方の注意点
- 右側に住所を書き、真ん中に大きく企業名・部署・役職・名前などを書きます。
- 部署や役職が最後に来たときはその下に御中を書き、名前が最後に来たときは様を書いてください。
- 様と御中は二つも必要ないので、片方だけを書きましょう。
- 返信用封筒に同封する場合は、○○行となっている場合が多いので、「行」に斜線を2本入れて余白部分に御中や様と書き直してください。
- あとは自分の名前ですが、こちらは裏の左側に書くのが基本です。
- 左上には投函する日付を書いてください。