頑張ろうと思ってバイトを始めたものの、自分の思っていた仕事とは違いすぎて辞めたいと思うこともあるでしょう。
もしバイトを辞めたいと思ったのが研修期間中であっても、すんなり辞めることができるのでしょうか?法律上の問題はないのでしょうか?辞める場合はメールでもOK?
研修期間中にバイトを辞める場合の注意点について説明します。
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まだ研修期間だけどバイトを辞める…これって問題になる?
バイトを始めたけど研修期間中に自分には合わない、精神的にも苦痛を感じてしまい辞めたいと思うことありますよね。
しかし会社側から見るとはじめから上手く出来るはずはないので、研修期間を利用して仕事を覚える努力をしてこの壁を乗り越えて欲しいと願っています。
このことを思うとすぐに辞めたいと伝えると「根性がない」と言われる不安も募り、辞めることを伝える勇気も出ない場合もあります。
私も以前スーパーのレジで最初の研修期間中は覚えることに苦労して、本当によく怒られて自分には向いていないと思い、辞めたいと思ったことがありました。あの時は本当に毎日辞めたいと思い、心が休まるヒマもありませんでした。実際は辞めたいと伝える勇気がなかったのです。
研修期間は仕事を覚える見習い期間という意味もあるので、この仕事が本当に自分に合っているかじっくり見極める期間です。会社側としても本当に出来るかどうか見ているのでお互いに腹の探り合いという意味もあります。
自分がいくらバイトを続けたいと思っても、研修期間中に会社側からこの会社で働き続ける事が難しいと判断されると、研修期間中で採用を打ち切られる場合もあります。
例えばスーパーのレジでほうれん草、小松菜、菊菜など野菜の区別が全然覚えられなくて、研修期間中に採用を打ち切られたということもありました。
研修期間であっても試用期間であってもバイトを辞めることはできます!
バイトの雇用契約についても、労働基準法などの法律が適用されます。民法ではお互いの同意があれば、契約期間中でもすぐに退職ができます。
契約を結んだ以上契約期間中は働くことが社会人としてのマナーです。バイト先の事情で「新しい人が見つかるまで居て欲しい」と言われたら出来るだけ応じるようにしましょう。
期限の定めがない契約の場合
2週間前に退職の意思を伝えれば法律上はいつでも辞められます。
期限の定めがある有期契約の場合
契約期間が満了するまでは、基本的に辞めることができません。しかし契約期間の途中でもお互いに合意した場合は即日でも辞めることが出来ます。あくまでもお互いの合意が大切なので話し合いをして円満に辞めましょう。
バイトを始めてからしばらくが試用期間となっているので、辞めやすい期間でもあります。即日で辞めると、基本的には迷惑をかけますが、むしろ仕事が合わない場合にはすぐに伝えて欲しいという職場もあります。
研修期間中にバイトを辞める場合でも、初日は避けよう
コンビニのバイトに限らず研修期間であってもバイトを辞めることは可能です。研修期間は数日から1ヶ月、2ヶ月と会社によって色々です。いつでも辞めることは法律で定められています。
辞めた場合の給料は、バイト先によっては研修期間中の時給や、研修中にやめる場合の給料設定が前もって決まっている場合があります。採用された時に説明をされることが多いおで、研修期間中にやめた場合の説明をよく聞いておきましょう。
取り決めがない場合でも働いた文の給料をもらうのは当たり前です。しかし給料の支払い方法は法律で決まっていないので、企業やお店に取りに来るように言われる場合もあります。
ただし、いくら研修期間で辞めることは可能といっても初日で辞めるのは出来るだけ回避しましょう。研修初日でやめてしまった場合働いてはいますが、働くと言うより話を聞くだけで1日が終わるので、それで1日分の給料をもらうのは…。
バイト先でも上司が気持ちよく給料の支払いをしてくれるとは限りません。
バイトではなくパートでも試用期間中に辞めることはできる?
試用期間中でも、パート労働者と会社との間には、雇用契約がすでに成立しています。試用期間中の労働者と会社との間では、一般的に「有期雇用契約」もしくは「解約権を留保した労働契約」が結ばれています。解約権というのは会社が雇用契約をやめる権利になります。
試用期間というのは業務に対する「労働者の適格性」を会社側が判断するための期間として、解約権が会社に留めている期間です。
手続きは即日完了しない場合もある
試用期間中でも会社との間には雇用契約が成立していますので、通常の退職手続きを行う必要があります。退職をしたいと思った場合は、原則として退職予定日の14日前までに退職の意思を伝える必要があります。伝えてから14日以降に辞められることになります。このように退職したくても14日間は辞めることができないのです。
しかし試用期間中に退職の意思を伝えた場合には、お互いの合意で即日もしくは数日以内に辞めることができる場合もあります。
バイトを辞める場合はメールではなく、直接電話しよう
バイトを辞めるときには、必ず電話で伝えましょう。LINEやメールでの一方的な辞め方は基本的にいけません。上司が忙しいそうなので自分のために時間を作ってもらうのは勿体無い、面と向かって話すのは気まずいなどの理由でLINEやメールだけで済ませてしまった経験ありませんか?
接客業の場合は開店から閉店までお客さんが来店し、ランチタイムは現場の業務に追われ従業員の休憩や外部との打ち合わせなど毎日慌ただしく動いているので、いつもLINEやメールの確認をしているとは限りません。
従業員が1人やめると当然お店に迷惑がかかりますので、社会人としての意識を持ちLINEやメールで対応するのはやめましょう。
バイト先を辞める時一般的には直接伝える人が7割、電話の人が2割、その他が1割になり、直接伝える人が圧倒的に多いです。