体育の授業で行われる種目にはどんな種類があるのか

小学校や中学校に行ったのなら、体育の授業は必ずありますよね。
その時に行われる種目は、おおよそは同じように思えますが、その学校ごとや地域ごとによって微妙に違うことも珍しくありません。
体育の授業で行われる種目は、マット運動のような基礎的なものや、サッカーや野球といったスポーツまで意外と幅広く行われています。
その種類にはどういったものがあるのかをいくつかご紹介します。
友達や知り合いなどに話してみると、「これは私の学校では、やってない」とか、「え?これみんなやってないの?」なんて驚くものもあるかも知れません。

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体育の授業でやった種目には何がある?基礎編

子どもの頃には、他の教科よりもとにかく体育の授業が大好きだったという人もいる反面、子どもの時から運動が大の苦手で、体育の授業が好きではなかったという人もいることでしょう。体育の授業には様々な種目がある中では、この種目は好きだった、これは本当に嫌いだったと、体育の授業にまつわる思い出は人それぞれだと思います。

おそらくほとんどの学校の体育の授業に取り入れられていたと思われる種目のうち、いくつか基礎的なところから見ていきましょう。

  • 跳び箱
    跳び箱は、まだ小さいうちにはポンポンと飛べていたのに、大きくなるにつれて徐々に恐怖心が出てきて、いつしか飛べなくなってしまったという声をよく耳にします。実際に私も、小学校の体育の授業では、自分の身長ほどもある跳び箱を軽々と飛べていた記憶がありますが、中学生や高校生になる頃には、怖くて飛べなくなっていた記憶があります。
  • 逆上がり
    コツさえ掴めば簡単にできる逆上がりも、体育の授業の嫌な思い出として残っている人も少なくないようです。とくにまだ腕の力が弱い小学校低学年の女の子や、お尻がだんだんと重くなってきた中高生の女子にとっては、できないことを繰り返しやらされることで、逆上がりがさらに苦手になってしまったという話も。
  • マット運動
    中には幼稚園や保育園児のうちから、遊びの一環としてマット運動を取り入れている園が多くあるように、マット運動は身体を使った運動の基礎を身に着けるには最適な種目です。

体育の授業でやった種目には何がある?競技編

体育の授業で行う種目としては、マット運動のような基礎的なものの他にも、スポーツを体育の授業に取り入れている学校が多いようです。

自分が所属している部活によっても、得意不得意はでてくるものですが、みなそれぞれに思い出があることでしょう。

体育の授業で行う種目は、水泳や陸上といった個人競技よりも、バレーボールやバスケットボールなどの団体競技が多かったように思います。部活動のように基礎練習をひたすら繰り返すのは、生徒にとっても面白くありませんから、早くから実際にチームに分かれて実戦形式の試合をやることもありましたが、これがそのスポーツが苦手な生徒にとってはいかに大変なことか…。

とくにスポーツ競技をメインとした体育の授業では、細かいルールなどは後回しで、いきなり試合が始まってしまうことも珍しくなかったように思います。

たとえばソフトボールの授業の場合、これが女子であれば、実際に野球の試合を見たことがなかったり、バットやボールに触れることすら初めてという生徒が大半ですので、キャッチボールや大まかなルールの説明といったことが体育の授業においてもなされますが、男子の場合はどうでしょうか?
男子は小さい頃からお父さんとキャッチボールをしたり、一緒に野球を見たりといった経験がある(と先生から勝手に推測される)ので、たいした説明や練習もせずに、いきなり本番といったケースが少なくなく、そこで全く良いところを見せられずに、体育の野球の授業がトラウマとなって、野球自体が嫌いになってしまったという人も少なからずいるのだとか。

体育の授業は地域や年代によって、種目や呼び名が違う

現在40代の私ですが、中学生の頃にダンスの授業を受けた覚えがあります。体育の授業としてダンスの基礎を学ぶというものではなく、各グループごとに曲を決めて、自分たちで振り付けを考えて発表するという類のものでした。

現在では、小学校から高校まで体育の授業においてダンスが必修化されており、ダンスの基礎からリズムのとり方、実際に曲に合わせて踊るといったことが、どの学校でもさかんに体育の授業に取り入れられているそうです。

体育の授業にダンスが取り入れられた背景には、生徒たちが楽しみながら授業に参加して、たとえあまり普段は積極的に行動できない生徒であっても、ダンスをきっかけとして周りとのコミュニケーションや一体感を得られるといった、総合的なメリットもあるようです。

私の住んでいる地域では、とくに体育の授業の際に、生徒たちが膝を抱えて座る座り方のことを「体育座り」と呼んでいましたが、これは地域によって呼び方にも違いがあるようです。一般的には「体育座り」で通用するものと思っていましたが、中には「体操座り」や「三角座り」といった名称が使われている地域もあるのだとか。

このように、座り方ひとつとっても、地域ごとに呼び名に違いが出てくるのと同じように、体育の授業で行われる種目についても、地域差があるようです。

体育が苦手な人ならみんな納得、運動音痴あるある

自他ともに認める運動音痴な方々にとっては、体育の授業にまつわる運動音痴がゆえのあるあるな思い出話が数多くあるようです。数年前からは、運動音痴な芸人たちによるあるあるネタを題材にした、テレビのバラエティー番組も人気を博していますが、実際に運動音痴だと実感している人にとっては、懐かしくもあると同時に、学生時代の苦い思い出が蘇ってくることでしょう。

ダンスの授業でリズム感が悪すぎてギクシャクしてしまう人、懸命に全力で走っているのに、ものすごく遅くて笑われてしまった人、サッカーの授業で全くボールが回ってこなかった人など、今となっては笑い話でも、その当時の多感な年頃の子どもにとっては、真剣に悩み、体育の授業がますます苦手になってしまったという覚えのある人も、少なくないのではないでしょうか?

足が早くて運動が得意な男子はモテモテだった

小さいうちは、とにかく足の速い男子が圧倒的にモテましたよね。体育の授業では、運動のできる子が目立ち、運動会のリレーのアンカーになるような足の速い男の子は、どのクラスでもそれだけもクラスの人気者になる要素が十分だったことでしょう。

それがやがて中学生ともなると、モテる男子の勢力図は徐々に変化していきます。スポーツが得意なことは変わらずモテ要素としてあるものの、そこに今度は見た目のカッコよさや、頭の良さ、女子に対する優しさなども加わり、ただ運動神経が良いだけでは、特別目立ってモテるとは言えなくなる時期がやってくるのです。

それでも、今も昔も、体育の授業が得意な男の子がモテることには変わりないようですが、大人になってからは中身で勝負です。女性と同様に自分磨きを忘れず、より一層男らしさに磨きをかけることは、きっとのちのちモテる要素につながりますよ。